ジョン・ヨンファ(CNBLUE)やチャウヌ(ASTRO)も抜群の存在感！「KCON JAPAN 2024」を支えた実力者たちの圧巻のステージ

2024.6.20(木)

5月10日～12日の3日間に渡って幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアムで開催された世界最大級のKカルチャーの祭典「KCON JAPAN 2024」。歴代最多となる総勢44組ものアーティストが出演した今年の特徴は、やはりZEROBASEONE、TWS、BOYNEXTDOOR、ILLITといった"第5世代"の躍進ぶりに尽きる。彼らを取り巻くファンダムの熱狂度は、今年から自由に観覧可能になったKCON恒例の交流イベント"MEET＆GREET"の盛況ぶりにも表れており、KCON史上最多を記録した観客数(14万人)からも窺える。

その一方で、初のスタジアム開催となったメインプログラムのコンサート"M COUNTDOWN STAGE"では、ホストを務めたCHA EUN-WOO(チャウヌ)やJUNG YONG HWA(ジョン・ヨンファ)、各日のヘッドライナーを務めたKEY(SHINee)、TAEYEON(少女時代)ら、実力派のソロアーティストが存在感を発揮。そのコンサートの模様がスペシャル版「KCON JAPAN 2024×M COUNTDOWN」として6月20日(木)にMnetにて日韓同時放送(日本語字幕版は7月12日(金)に放送)される。

■ "腹チラ"ダンスに歓声！CHA EUN-WOO(チャウヌ)のセクシーなパフォーマンス

5月11日に行われた"M COUNTDOWN STAGE"のホストは、"顔の天才"と称される抜群のビジュアルで俳優やMCとしても幅広く活躍するCHA EUN-WOO(チャウヌ)が担当。ASTRO(アストロ)のメンバーとしてデビューしてから8年、初めて発表したソロアルバム「ENTITY」(2月15日発売)が話題を呼び、6月29日(土)・30日(日)には単独コンサートのアンコール公演も行われるなど、日本でも抜群の人気を誇っているトップスターだ。

前髪をアップにし、その完璧なビジュアルを露わにしたシックなスタイルで登場すると、会場がどっと沸き、大歓声を集めていたCHA EUN-WOO。日本語を交えたMCではファンが掲げるボードを読むサービス精神を見せるなど、ツボを押さえたトークで会場の一体感を作り上げていく。

「色んなアーティストのステージを見ていたら、早く出たくなった」と気合い十分で再登場したソロアーティストとしてのステージでは、前髪を下ろしたスタイルにチェンジすると、ソロアルバム「ENTITY」から2曲を歌唱。バラード曲「STAY」では甘い歌声を響かせ、「Fu*king great time」のパフォーマンスでは、服をまくり上げ、鍛え上げらえた腹筋をチラリと覗かせるサービスショットも連発。その度に会場から悲鳴のような歓声が沸き上がり、MCの顔とはまた違った、色気たっぷりのセクシーなダンスで多くのファンを魅了していた。

■「オレのことスキでしょ。」OSTも！JUNG YONG HWA(ジョン・ヨンファ)による一体感を生む巧みなライブ

一方、5月12日に行われた"M COUNTDOWN STAGE"のホストは、CNBLUEのフロントマンとしても活躍するJUNG YONG HWA(ジョン・ヨンファ)が担当。自身の誕生日である6月22日(土)に単独ソロツアーの東京追加公演を控える彼は、KCONでも"MEET＆GREET"に参加しファンと交流を楽しんだり、"KCON STAGE"で事務所の後輩グループ・P1Harmonyとコラボしたりと、多彩なステージを展開。流暢な日本語を織り交ぜながらのMCも、観客のテンションを随所で引き上げるなど巧みなトークで進行し、ベテランならではの確かな存在感を示した。

シックな黒のセットアップからベージュのスーツへとチェンジして再登場したパフォーマンスでも、ライブ巧者ぶりを発揮し、会場のボルテージを一気に引き上げていくJUNG YONG HWA。ソロ曲「Your City」では会場を縦横無尽に駆け回りながら、パワフルな歌声を響かせ、確かなキャリアに裏打ちされた実力でファンの心を捉えていく。

さらには2011年の主演ドラマ「オレのことスキでしょ。」のOST「You've Fallen for Me」の歌唱前には観客にサビの一部をレクチャー。「俺のこと好きでしょ？」と甘い笑顔でセリフを再現して曲に突入すると、サビでは大合唱が響き渡るなど、会場中を笑顔にする一体感を演出してみせた。

■Red Velvet 、KEY(SHINee)、TAEYEON(少女時代)...SM Entertainmentの実力派が揃った圧巻のライブ

他にも、今年8月にデビュー10周年を控える"レドベル"ことRed Velvet(レッドベルベット)が5月11日の"M COUNTDOWN STAGE"に登場。メインボーカルのWENDY(ウェンディ)が踊りながらとは思えないほど圧倒的な歌唱力を響かせ、質の高いパフォーマンスを見せつけた。

Red Velvetに続いて登場したSHINeeのKEY(キー)もまた、今年5月にデビュー16周年を迎えたレジェンド。ソロでは初参加であり、スタジアム開催となった「KCON JAPAN 2024」の大舞台に「重圧を感じる」と流暢な日本語で語っていたものの、登場するやいなや、オーディエンスを畳みかけるように煽り、会場の空気を一変させてしまう。

「Gasoline」のハードなパフォーマンスでファンの視線を奪うと、「この体はもう16歳じゃないから少し休憩が必要」と自虐トークで笑いを誘う場面も。もはやネイティブ並みの日本語のMCもさることながら、2018年の日本ソロデビュー曲「Hologram」や、2枚目のソロアルバムに収録された「Good & Great」といった多彩なソロ曲で、"万能(オールマイティ)キー"と呼ばれる実力を存分に発揮。ライブを心から楽しむような余裕たっぷりのステージングを見せた。

そしてKEYの先輩であり、公私共に仲が良いことで知られるTAEYEON(テヨン)が、5月12日の"M COUNTDOWN STAGE"のラストに登場。「KCON JAPAN 2024」を締めくくるヘッドライナーとしての大役を見事に務め上げた。

2023年11月に発表した5枚目のミニアルバムに収録されているR＆Bナンバー「To.X」で会場を神秘的なムードで包み込むと、バラードナンバー「VOICE」では情感たっぷりにパワフルな歌声を響かせ、「INVU」ではダンサーを従え貫禄たっぷりのステージを展開した。

MCではあまり多くを語らなかったTAEYEONだが、少女時代としてデビューしてから間もなく17周年を迎える彼女が放つオーラは圧倒的。第5世代が台頭する現在のK-POPシーンにおいて、第2世代を代表する少女時代やSHINeeのメンバーがヘッドライナーを務めていたこともまた印象に残った。

7月26日(金)〜28日(日)には、香港、日本に続き、アメリカ・ロサンゼルスにて「KCON LA 2024」の開催が決定。日本同様、K-POPの各世代を代表するグローバルアーティストが多数ラインナップされている。世界中に波及しているK-POPのファンダムの熱狂は、まだまだ止みそうにない。

文＝HOMINIS編集部

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