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超ときめき♡宣伝部、アルバム『ときめきルールブック』に込めたグループの今 それぞれの推し曲も語る

2024.12.14(土)

『ときめきルールブック』をリリースした超ときめき♡宣伝部
『ときめきルールブック』をリリースした超ときめき♡宣伝部

「最上級にかわいいの!」のTikTok総再生回数が12億回を超えるなど、2024年のアイドルシーンを賑わせた超ときめき♡宣伝部が、2024年12月4日 にニューアルバム『ときめきルールブック』をリリースした。アルバム『ときめく恋と青春』から約10ヶ月ぶりとなる今作は、アルバムのリード曲「こんなあたしはいかがですか」、ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』のオープニング主題歌「プリンセスヒーロー」、吉川ひよりの作詞曲「未完成ガール」など、今の超ときめき♡宣伝部を知れるアルバムとなっている。

HOMINISでは、超ときめき♡宣伝部にインタビュー。アルバムに込めた想いやそれぞれの推し曲、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブについて語ってもらった。

アルバムに込めた想いを語る超ときめき♡宣伝部

――2024年は超ときめき♡宣伝部にとって大きな1年だったのではないでしょうか?

坂井「今年はめまぐるしく過ぎていった1年でした。アルバム制作はもちろんのこと、いろいろな番組やCM、さらには大型ライブが次々と決まって、一つひとつに全力で向き合ってきましたし、これまで以上に多くのファンのみなさんに支えられているんだなと実感できました。そんな充実した1年に、アルバムを2作もリリースすることができてすごく嬉しいです」

――今回リリースされるニューアルバム『ときめきルールブック』のコンセプトについて教えてください。

小泉「リード曲の『こんなあたしはいかがですか』が表しているように、私たちの"取り扱い説明書"のようなアルバムになっています。これまでも恋や青春をテーマにした楽曲を多く発表してきたのですが、このアルバムではさらに私たち自身を深く知ってもらえる内容になっているんじゃないかなと思います。それぞれの曲が個性豊かなので、ファンのみなさんにはきっと『こんな一面もあったんだ』と思ってもらえたら嬉しいです」

――アルバムの中から、それぞれの推し曲を教えていただけますか?

辻野「私が選ぶのは『発見!ポジティブ☆モンスター!!』です。初めて完成した音源を聴いた時に、『え、とき宣路線変更するの!?』って思ったくらい、ユーモラスな楽曲で驚きました。でも、よく歌詞を見てみると、前向きですごく元気をもらえる曲なので、何か嫌なことがあっても、この曲を聴けば、元気になれるんじゃないかなと思います」

「私も『発見!ポジティブ☆モンスター!!』推しなんですけど、もうひとつお気に入りを挙げるなら『超最強』です。とき宣って恋や青春がテーマの楽曲が多いのですが、この曲は「推し活」に焦点を当てた新しい楽曲になっています。今、推し活ブームだったりする中で、何か好きなものがある人にはすごく共感できると思いますし、きっととき宣を応援してくれているファンの方はより感情移入できると思います」

坂井「私は『ときどきセンチメンタル』が好きです。この曲はSILENT SIRENのすぅさんが作詞してくださったのですが、すぅさんには以前も『ラヴなのっ♡』を書いていただいたことがあるんです。切ない歌詞と可愛らしいメロディーが絶妙で、一度聴いただけで心に刺さる楽曲で、初めて聴いた時から好きになりました」

小泉「私の推し曲は『ちょま』です。初めて歌詞を読んだ時、これまでのとき宣にはない歌詞だったので『えっ!?』と声が漏れました(笑)。というのも、この曲は私たちが浮気相手になる曲なんですよ。でも、アレンジはとてもかっこよくて、一度聴くと中毒性があるので、きっとファンのみなさんにも楽しんでもらえると思います」

――「ちょま」はそのままの意味なんですよね?

小泉「そうです! タイトルだけ見たら可愛い曲なのかなって思うけど、曲を聴いたら『何この曲?』みたいな(笑)。私たちは浮気相手になったことがないので、初めて浮気相手にチャレンジしたいなと思っています」

――なかなかないシチュエーションですよね

小泉「なかなかないですし、本来は良くないシチュエーションなので危険なんですけど、たまには私たちが浮気相手っていうのもいいかな、なんて思います(笑)」

菅田「私は『こんなあたしはいかがですか』が一番好きです。この曲は、私たち自身の魅力や個性をストレートに伝えてくれる曲で、コレサワさんが私たちのために作詞作曲してくださった特別な1曲です。歌詞にある1、2、3の約束事はライブでも一緒に盛り上がれそうなポイントなので、ぜひ注目してほしいです」

吉川「私の推し曲は『未完成ガール』です。実はこの曲、私が初めて作詞を担当したんです。ずっととき宣の曲を作りたいなと思っていて、ようやく完成した曲なのですが、ツアー中に感じた思いをそのまま歌詞に落とし込みました。『未完成』という言葉は少しネガティブな響きもあるかもしれないのですが、それでも私たちを応援してくれるファンの人がいるから今の私たちがいるんだよっていうことを伝えたくて書いた曲なので、ファンの方が喜んでくれたらいいなと思います」

――以前から作詞は書き溜めていたんですか?

吉川「日常生活でこういうワードいいなと思った時に書き留めておいて、いつか広がればいいなって思っていました。完成したらスタッフさんに送るというのは何度か繰り返していて、今回に関しては自分の中で手応えがあったので、深夜にまとめて、朝になってすぐにスタッフさんに送りました」

――普段から種はまいていたんですね

吉川「そうですね。いつかできたらいいなっていう。ずっと自分で作詞したいとは思っていたものの、ちょっと恥ずかしかったりもしたので、メンバーにもお母さんにも言ってなかったんです。だから、ようやく実現できてすごく嬉しいですね」

坂井「ずっと一緒にやってるメンバーだからこそ共感できる歌詞だなと感じました。Bメロで私が歌うパートがあるのですが、特に共感できるんです」

辻野「『未完成ガール』ってすごくいいなと思って。私たちは何も知らない状態からスタートしたグループで、本当に1からすべて学んで作り上げていったので、私たちのこれまでを表しているなと感じました。そんな私たちだからこそ歌える曲なのかなと思いましたね。ひよりんに『この曲いつ書いたの?』って聞いたら、ツアーが終わった日に舞い降りて来たって言っていてすごいなって(笑)」

小泉「かっこいい!」

――天才の発言ですね

辻野「メンバーにも天才がいたんだってびっくりしました(笑)」

吉川「事実です。本当に。でも、今回はたまたまパズルのピースがハマったというか。タイミングが重なって生まれた曲でもあるので、形にできて良かったなって思います」

――2024年もまもなく終わりますが、今年は個人にとってどんな1年でしたか?

坂井「夢が叶った年です。私たちが目標としていた横浜アリーナや『THE FIRST TAKE』に出演することができてすごく充実した1年でした」

辻野「願いって言わなきゃ実現しないことがわかったので、言葉に出すことの大切さを実感した年です」

「最強の年でした! 個人としても20歳になる年だったので、今まで以上に気合いが入っていて。普通の年にしたくないと思っていたのですが、横浜アリーナに立つことができたり、CMが決まったり、想像していた以上にすごい年になりました。私、占い師の方にも『今年あなたすごい年だよ』って言われていたので、最後の最後まで駆け抜けていきたいです」

小泉「多くの人に知ってもらえた年でした。『Mステ』や『THE FIRST TAKE』など、今まで私たちのことを全く見たことのない方にもきっと知っていただけた年になったと思うので、この勢いを来年も維持していきたいです!」

菅田「ワクワクする年でした。新しいことに挑戦するたびにドキドキしました」

吉川「楽曲にかけて最上級!『最上級にかわいいの!』があったからこそ、今の私たちがあるのかなと思っています。でも、もっともっと上を目指していきたいなって思います」

――12月28日には、さいたまスーパーアリーナにて『行くぜ!超ときめき♡宣伝部 at さいたまスーパーアリーナ 〜超ときめきクリスマス〜』が開催されます

辻野「きっとさいたまスーパーアリーナでは初めて私たちを見る方も来られると思うんです。初めてライブを見る方は、とき宣って可愛い恋愛ソングを歌うアイドルグループというイメージがあると思うんですけど、意外と熱いライブをするんだとか、こういうパフォーマンスもできるんだと感じてもらって、もっと好きになってもらえるようなライブにしたいですし、来年につなげていけるようなパフォーマンスを見せられるように頑張ります!」

取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI

リリース情報

『ときめきルールブック』
2024年12月4日 リリース

「行くぜ!超ときめき♡宣伝部 at さいたまスーパーアリーナ 〜超ときめきクリスマス〜」
2024年12月28日(土) 開場15:00 / 開演16:30
会場:埼玉・さいたまスーパーアリーナ