ジェジュンら、「5人の男神」のコラボに熱狂！奇跡の5ショットともいうべき一期一会の超プレミアステージ

2024.5.11(土)

SEVENTEEN、Stray Kids、NewJeansらが大賞を受賞し、錚々たるグローバルアーティストや俳優が一堂に会したアジア最大級のエンターテインメント授賞式「2023 ASIA ARTIST AWARDS(以下、AAA)」。

そのプレショーとして初開催された"ビギニングコンサート"の「男神(ナムシン)」(2023年7月8日開催／横浜・ぴあアリーナMM)には、「2022 AAA」の受賞者でもあり、韓国エンターテインメントをリードする5人のトップスターが顔を揃えた。彼らの貴重なコラボも大きな反響を呼んだ同コンサートの模様が、5・6月にホームドラマチャンネルにてTV初放送される。

出演者は、アジアを代表するパフォーマンス・アーティストのジェジュンをはじめ、「海街チャチャチャ」(2021年)で注目されたキム・ソンホ、NU'ESTのメンバーとして活動し、「還魂」(2022年)など俳優としても活躍するファン・ミンヒョン、「君の夜になってあげる」(2021年)のイ・ジュニョン、「流れ星」(2022年)のキム・ヨンデといった日本でも人気の豪華な顔ぶれ。このイベントでしか見られない特別なプログラムが大観衆を沸かせた。

シルエット越しの5人の登場から大歓声に包まれた昼公演は、SUPERNOVAのパク・ゴニルが司会を務める中で進行。1人ずつ最初の挨拶をすると、次は5人の幼少期の写真がモニターに映し出され、「あなたは誰ですか？」のコーナーが始まった。

それぞれの写真の下には、本公演のタイトルにちなんで"○○の神"のキャッチフレーズが記されていて、写真から生の本人映像へと入れ替わる形で答えが明かされていくと、会場は大盛り上がり。イ・ジュニョンは"ラブコメの神"、キム・ソンホは"アクションの神"、ジェジュンは"ステージの神"、ファン・ミンヒョンは"ファンタジーの神"、キム・ヨンデは"メロの神"...と発表された時の、各自のチャーミングなリアクションもファンを楽しませた。

その後は多彩なソロステージがスタート。トップバッターのキム・ヨンデは、「流れ星」のOST「そうして君は僕の秘密になった」を情感たっぷりに歌い、ギターの弾き語りで披露したMAKTUB＆ク・ユンフェの「Marry Me」では、包容力のある甘い歌声を響かせた。次はイ・ジュニョンで、清水翔太の「Curtain Call (feat. TAKA)」を日本語でパワフルに熱唱。流暢な日本語で楽しいトークも展開し、後半はダンサーと共に"JUN"としてのソロ曲「Phenomenal World」や「Come Alive」で迫力のパフォーマンスを見せつけていた。

3番手はファン・ミンヒョン。1stソロアルバムのタイトル曲「Hidden Side」や日本語のバラード曲「恋する日」など多彩なナンバーで観客の心を掴んだ。4番手のキム・ソンホはPaul Kim(ポール・キム)のバラード「Every day, Every Moment」で会場を沸かせると、自らが作詞した「君という理由」でも優しい歌声を披露。自身の好きな姿を2択で選んでいく"ソンホのワールドカップ"のコーナーも大好評だった。

トリはもちろんジェジュンで、サプライズで客席から登場すると「ありがとう！」と近い距離で手を振りながらステージへ。バンドメンバーを従えて中島美嘉の「Glamorous Sky」を伸びやかに歌うと会場は単独ライブさながらの雰囲気に一変。ユーモア溢れるトークでもオーディエンスを楽しませ、韓国のバラード曲からラストの「Defiance」「BREAKING DAWN(Prod. by HYDE)」まで、ジェジュンの圧倒的な歌唱力とライブ力が堪能できるステージを展開した。

日韓のナンバーを織り交ぜた多彩なパフォーマンスと、自身の個性を際立たせたミニトークコーナーを展開した5人5様のソロステージには会場も大喝采。全てのソロステージが終わった後も、司会のゴニルを含めた全員が再集結し記念撮影を行うなど、最後の最後までファンを楽しませる姿も印象的で、紙吹雪が舞うエンディングは、"5人の男神"がもたらした感動的な余韻に包まれていた。

昼夜2公演で開催された「2023 ASIA ARTIST AWARDS BEGINNING CONCERT『男神』」は、5月19(日)に昼公演、6月30(日)に夜公演の模様をそれぞれホームドラマチャンネルにて放送。なかなか揃うことはない"奇跡の5ショット"ともいうべき豪華競演のステージは、まさに永久保存版といえそうだ。

文＝川倉由起子

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