綱啓永と森愁斗の初共演作「君の花になる」で2人の魅力を再認識
2023.12.11(月)
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2023年4月から9月にかけて放送され話題となった、サンリオのキャラクターが主役のTVアニメ「ぼさにまる」。10月には続編となる完全実写ドラマが配信され、こちらもアニメ版同様に話題となった。
ドラマ版でぼさにまると暮らす2人の男子を演じたのは、綱啓永と森愁斗。綱と森はプライベートでも親交があり、「ぼさにまる」での共演が決まった時には綱が「愁斗と再共演ということに喜びを感じました」と語っている。
綱と森が「ぼさにまる」の前に共演した作品といえば、2022年に放送されたドラマ「君の花になる」だ。秀逸な演技はもちろん、2人がドラマ内で華麗なダンスと心に染みる歌声を披露したことも記憶に新しい。ここでは「君の花になる」における綱と森について見ていきたい。
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本作の主人公は、本田翼が演じる仲町あす花。かつて高校教師だったが訳あって退職し、鳴かず飛ばずのボーイズグループ「8LOOM」が共同生活を送る寮の寮母となる。8LOOMには教え子だった佐神弾(高橋文哉)が所属していて、あす花は彼らがトップアーティストになるのを支えるべく面倒を見ると同時に、弾との関係も深まっていくというストーリーだ。
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綱が演じるのは、感情をストレートに出す最年長のグループメンバー・古町有起哉。屈託のない賑やかな性格で、グループと仲間に対して熱い想いを持ち、皆をまとめる存在でもある。それ故に、何かと棘のある態度をとる弾とぶつかり合うこともしばしばだ。
2018年に俳優デビューし、2019~2020年放送のスーパー戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」などでキャリアを積んだ綱の演技はとても自然で、有起哉が魅力的な人物となっている。初めてグループメンバーがあす花と会った時は「じゃあ、あすぴょん!」といきなりあだ名を付けたり、弾の曲作りのために皆を集めて恋バナをさせたり、明るい雰囲気を作りながらメンバーをまとめていく。第2話の終盤、リーダーや曲作りといった重荷を1人で背負い込む弾に言いたいことを言ったあげく「バーカバーカバーカ!」と言い放つシーンなどは、有起哉が仲間を想う気持ちに誰もが胸を打たれることだろう。
一方の森は、本作が俳優デビュー作となる。演じるのは、大人しくて可愛い雰囲気の弟的存在・桧山竜星。匂いに敏感で、あす花が作る料理を言い当てるだけでなく、人の感情を匂いとして感じとることもできる。
当初の竜星はあまり喋らないが、皆と一緒に喜んだり、うなだれたり、その場の空気にしっかり溶け込んでいる印象だ。全員で自立を目指そうとなった時、自分で味噌汁のおかわりをしに行くメンバーを見てにこやかに微笑んだり、生配信するとなった時には有起哉と一緒に「しちゃおー!」とはしゃいだり、純で無邪気で、まさに弟的存在と言える。
グループや仲間を想う気持ちは竜星も有起哉と同じで、新曲ができたことを弾が話さずにいた時は「ちゃんと言って」と真顔で言い放つ。そんな竜星にハッとさせられるような重みを感じるのは、皆と笑い合い、辛いことも一緒に乗り越えていく竜星を森がしっかり演じているからだろう。第5話で憧れてきた仲間への想いを語るシーンでは、純な想いを溢れさせる姿に涙腺が緩むほどだ。
森と綱は本作で、撮影はもちろん歌やダンスのレッスンで多くの時間を共に過ごしたことだろう。本作で深まったであろう2人の絆を思えば、「ぼさにまる」での再共演を喜んだのも分かる気がする。すでに「君の花になる」を見た方も、綱と森、2人の演技にぜひ注目して見てほしい。2人が持つ魅力がより鮮明に感じ取れることだろう。
文=堀慎二郎
放送情報【スカパー!】
君の花になる
放送日時:2023年12月31日(日)9:00~
チャンネル:TBSチャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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