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反町隆史主演の「GTO」が26年ぶりに復活!松嶋菜々子、小栗旬ら当時のキャストに加え、新キャストも登場する「GTOリバイバル」

2024.6.22(土)

26年ぶりに反町隆史が鬼塚英吉を演じて話題となったスペシャルドラマ「GTOリバイバル」が、7月14日(日)に日本映画専門チャンネルで放送される。連ドラ時の人気キャスト、池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬らが集結したほか、ヒロイン役だった松嶋菜々子も出演。さらに新キャストとして、岡崎紗絵、小手伸也、八木莉可子、畑芽育、日向亘らフレッシュな面々が加わり、本作を盛り上げている。

暴走族の元リーダーでその指導方法は荒唐無稽。だが彼の指導を受けた生徒たちは不思議と改心していく...そんな伝説の教師・鬼塚だったが、コンプライアンスが厳しくなった昨今、数々の学校をクビになり、現在は出前の配達員をしていた。そんなある日、かつての教え子・菊池善人(窪塚)らに頼まれ、私立相徳学院高校へ赴任することに。着任早々、"裁ノカ笑(さいのかわら)"と名乗るインフルエンサーの動画投稿がきっかけで生徒の退学問題が発生。相手の顔も分からない、真偽のほども疑わしいSNSに踊らされ、右往左往する教育現場の現状にあぜんとする鬼塚。彼が副担任となった3年1組には、政治家の娘で優等生の市川すずか(八木)、父親の会社が倒産し生活が一変した遠藤凛(畑)、野球推薦で入学するもケガで挫折した宇野晴翔(日向)らがいる。生徒たちは私生活での悩みに加え、いつ裁ノカ笑のターゲットにされるかもしれないと怯え、窮屈な学校生活を送っていた。そして、ある出来事をきっかけに裁ノカ笑のターゲットにされてしまった鬼塚は、彼ならではの、ハチャメチャだけど芯を突く、あっと驚く行動に出る。SNSが怖くて言いたいことも言えない現代、悩み多き令和の高校生を前に、これぞグレートティーチャー!な熱血授業を展開する。

「ムチャやって許される時代は終わった」

親友・冴島龍二(藤木直人)にそう諭される鬼塚だが、いや彼だけは変わらない。平成でも令和でも、生徒たちの味方であり続けるのが、GTO(グレートティチャー鬼塚)なのだ。事なかれ主義の大人に失望し、未来への絶望感を抱き、虚無の中にいる生徒たちに、真正面から向き合い、ぶつかっていく。SNSに惑わされるな、今目の前にいる仲間を信じろ、そんな強いメッセージを反町が迫真の表情で生徒たちに送る。

彼の言葉は現代を生き抜くためにはきれいごとかもしれない、青臭いかもしれない、だけど鬼塚のように生きられたら...若者だけじゃない、大人にも刺さるのが「GTO」だ。反町の代表作とも言える本作、26年の時を経たとは思えない、破天荒でチャーミングで憎めない鬼塚英吉がそこにいる。なつかしさと前向きになる力を与えてくれる秀逸作である。

文=石塚ともか

放送情報【スカパー!】

GTOリバイバル
放送日時:7月14日(日)21:10~
※7月13日(土)・14日(日)連日15:00~反町隆史主演の「GTO」シリーズを一挙放送
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合があります