「劇場版プロセカ」小倉唯、降幡愛、本泉莉奈が声優として届けたい想いとは?「魂を込めて演じた言葉が誰かに届いていたらいいな」
2025.1.30(木)
2007年に誕生して以来、日本国内はもちろん、海外でも圧倒的な人気を誇る「初音ミク」を始めとしたバーチャル・シンガー。そんなバーチャル・シンガーたちが登場するアプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(以下:「プロセカ」)を原作としたアニメ映画「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」が2025年1月17日に全国公開された。
舞台は、音楽を中心としたサブカルチャーが盛んな街「シブヤ」と、人々の"本当の想い"が映し出された不思議な空間「セカイ」。ゲームには登場していない新しい「初音ミク」(以下:閉ざされた窓のセカイの初音ミク)が、「プロセカ」のキャラクターたちと出会い、成長していく姿を完全オリジナルストーリーとして描く。
今回、物語に登場する6つのユニットの中から、「MORE MORE JUMP!」(以下:モモジャン)の、花里みのり役・小倉唯、桃井愛莉役・降幡愛、日野森雫役・本泉莉奈にインタビューを実施。本作に寄せる想いなどを聞いた。
――劇場版では完全オリジナルストーリーが描かれますが、台本をお読みになった時の感想をお聞かせください
降幡「劇場版オリジナルのミクが現れることにびっくりしました。自分が演じる愛莉やモモジャンとどのように絡んでいくのかを見る中で、『こういう立ち位置でミクちゃんと接していくのか』という意外性をすごく感じました」
本泉「今までプロセカにお世話になってきたので、劇場版アニメになると聞いて、すごく嬉しかったです。どんなストーリーになっていくのかなというワクワクと、プロセカのテーマの1つでもある"想い"と、それを伝えようとする気持ちってすごく大事なんだなということを再確認できたのがすごく嬉しかったです」
小倉「時系列が少しさかのぼって、1年生の時のお話という、アプリとは別の物語が描かれるのが印象的でした。そして"閉ざされた窓のセカイの初音ミク"という劇場版ならではのミクちゃんが登場して、各ユニットやみんなと一緒にミクを救うという物語の中で、普段だったらなかなか絡むことのないキャラクター同士やユニット同士の絆や繋がりを描くところが、すごく印象的だなと思いました」
――劇場版アニメだからこそ描けた「プロセカ」の魅力は、どんなところですか?
小倉「『アプリとは違った魅力があるな』というのが、この劇場版の台本を読んだ時の第一印象だったんです。アプリでのキャラクターの魅力やユニットの魅力ももちろん描かれているんですけど、アプリでは描ききれないユニットを超えた繋がりが描かれていたり、スケールの大きさが、すごくオリジナリティがあるなと感じましたね。そして、実際のアニメーションやライブシーンに関しても、普段のアプリとはまた違ったアプローチでの表現になっているので、本当に劇場版ならではの魅力に溢れている作品だなと思います」
降幡「アプリの時からなんですけど、もうスタッフの皆さんの愛が常にすごいなって思っていて!劇場版でも、1つ1つをこぼすまいというか、もうあれもこれも入れたいというのがすごく伝わってきて。だから、いろんなものを飛び越えての劇場版アニメ化だったんだなと思っています。劇場版だからこそ、どなたでもご覧になっていただけますし、今までプロジェクトセカイに触れてこなかった方にも、ぜひ見ていただいて、オリジナルのアプリを始め、たくさんあるコンテンツにもご興味を持ってもらえるきっかけの1つを今回いただけて、本当に嬉しいなと思います」
本泉「アプリゲームの方でも、3DMVのクオリティもどんどん上がっていきますし、演出や衣装だったり、表情だったりに、本当にみんなの愛がいっぱい詰まっていて。小さな端末でもその愛を感じていたのに、今度は劇場の大スクリーンと最高の音響環境で味わえると考えると、もう早く包まれたいです!しかも、今回のライブシーンでの楽曲が書き下ろしで、そこも山場の1つになっています。もう、私も早く映画館で観たいんです!(笑)」
――本作は「想い」がテーマとなっていますが、皆さんが声優というお仕事を通して、多くの方に伝えたいと願っている「想い」がありましたら教えてください
小倉「私は、もともと人が悩んだりした時に寄り添えるような心理カウンセラーを目指していたのですが、今のお仕事と通ずるものがあるなと思っていて。プロセカのような作品に出会ったり、キャラクターの言葉を聞いたりする中で、目指したい未来に向かって背中を押してもらえたという経験がある方も多いと思います。そんな風に、どこかで誰かの支えとなるような、役を通して、魂を込めて演じた言葉が誰かに届いていたらいいな、という想いでいつも演じています」
降幡「私は、好きなものはずっと追いかけていれば、いつか叶うと思っていて。愛莉も遠回りはしたし悔しい思いもたくさんしたけれど、自分の好きなものやアイドルに一直線で。そこが、私も声優を目指して上京して...というところですごく重なる部分があったので、私みたいな普通の人間でも、夢を諦めなければ叶うぞっていうのは、自分の声を使って皆さんに届けたい想いですね」
本泉「楽しむことのすごさ、そして自分に素直でいたい、という2つの想いがあります。これだけのいろんなものに溢れている世の中で、『自分はこれが好き!』と言えるのってすごいことだと思っていて。私にとってプロセカはその1つでもあるんですけど、好きなものを楽しむ時に生まれるワクワクキラキラした気持ちがあるだけで、日常が輝くんですよね。声優というお仕事させていただいている中で、自分がお世話になっている作品を観て、皆さんの琴線に触れるものがあったりしてくれたら、とても嬉しいなあと思っています。そして、時には自分のことを大事にできなくなっちゃう時も、好きなものや好きなことがあることで、いつもの自分を取り戻せる時もあるんじゃないかなと思っているので、『みんな好きなことができる人生であれ!』という願いを皆さんに伝えたいです」
――映画を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします
小倉「いよいよプロセカが劇場版アニメになったということで、アプリとはまた違う世界観や、劇場版ならではの魅力をぜひ発見していただきたいです。プロセカを今まで知らなかった方にも、これをきっかけにプロセカという世界観や作品の魅力が届けばいいなと思っていますので、ぜひ劇場版をきっかけに、アプリも引き続き楽しんでいただけたら嬉しいなと思います!」
降幡「劇場版アニメをきっかけに"プロセカ沼"にハマってほしいなと思いつつ、やっぱり推しキャラをこの劇場版で見つけてもらって、何度でも足を運んで、『この表情が見たいな』とか『この歌もう1回聴きたいな』と思ってもらえたら嬉しいです!」
本泉「もともとプロセカをプレイしてくださっている方は、期待感もすごいと思うんです。それももちろん最高潮に持っていただいて、劇場版に臨んでいただきたいですし、今回の劇場版で初めましての方へも、とても素敵な入口になっているという、もういいとこどりな作品なので、ぜひぜひ劇場でたくさん見ていただきたいです」
撮影=皆藤健治 取材・文=中村実香
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