神尾楓珠が眩しく瑞々しい高校生を演じる!実話を基に、音楽を愛した青年の人生を描く「20歳のソウル」
2023.7.23(日)

現在放送中の男女8人の恋愛群像劇「真夏のシンデレラ」で、ヒロイン・夏海(森七菜)の幼なじみを演じている神尾楓珠。
そんな神尾が主演を務め、トロンボーンに初挑戦したのが映画「20歳のソウル」だ。神尾は、20歳という若さで生命を燃やし尽くすようにこの世を去った主人公・浅野大義を演じた。

(C)2022「20歳のソウル」製作委員会
本作は千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部に所属し、今も演奏され続ける応援曲「市船soul」を作曲した浅野大義の実話を基にした映画。大義の母親が新聞に寄せた投書を読んだ秋山純が「彼が生きた証を多くの人に知ってもらいたい」という思いでメガホンをとり、脚本は原作の同名小説を書いた中井由梨子が手がけた。
大義(神尾)に大きな影響を与えた吹奏楽部の顧問・高橋先生を演じたのは、佐藤浩市。主人公を演じるに当たって神尾は、実際に大義の先生や家族から話を聞いて役作りに励んだ。楽器を演奏すること自体も初めてだったため、トロンボーンとキーボードの特訓を積み、まっすぐで目立ちたがり屋、そして自信家で何よりも音楽を愛する大義の短くも濃い人生を体現した。また、浅野の親友・佐伯斗真を本作が映画初出演となった佐野晶哉(Aぇ! Group/関西ジャニーズJr.)が演じている。
■先生をリスペクトする、熱い高校生を演じる神尾が眩しい!

(C)2022「20歳のソウル」製作委員会
吹奏楽部に入部した大義、斗真、秋田豪(前田航基)、田崎洋一(若林時英)の仲良し4人組は、応援団と一緒に"YOSAKOIソーラン"の踊りに参加させられることになる。そこで大義は20キロもある巨大フラッグを振る応援団の役をしてみたいと言うものの、顧問の高橋先生には「人に終わりがあるように部活にも高校生活にも終わりがある。だから、今しかない時間を大事にしろ」と反対され、たしなめられる。しかし、熱くて真っ直ぐな大義は、吹奏楽も旗振りも諦めない。
その一方で、怪我で野球ができなくなり落ち込んでいる仲間を鼓舞するために、大義は応援曲を作ることを提案。吹奏楽を続けるか悩んでいる親友の斗真の家に押しかけて曲作りを手伝ってもらい、鍵盤を弾いて作り上げたのが「市船soul」だ。「野球部の応援歌にしたら、絶対に勝てる」と自信満々な大義の背中をさらに押したのが高橋先生。吹奏楽部の部員同士が揉めた時にも「あと4ヶ月でお前らは(卒業するから)ここからいなくなる。どうする?」と、常に"戻らない今"を生徒に突きつける高橋先生は、後の大義の人生を支えた存在となった。
映画の中で高橋先生が「まるで昭和の青春だな」と部員たちを見て笑うシーンがあるが、まさにその言葉通り、映像にもセリフにも、どこか懐かしく感じられるような"青春感"が溢れている。今しかない日々を全力で生きる主人公を演じる神尾の一挙一動がきらきらと眩しい。
■最後まで病と闘い、音楽と共に生ききった大義に涙
大学生になり、恋人の夏月(福本莉子)と充実した日々を過ごしていた大義だったが、ある日、病院で癌であることを宣告される。手術を受けて、20歳の誕生日に退院することが出来た大義は、ライブハウスでトロンボーンを演奏したり、後輩の野球の試合を観に行き、高橋先生から定期演奏会で演奏する曲の作曲を依頼されたりするが、楽しい日々は長くは続かず、脳に癌が転移したため、再び手術を受けることに。
そんな中でも作曲に没頭する大義を夏月は心配するが、「明日なんて来るかどうかわからない」と自分の時間は音楽を作るためにあると断言する大義。斗真に支えてもらわないと歩けない身体で母校に楽譜を渡しに行き、まだうまく旗を振れない後輩と接する場面は印象深く、やつれた顔が一変、高校生のように笑う神尾の演技が秀逸だ。
恐怖に潰されそうになっても立ち上がる勇気をくれたのは高橋先生の教えであり、先生もまた大義の生きざまに教えられる。そんな高橋先生の人間性を深みのある演技で見せる佐藤も素晴らしい。先生の呼びかけで告別式に集まった吹奏楽部員はなんと164人。そこで「市船soul」の演奏で盛大に送り出されたのも実話である。
音楽に向き合い、熱い人生を生きた主人公・大義を眩しくも等身大で体現する神尾の演技にも注目して見たい作品になっている。
文=山本弘子
-
生田斗真の父性がにじみでた表情にも注目!鬼の形相のバイオレンスアクションも話題の「Demon City 鬼ゴロシ」
提供元:HOMINIS2/26(水) -
山崎賢人ら「キングダム」チームの気迫が感動に誘う!ドラマもアクションも集大成となった「キングダム 大将軍の帰還」
提供元:HOMINIS2/26(水) -
ムロツヨシがコミカルな雰囲気を封印し、硬派な刑事を演じた作品「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」
提供元:HOMINIS2/24(月) -
若かりし玉置浩二が怪演!単なるホラーにとどまらない映画「プルシアンブルーの肖像」
提供元:HOMINIS2/24(月) -
ソン・ジュンギの貴重な生歌唱や黒歴史のダンスも...!愛する妻子や心境の変化を率直に明かした、キャリア初の音楽トーク番組が反響
提供元:HOMINIS2/22(土)