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続編の公開に期待が高まる映画「キングダム」で山崎賢人、吉沢亮、清野菜名らが見せるアクションが圧巻

2023.3.1(水)

「キングダム2 遥かなる大地へ」に出演する山崎賢人
「キングダム2 遥かなる大地へ」に出演する山崎賢人

2019年に実写映画化された「キングダム」、2022年に公開された「キングダム2 遥なる大地へ」は共に大ヒットを記録し、シリーズ累計興収が100億円を突破した。シリーズ第3弾となる「キングダム 運命の炎」の公開も決定し、ますます注目が集まっている中、「キングダム2 遥なる大地へ」がWOWOWで放送される。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

中国・春秋戦国時代が舞台の本作で、主演の山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)が演じているのは戦災孤児として育った青年・信。第1弾で幼なじみであり親友の漂を亡くした信は、第2弾では漂と交わした「天下の大将軍になる」という夢を叶えるべく、初陣である「蛇甘平原の戦い」に果敢に挑んでいく。前作では漂と、秦国の若き王の2役を演じた吉沢亮は、本作では「中華統一」という果てなき夢を抱く王・嬴政のみを演じている。また、伝説の暗殺一族「蚩尤しゆう」の1人である原作漫画の人気キャラクター、羌瘣を清野菜名が演じたことも話題となった。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

艶やかでミステリアスな雰囲気を纏う王を演じた吉沢と、アクション女優としての実力を余すことなく発揮した清野。そして、「勇者」の名にふさわしい熱量とアクションで信と一体化する演技を見せた山崎。多勢に無勢の状況の中で繰り広げられる決戦のシーンはスケール感たっぷりだ。怖いもの知らずの戦い方とアクロバティックなアクションで戦況を変えていく山崎は、主演にふさわしい吸引力で観る者を魅了した。

■山崎と清野の人間離れしたアクションが凄すぎる!

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

隣国「魏」が国境を越えて侵攻を開始したという報せが届き、信は歩兵として戦に向かうことに。その道中で同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会し、謎の歩兵・羌瘣らと残り者同志で伍(5人組)を組むことになるが、「秦」と「魏」では兵の数も武器も比べものにならないほどの差があり、どう考えても負け戦。恐怖のあまり尾平は思わず嘔吐してしまうが、信は「これが本物の戦場か」と目を輝かせ、突撃命令が出るやいなや、最前線を全速力で走っていく。

念願だった続編に臨むに当たって、山崎は数カ月に及ぶアクション練習で多くの技を会得したということだが、その身体能力はもはや神レベル。吉沢演じる王に突如襲いかかった刺客と対峙するオープニングシーンでは、スタントマンなしで挑んだという痛快な戦いっぷりを見せてくれる。姉を殺された過去を持ち、復讐のために戦に参加する羌瘣は、女性ということを隠した謎めいたキャラクター。そんな羌瘣が、舞うような華麗なアクションで敵を次々と斬っていくシーンは圧巻で、さすが清野と思わせられる。かけがえのない人を失った2人が心の内をぶつけ合うのも、心に深く刻まれる場面だ。

■将軍たちの戦に臨む姿勢から学びを得た信の修行は続いていく

数えきれない兵士が命を落としていった戦の中、最後まで最前線で戦った信。そのギラギラした闘争心と本能に従う戦術は将軍たちからも一目置かれることになるが、戦を見物に訪れた秦国六大将軍の一人、王騎(大沢たかお)からの進言や将軍になる人間の器を目の当たりにし、現状に甘んじずに、また前へと歩き出していく。

第3弾では信と王騎が初めて同じ戦場に立ち、若き王の知られざる過去が暴かれるとのこと。山崎、大沢、吉沢らによってどのように物語が紡がれていくのかを想像しながら、前作を改めて観てほしい。

文=山本弘子

放送情報

キングダム2 遥かなる大地へ

放送日時:2023年3月18日(土)20:00~
チャンネル:WOWOWシネマ

放送日時:2023年3月19日(日)17:30~
チャンネル:WOWOWプライム

※放送スケジュールは変更になる場合がございます