神尾楓珠と桜田ひよりが名曲「大きな玉ねぎの下で」をインスパイアした恋物語ですれ違う男女を好演「ペンフレンドで始まる恋愛もロマンがありますよね」
2025.2.7(金)
![神尾楓珠×桜田ひよりW主演のラブストーリー](https://hominis.media/2025/02/images/20250207_tamanegi_01.jpg)
1985年リリースのアルバム「しあわせ」に収録された爆風スランプの不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」。神尾楓珠、桜田ひよりをW主演に迎え、本作にインスパイアされる形で紡がれるヒューマンラブストーリー、映画『大きな玉ねぎの下で』が2月7日(金)に公開される。
本映画の舞台は、昼はカフェ、夜はバーになる店「Double」。それぞれ昼と夜のアルバイトで、一度も会ったことがないはずの丈流(神尾楓珠)と美優(桜田ひより)をつなぐのは連絡用の"バイトノート"のみだった。最初は業務連絡だけだったが、次第に趣味や悩みも共有するようになった2人は、"大きな玉ねぎの下(武道館)"で初めて待ち合わせをする。さらには、2024年から1989年までさかのぼり、手紙を通したもう1つの恋の物語も展開され、令和と平成を舞台に手紙やノートでのやりとりを通しての恋物語を描いていく。
デジタルの時代だからこそ見たい、"手書き"の温もりに包まれる本作でW主演を務めた神尾と桜田に話を聞いた。
![神尾楓珠、桜田ひより演じる2人が名曲「大きな玉ねぎの下で」でつながる](https://hominis.media/2025/02/images/20250207_tamanegi_02.jpg)
――――名曲をテーマにした作品ですが、出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
神尾楓珠「『大きな玉ねぎの下で』は誰もが知る名曲ですが、発表されたのは僕の生まれるずっと前。当時の時代背景など知らないことも多かったので、まずはその理解を深めなければと思いました。楽曲自体は、歌詞がストーリーのように読めて情景が浮かびやすかったですし、最終的にすごく切なくなる楽曲だと思いました」
桜田ひより「実際にあるヒット曲をモチーフにした作品はなかなかないですし、私自身も初めての経験だったのでワクワクしました。『大きな玉ねぎの下で』の歌詞の切なさが印象的で、楽曲を聴いて感じた想いもお芝居に反映できればいいなと思いました」
――――丈流が就職活動中の大学生、美優は看護学生ですが、役の印象や、お芝居で意識したことはありましたか?
神尾「僕が演じる丈流は等身大の大学生。就活が難航し、もがいているのですが、それを認めたくない気持ちは僕も分かる気がしますし、それが丈流のひねくれた感じにつながるのかなと思いました。なので、あまり作り込んだことはせず、丈流という人物の感情に共感しながら演じることを意識しました」
桜田「私が演じる美優は、ひたむきに夢を追いかける看護学生。自分のやりたいことが明確に分かっていて、気になったことや疑問があればきちんと相手に伝える女の子です。とにかく真っすぐな性格なので、ちゃんと相手の目を見ることを心掛けました」
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――――そんな中で、お2人の印象的なシーンを教えてください
神尾「ほろ酔いの丈流と美優が『大きな玉ねぎの下で』をアカペラで歌い、広げた手と手が思いがけず触れてしまうシーンです」
桜田「難しかったですよね」
神尾「"思いがけず"の感じを出すのにとても苦労しました。ついわざとらしくなってしまって。監督も含めて『どういう流れでいくのが自然なんだろう?』と、けっこう話し合いました」
桜田「最終的にはナチュラルにお芝居ができたと思います。OKをいただけたシーンは手の触れ方も含め空気感がすごく良かったですし。お酒の力で2人の距離が一気に縮まる、それまでと違ったお互いの表情が見られるシーンなので、ご注目いただきたいです」
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――――LINEなどではなく、手書きの"文字"で交流を深める丈流と美優。平成初期のシーンでは"文通"も出てきますが、そのようなアナログなやり取りはいかがですか?
神尾「相手のために手間をかけて書いたり送ったりするのって、今の時代じゃなかなか味わえない体験というか。しかもそれがモノとして残る。届くまでに時間が掛かったり、今よりもちょっと不自由だからこそ感じられる良さもあるだろうなと思います。ペンフレンドとか、そこで始まる恋愛というのもロマンがありますよね」
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桜田「SNSでコメントをいただくのもうれしいですが、ファンの方からたまにお手紙をいただくことがあって、それも本当にありがたいなって思います。便せんや封筒、ペンの色を選ぶ...など、いろんな時間や手間を割いてくれたのかなと思うとやっぱりうれしいです。今作でも感じましたが、誰かを想ってじっくり書いている時間ってすごくいいなと思います」
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――――お2人は日常で"手書き"をすることはありますか?
神尾「僕は本当にないですね。卒業アルバムの最後のページにメッセージを書いたくらいで...」
桜田「でも神尾さん、めちゃくちゃ字がキレイですよね」
神尾「ありがとうございます。母が達筆で、それを見て小さい頃から書いていたからかもしれないです」
桜田「私は誕生日プレゼントと一緒に直筆のお手紙を入れたりすることはあります」
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――――音楽をモチーフにした今作にちなんで、お2人の思い出に残る楽曲があれば教えてください。
神尾「ONE OK ROCKの『キミシダイ列車』です。高校を転校するときにみんなからメッセージカードをもらって、先生のカードに歌詞の一部が引用されていたんです。それでこの曲を知って好きになったのですが...後悔のないように生きたいなと思いました」
桜田「人生で最初に買ったCDの『Call Me Maybe』(カーリー・レイ・ジェプセン)です。当時すごく流行っていて、何かで耳にしたのをきっかけにすごく好きになって。何度も何度も聴いて、幼いなりに和訳も見たりしながら楽しんでいました」
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撮影=市村円香 取材・文=川倉由起子 スタイリスト=大内美里(神尾楓珠)、前田涼子(桜田ひより) ヘアメイク=井下成美(神尾楓珠)、池上豪(NICOLASHKA)(桜田ひより)
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