今田美桜が可憐ながらも芯の強いヒロインを好演!映画「東京リベンジャーズ」
2024.4.21(日)
放送中のドラマ「花咲舞が黙ってない」で主演を務め、相手が誰であろうと間違っていると思ったことをはっきりと口に出し、不正に立ち向かっていく主人公を演じている今田美桜。池井戸潤の小説が原作の本作は、2014年、2015年に杏が主演でドラマ化され、高視聴率を記録。約10年の時を経て、今田の主演で新たにドラマ化されることとなったが、熱いヒロインを全力で演じている今田に、「カッコいい」、「怒り方にスカッとした!」という声が相次いでいる。
女優として着実に経験を積み、確かな存在感と演技力を示している今田。2023年には映画のほかに「ラストマン―全盲の捜査官―」、「トリリオンゲーム」、「いちばんすきな花」と、3クール続けてドラマに出演。その人気は加速する一方で、2025年春には、NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを務めることも発表されている。
そんな今田の演技が高く評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したのが、大ヒットコミックを実写化した「東京リベンジャーズ」だ。後に2部作の続編が公開された本作で彼女が演じているのは、北村匠海演じる主人公の花垣武道(タケミチ)の彼女・ヒナこと橘日向。吉沢亮演じるクールでカリスマ性のある「東京卍會」の総長・マイキー、山田裕貴演じる刈り上げにタトゥーのヴィジュアルが強烈なドラケン、タケミチの高校時代の親友・あっくん(磯村勇斗)など強力なキャストが揃う中、今田は紅一点にしてタケミチの人生を大きく左右する、ストーリーに欠かせない役割を果たしている。
■ポンコツ人生爆進中のタケミチを変える存在が、今田演じるヒロインのヒナ
長年彼女もおらず、生気のない毎日を送っていたタケミチは、TVのニュースで学生時代の彼女・橘日向が暴力団の抗争に巻き込まれて死亡したことを知る。そして、同じ日に、自らもバイト帰りに何者かに電車のホームから突き落とされてしまう。死を悟ったタケミチだったが、高校時代にタイムリープ。いつもつるんでいた友人、「溝高5人衆」と一緒にいる自分に驚き、鏡を見て自分のヤンキー姿に呆然とする。
思い返せば、「東京卍會」のキヨマサ(鈴木伸之)にボコボコにされた日を境に、言いなりの生活を送ってきたことが、今の冴えない人生を送ることになったきっかけだったと思い出したタケミチ。顔も忘れかけていた高校時代の恋人・ヒナのマンションを訪ねると、そこには10年ぶりに見る、可愛すぎるヒナの姿が――。
タケミチが「自分はもう死んでいて、10年後にはクズ人間だ」と打ち明けると、タケミチの頬をパチンと両手で挟み、「だったら頑張って。そして10年後も私といて」とエールを送るヒナ。透き通った大きな瞳とチャーミングな笑顔に、タケミチも「いいじゃん、10年前」とメロメロ。「ヤンキーもののヒロインはこうでないと!」と思わせる、キュートで真面目で気が強いヒロインは、今田のハマり役だ。
■初対面のマイキーをひっぱたく気の強さと優しさに痺れる!
タイムリープしてきたタケミチの言葉を信じたことで生き残り、現代では刑事になったヒナの弟・ナオキ(杉野遥亮)は、現代に戻ってきたタケミチに、「タイムリープして姉を救うためには勢力を強めた『東京卍會』のトップ・マイキーとキサキ(間宮祥太朗)を出会わせないことだ」とタケミチにミッションを与える。
そんな中、再びタイムリープした高校時代で、ヒナの言葉を思い出しながら、宿敵のキヨマサと捨て身で戦っていると、その根性を買われ、タケミチは期せずして初対面のマイキーとドラケンに気に入られてしまう。
学校まで遊びの誘いに来たマイキーとドラケンを、タケミチの喧嘩相手だと勘違いしたヒナがマイキーをいきなりひっぱたき、タケミチをビビらせるのも、今田の魅力が引き出されたシーン。ヒナの可愛いだけではない、芯の強さを表現する今田の演技に痺れる場面だ。
「ヒナを守る」という使命のもと、何度もタイムリープし、マイキーとドラケンの人間性に惹かれていくタケミチは、果たして運命を変えることができるのか。そして、謝ってばかりの冴えない人生から抜け出すことができるのか。その鍵を握る今田の明るくて強い存在感、演技力にも注目しながら見届けてほしい。
文=山本弘子
放送情報【スカパー!】
映画 東京リベンジャーズ
放送日時:2024年5月1日(水)17:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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