BTSのSUGA、J-HOPEの応援も反響！全米を席巻中の「FACE」でJIMIN(ジミン)が証明した「表現者」として最高のソロパフォーマンス

2023.4.7(金)

J-HOPE、JIN、RMに続いてBTSから4人目となるソロデビューを果たし、3月24日にソロアルバム「FACE」をリリースしたJIMIN(ジミン)。

デビュー前から注目度が高かったとはいえ、その"スタートダッシュ"の破壊力は桁違い。K-POPソロアーティストとして歴代初の初日ミリオン達成した他、「ビルボード200(米アルバムチャート)」でも(韓国ソロ歌手の最高位となる)2位にランクイン...という最高の成績で世界的な注目を集めた。

そればかりか、アルバムのタイトル曲「Like Crazy」に至っては、最新の「ビルボードHOT100(米シングルチャート)」(4月8日付)の首位を獲得という韓国音楽史を塗り替える快挙まで達成。ジミン本人も同チャートのTOP10画像をInstagramに投稿し反響を呼ぶなど、まさに世界を揺るがすほどの異次元の活躍ぶりを見せている。

■パワフルで繊細...ジミンが「Set Me Free Pt.2」「Like Crazy」でアピールする表現者としての進化

今回のリリースにあたって、米NBCのトークショー番組「ザ・トゥナイト・ショー」にもソロで出演するなど、精力的な海外展開を行う一方で、3月31日に韓国KBSで放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1157」にも出演し、大きな話題を呼んだジミン。

KBS新館ホールを埋めたARMY(BTSのファン)の前で、アルバムの収録曲「Set Me Free Pt.2」と全米No.1に輝いたタイトル曲「Like Crazy」の2曲を披露。コンサートさながらの熱狂に包まれながら、K-POP界随一とも言われる表現力豊かなダンスパフォーマンスで圧倒的な実力を証明した。

"痛みや悲しみ、虚しさといった様々な感情を吹き飛ばし、自由に進む"という強い意志が込められた「Set Me Free Pt.2」では、KBS新館ホールのステージに設けられた廃工場のようなセットの中、MV同様に大勢のダンサーを引き連れて黒のレザーのジャケットとパンツに身を包んで登場。

イントロからオーケストラサウンドと合唱が鳴り響く勇壮な曲調に相応しく、目まぐるしく入れ替わるフォーメーションダンスや一糸乱れぬカル群舞など、舞台を広く使ったダイナミックな世界観をダンサーたちと作り上げていく。

装飾がきらめくデニムのセットアップ姿で登場した「Like Crazy」もまた、"傷を忘れるために現実から目を背ける瞬間の感情"を表現した一曲。シンセとドラムが響く幻想的なポップサウンドに乗せて、舞台裏で鏡と向き合うジミンが舞台上に姿を見せるモノクロームのオープニングや、女性ダンサーとの妖艶なペアダンスなど、独創的なパフォーマンスで内面を赤裸々に表現した。

BTS楽曲の中でも格別の存在感を放ってきたハイトーンボイス、現代舞踊の経験を持つジミンならではのキレとしなやかさが共存したダンス、どこか物憂げな雰囲気を湛えた印象的な表情管理――自分自身と向き合って生まれた作品の世界観を全身で表し、"表現者"としての進化を示した、まさに圧巻と呼べるパフォーマンスだった。

■SUGA、J-HOPEの応援も話題！ウンチェ(LE SSERAFIM)＆イ・チェミンに語った「BTSメンバーとの絆」

そんなジミンは同じHYBEファミリーであるLE SSERAFIM(ルセラフィム)のウンチェと俳優のイ・チェミンがMCを務めるインタビューコーナーにも登場。BTSカラーである紫色のハートで装飾され、さらに紫の衣装を着用した2人の"ソロデビューを祝う歌"まで飛び出す祝福ムードに、照れくさそうな笑顔を見せていたジミン。

アルバムタイトル「FACE」に込めた意味や、この日披露した2曲のダンスの違いなど、作品の魅力を掘り下げるトークに続いて、インタビューでは今回のソロデビューに対するBTSメンバーの反応についても言及。「今日のパフォーマンスの成功を祈ってくれています。今日も収録前に電話をしました」と明かしていた。その言葉通り、事前収録にはメンバーのSUGAが駆けつけ、さらに生出演時にはJ-HOPEが足を運んだことも大きな話題となった。

またこの日のランキングでは「Like Crazy」が見事に首位を獲得。ARMYに対する想いなどなど率直な心境も明かしていた。そして恒例のアンコールステージでは、ダンサーたちからお祝いの紙吹雪を受けながらも、嬉しそうに笑顔を浮かべる安堵の表情が印象的だった。

■TWICE、NiziUの後輩としても注目を集めるNMIXX(エンミックス)が第4世代屈指の歌唱力を証明

またジミンとランキングで首位の座を争ったNMIXX(エンミックス)が、先週に引き続き出演。自己最高の初週セールスを記録した1stEP「expérgo」のタイトル曲「Love Me Like This」を披露した。

カラフルなY2Kファッションに身を包んだ6人は、LILY(リリー)の伸びのある歌声、JIWOO(ジウ)の歌心のあるラップなど、第4世代随一と表される歌唱力の高さを生かしたステージを繰り広げ、ストリート感溢れるしなやかでパワフルなダンスでクールな魅力を振りまいた。

■GOT7のタイ出身メンバー、BamBam(ベンベン)やMAMAMOO初のユニットが個性溢れるステージを展開

またソロでのカムバックを果たしたGOT7のBamBam(ベンベン)は、1stフルアルバム「Sour ＆ Sweet」から、同名タイトル曲と「TIPPY TOE」の2曲をパフォーマンス。妖艶な一面や爽やかな表情など楽曲によって異なる顔を覗かせる、幅のあるステージでファンを魅了した。

さらには、MAMAMOOのSolar(ソラ)とMoon Byul(ムンビョル)によるユニット・MAMAMOO+が新曲「GGBB」を引っ提げ、初登場。作詞作曲に自ら参加するなど、実力者として知られるMAMAMOO初のユニットだけあって、Solarのパワフルなボーカル、Moon Byulのリズミカルなラップと持ち味を存分に発揮した。

この他にも、IVEの先輩グループにあたるCRAVITY(クレビティ)や、抜群の表情管理で知られる日本出身メンバー・ツキが所属する7人組ガールズグループ・Billlie(ビリー)ら、勢いのある出演アーティストが多数出演し番組を彩った。

文＝HOMINIS編集部

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