葵わかな、『インフルエンス』以来となるTravis Japan・宮近海斗の印象を明かす「まさに聖っぽいなと思いました」
2025.1.10(金)
2025年1月11日よりテレビ朝日系で放送がスタートするオシドラサタデー『ホンノウスイッチ』で宮近海斗(Travis Japan)とW主演を務める葵わかな。物心つく前からずっと一緒だった幼なじみが、大人になった今、長年封印してきた自分の気持ちと向き合い、《遅れてきた初恋》を始める心温まるピュアラブストーリーとなる本作で、葵は秋山聖の幼なじみで同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和を演じる。
2024年も目覚ましい活躍を見せた葵に、作品の魅力や『インフルエンス』(2021年)以来、2度目の共演となる宮近の印象、2025年に挑戦したいことなどを語ってもらった。
――本作の出演にあたって、葵さんは「チャレンジになる」とコメントされていました。実際に作品と関わってみて、どんな部分で挑戦だと感じましたか?
「恋愛ドラマをあまり経験したことがなかったんですよ。恋愛って、多くの人が共感しやすいテーマでありながら、いざドラマや作品として描こうとすると、その"リアルさ"と"ファンタジー"のバランスを取るのが難しい。恋愛は多くの人が経験しているからこそ、リアルすぎると現実的すぎてしまうし、逆にファンタジー寄りにしすぎると非現実的になりすぎてしまう。その両立が大変だという意味で挑戦でした。どうやって素敵に見せるかという部分で、監督がいろいろ演出してくださるんですけど、それでも、『こういう風に見せたい』と思ったことが、実際に現実的な動きに落とし込もうとすると、意外とうまくいかなかったりすることもあって。そういう意味で、描きたいことと、実際の動きが不自然にならないようにする兼ね合いって、恋愛ドラマの難しい部分だなと思います」
――共感しやすいテーマであるからこその難しさがあった
「これは自分が勝手に感じていることなのですが、恋愛って多くの人にとって身近なものなので、それぞれが自分なりの恋愛観を持っているからこそ、ちょっとした違和感でも気づかれてしまう。たとえば、魔法使いの話だったら、観る側は魔法使いになったことがないから、『魔法使いってそういうものか』ってなるじゃないですか。だから、恋愛ドラマを作るには、本当に丁寧に作らないと、観ている人に違和感を与えてしまうと思うんです。その辺りの難しさもあって、恋愛ドラマってすごく繊細なジャンルだなと感じますね」
――本作では幼なじみの恋愛が描かれていますが、ストーリーについてどのように感じましたか?
「幼なみじとの恋愛って、やっぱり少女漫画の定番で、昔から多くの人に愛されている設定だと思います。自分自身も、読んできた少女漫画の中にそういうテーマがあったりして、改めて素敵だなと感じました。今作は、高校生のような若い頃の恋愛ではなく、大人になって、それぞれがいろいろな寄り道を経てから、再び幼なじみと恋愛をするという設定なんです。初恋をもう一度やり直すような、そんな恋愛模様が描かれていて、共感してくださる方や、素敵だなと思ってくださる方が多いんじゃないかなと思いました」
――葵さんが演じている星小和とは共通点もあるとコメントされていましたが、どんな印象を受けましたか?
「私自身も26歳なので、飾らないまっすぐな姿に共感できました。26歳ならではの仕事の環境や、新しい責任を任され始める感覚、とてもリアルだと感じました。きっと同じ年齢の方々にも響く部分が多いんじゃないかなと思います」
――どのように役作りをされたのでしょうか?
「幼なじみという設定ではありますが、幼なみじだった頃の具体的な映像は描かれていないので、どれくらい、どのように仲良くしてきたのかという部分はある程度想像しなければならないところがあって。ただ、撮影が進む中で、2人の穏やかな雰囲気がずっと続いているのを感じました。その穏やかさは恋人同士になった後も変わらず流れているので、これまでの間も、きっと同じような穏やかで心地よい時間を共有してきたのではないかと想像しながら演じています」
――秋山聖役の宮近海斗さんとは『インフルエンス』以来となる共演なんですよね。
「おそらくちゃんと会話をしたのは今回が初めてだと思います。以前、『インフルエンス』の時には挨拶程度で、役としてセリフを交わすこともなかったので、ほぼ初めましてという感覚でしたね」
――今回共演されてどんな印象を受けましたか?
「『インフルエンス』での宮近さんの役柄が怖くて、少しヤンキーっぽい雰囲気もあったので、そのイメージが自分の中でとても強かったんです。なので、今回お会いする前は、クールで少し怖い感じの方なのかなと思っていて(笑)。でも、実際にお会いしてみたら、とても穏やかな方で驚きました。自分の中では『インフルエンス』での宮近さんの役と、今回の聖役が結構かけ離れた印象だったんですけど、本読みなどでご一緒してみると、『実は宮近さんは聖寄りなのかもしれない』と感じました」
――たとえば、どういったところで感じましたか?
「いつも本当にニコニコしていて、怒ったりすることがないって聞いていたので、聖っぽいなって。それに、お忙しいはずなのにテンションの変動がほとんどなくて、『今日は疲れてそうだな』とか『今日はすごく元気だな』って感じることがなくて常にフラットで穏やかなんです。それって実はすごく難しいことだと思いますし、あまり見ないタイプだなと感じ、そういう穏やかな雰囲気も、まさに聖っぽいなと思いました」
――撮影中はどんな話をすることが多いですか?
「何話してたかな...(笑)。スタッフさんも含めて、宮近さんが出演された番組をみんなで見て、『昨日見ましたよ』みたいな話をすることが多いですね」
――現場ではどちらがリードされるんですか?
「割と各々自由にやってる感じがしますね。特にリードするもされることもなく、私がすることもなく。そこもなんか幼なじみっぽくていいのかなって思いますね」
――小和は聖に対して安全な位置にいることを選びましたが、もし葵さん自身が小和の立場であれば、どんな選択を取りますか?
「難しいけど、今回の聖みたいに、相手がちょうど振られたタイミングで相談をしてくれるとか、そういうきっかけがあれば、関係性を変えようと勇気を振り絞るのもありだと思います。ただ、私個人の考え方としては、愛情にはいろいろな種類があると思っていて。家族のような愛情、友達としての深い絆、そして恋人としての特別な愛情など、それぞれがスペシャルなんだと思います。なので、友達のままだとしても、お互いが幸せでいられる関係なら、それも素敵なんじゃないかな、と思いますね」
――小和の選択も葵さんの中では共感できるものだったんですね。
「そうですね。『分かるな~』と思いながら見ていました(笑)」
――2024年は『セツアンの善人』や『おいち不思議がたり』など多くの作品に出演されましたが、2025年に新たにチャレンジしたいことはありますか?
「昨年は久しぶりに海外旅行に行けたんですよ。コロナ禍の前の2019年以来の旅行だったので、本当に楽しくて。来年はもっといろいろな場所に行けたらいいなと思っています。あとは時間ができたら新しい趣味を見つけたり、新しいことに挑戦したりしてみたいですね」
――行ってみたい国はありますか?
「イタリアには行ったことがないので、行ってみたいと思っています。フランスには以前何度も訪れたことがあって、すごく好きな国なので、改めて行ってみたいです。これまで仕事で行くことが多かったので、今度は遊びで行きたいですね」
――素敵ですね
「あとは、あまり知られていないような、『なんでそこに行ったの?』と思われるような島にも行ってみたいです(笑)」
取材・文=川崎龍也
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