今もっとも注目のアイドルグループ・FRUITS ZIPPERが語る、東京体育館の手応えと日本武道館に向けての目標。プライベートでハマっていることも
2023.12.1(金)

10月28日に行われた東京体育館での全国ツアーファイナルを大成功させ、2024年5月18日(土)には日本武道館にて結成2周年を記念するワンマンライブの開催が決定している7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPER。昨年には2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokを中心に人気を集め、若年層を中心に大きなムーブメントを巻き起こしたのも記憶に新しい。そんな彼女たちの魅力はなんと言ってもアイドルポップスのど真ん中にいるということだ。さらに楽曲、ダンスのパフォーマンスも非常に高い。今もっとも注目のアイドルグループといっていいだろう。
今回は東京体育館でのワンマンライブを終えた彼女たちにインタビュー。東京体育館で見えた景色や2023年の思い出、今ハマっていることなどを語ってもらった。
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――10月28日に開催された東京体育館でのワンマンライブを大成功で終えたFRUITS ZIPPERのみなさんですが、初めてアリーナのステージに立ってみていかがでしたか?
櫻井「FRUITS ZIPPERにとって初めてのアリーナ公演ということで、まだ結成してから1年半の私たちがアリーナに立てるというのが夢のようでした。本番中も夢うつつだったんですけど、目の前でペンライトを振ってくれるお客さんを見て、だんだんと実感していきました。一生残る思い出になりましたし、すごく楽しかったです」
鎮西「東京体育館という場所がどれだけ大きくて、そこでライブができるというのがどれだけすごいことなのかというのはわかってはいたものの、本番になってお客さんが入った景色を見た時に初めて『私たちはすごい場所に立っているんだ』と気づきました。1年半という短期間でアリーナに立つことができたのはいつも応援してくれているファンの皆さんのおかげだと思うので感謝したいです」
仲川「今までとは見える景色がまるっきり違いました。アリーナ公演は特にハイライトが多くて、トロッコだったりとか、夢だったファイヤーだったりとか、有名なアーティストさんのライブ映像を見て憧れていた演出が盛りだくさんでした。ステージも今まで以上のものが作れたと思います」
松本「東京体育館の前には中々ファンの方と会う機会が取れなかったんですけど、その間にファンの方が『早く会いたい』と言ってくれてうれしかったですし、私たちも皆さんに早くパフォーマンスを披露したいなと楽しみにしていました。当日は私たちの集大成を見せられたと思いますし、みなさんも楽しんでいただけていたので良かったです」
真中「初のアリーナ公演をやると決定した時に、ファンの方から初めて私たちがライブした会場の何個分なんだろうねみたいなことを言っていただくことが多かったのですが、実際にリハーサルでステージに立った時にあまりにも大きすぎてびっくりしました。今までは全員と自然と目が合うという状態だったところから、今回はトロッコで近くまでいかないと皆さんの顔が見えないんです。これからもずっと応援を続けてもらえるようなアイドルになれたらいいなと思います」
月足「デビューの時は150人ぐらいのキャパのライブ会場でやったんですけど、そこから目にも止まらぬ速さでアリーナが決まって、しかもチケットが完売したというのでびっくりしましたし、最初は本当に埋まっているんだろうかと半信半疑だったんですけど、『ぴゅあいんざわーるど』という曲で登場した時に客席がペンライトで埋め尽くされていて感動しました」
早瀬「会場の規模が日に日に大きくなっていく中で、見に来てくださる方々の期待値がすごく高かったと思うんですよ。私たちもみんなの期待に応えられるのかなという不安があったんですけど、いざリフターから上がって景色を見て大きな歓声を聞いた時にここに立てて良かったと思いました。今もその景色が脳裏に焼きついて離れないですし、本当に一生忘れられない思い出になりました」
――みなさんも話されていたようにFRUITS ZIPPERは怒涛の勢いで活躍の場を広げていますが、実感は湧いていますか?
櫻井「正直今はあまり実感がないです。私たちのことを知っている方が増えたというのは、なんとなく空気感で感じているんですけど、まだフワフワしています」
月足「私もまだ半信半疑ですね。今回の東京体育館も半信半疑でしたし、『わたしの一番かわいいところ』のTikTok再生数が9億を突破したというのも未だに信じられないです」
仲川「デビューする前にこの7人だったら絶対に上に行けるという確信はありましたけど、うまいこと行き過ぎていてついていけなくて...。逆にFRUITS ZIPPERがどういう風に見られているのか客観的に知りたいです」
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――では、今年1年を振り返っていただいて、印象に残っている出来事はありますか?
真中「アイドルフェスではない音楽フェスに出演させていただけたことがいい経験になりましたね。アイドルフェスだと『わたしの一番かわいいところ』が流れると人が集まってくれて踊ってくれたりするんですけど、音楽フェスでも変わらずに集まってくれるのがうれしかったです」
――やっぱりステージに立っているみなさんからすると、アイドルフェスとそれ以外のフェスでは雰囲気の違いは感じますか?
真中「全然違います。ライブハウスでライブをする時はペンライトを掲げてくれるファンの方が多いんですけど、屋外のフェスだとペンライトを持っている方が少なくて、各々が思い思いにノッてくれているので新鮮でした」
松本「知らないノリ方してくれるよね(笑)」
真中「見たことないリズムの取り方をしている人が多かったね。だから、アイドルという文化というよりは、音楽という文化として見てもらっているなというは感じました。あとは、アイドルのライブだと皆さんカラフルな格好をしてくれる方が多いので、そうじゃない環境でパフォーマンスできたのがいい経験になりましたね」
――ここからはプライベートについても聞かせてください。みなさんが今ハマっていることはありますか?
櫻井「私はご飯を食べることが趣味です。今まではジャンクフードが好きでよく食べていたんですけど、ありがたいことに毎日お仕事で忙しくさせていただいている中で、体が不安になってきて...(笑)。心からおいしいと思えるご飯を食べて、心身ともに元気に活動するというのが趣味になってきました。最近はちょっと贅沢していいところに食べに行ったりとか、お店でテイクアウトを取ったりとかして楽しんでいます」
鎮西「趣味と言えるのかわからないのですが、仲いい友達に今年赤ちゃんが生まれたんです。私はすごく小さい子が大好きで定期的会いに行っているんですけど、いつかその子がライブとか来てくれたらいいなとか、アイドルとかふるっぱーに興味持ってくれたらうれしいなと思っています」
仲川「私は氷枕にハマっています。熱出した時しか使わなかったんですけど、熱がなくても毎日氷枕で寝るとスッキリするんですよ。リフレッシュできるのでおすすめです」
松本「私は『スイカゲーム』です。最初ノエちゃんにやらせてもらって、あまりにも面白かったのでその日に帰ってからすぐ買いました。そのまま寝落ちして起きたらゲームを手に持っているということがよくあります(笑)」
真中「今は友達と公園でバドミントンをよくして遊んでいますね。アクティブな友達から誘われ始めたんですけど、今ではいろんな人に声をかけて人数も増えました」
月足「私はコスメを大量に集めることと、お菓子とポテトサラダを大量に作ることにハマっています。何も考えず無心で作れる料理が好きで、日々のストレス発散法になっています」
早瀬「私はかれんが言っていた『スイカゲーム』もそうですし、ゲーム全般にハマっています。毎日ゲーム機を持ち歩いていて、暇な時にはゲームをして遊んでいます。この間もふらっと電気屋さんに行って、持っているお金を全てゲームに使ってしまいました(笑)」
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――最後に今後の目標を教えてください。
鎮西「年末にレコード大賞の新人賞を取りたいというのはみんなで言っていて、それをきっかけにまだ私たちのことを知らない方にもFRUITS ZIPPERのことを知ってほしいです。そして来年5月の武道館に向けて、私たちも大きくなっていかなくちゃいけないし、たくさんの方に知っていただけるために発信を続けていきたいなと思っています」
取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI
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