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米倉涼子が35歳で高校に編入し、学校の闇を解決!制服を着こなす姿にも注目のドラマ「35歳の高校生」

2023.4.4(火)

米倉涼子が日本テレビの連ドラに初主演した「35歳の高校生」(2013年放送)が、4月22日(土)から日テレプラスで放送される。

⒞NTV

全日制高校を舞台にした学園ドラマで、今回、彼女が演じるのは教師ではなく、なんと、人生初の女子高生役!?17歳の高校3年生たちの前に、35歳の謎の編入生として現れる...!

「親でもない、教師でもない、同級生だから出来ることがある」

いじめ、体罰、不登校、引きこもり、リストカット、自殺...。現在、不登校の高校生の数は年々増え、精神疾患で休職する教師も増え続けているなか、昨今注目されている生徒が自らを格付けしあう「スクールカースト」という制度の中に潜む、高校生たちの「闇」に真っ向から挑む社会派痛快学園ドラマだ。

新学期、全日制の国木田高校。全校生徒が集まる始業式のまっただ中、突如、颯爽と現れる派手な身なりの女。慌てふためく教師と生徒たち。そんな彼女の名は馬場亜矢子(米倉)。前代未聞、35歳の女子高生!彼女は「群れる」でもなく「媚びる」でもなく「空気を読む」でもない。朝は高級外車で登校し、昼休みは喫煙所で一服。放課後はバーでお酒を飲んでいる。なぜこの年で彼女は高校をやり直すことにしたのか。全てが謎に包まれた、孤高の存在。謎多き35歳の女子高生が、現代の高校に蔓延る様々な「闇」に直面する。

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女子高生役は初挑戦だったという米倉だが、抜群のプロポーションを生かした制服の着こなしは見事で、タイトなブレザーもミニスカートもばっちり。劇中では血気盛んな同級生から「オバサン」、「(クソ)ババア」なんて言われてしまうが、そんな生意気な同級生を演じる面々には、今を時めく役者陣がズラリ。スクールカーストのトップ階層に君臨する一軍の生徒役には、菅田将暉、野村周平、高杉真宙、新川優愛、宮﨑香蓮、小島藤子が出演。後半のキーマンとなる山﨑賢人のほか、森川葵、広瀬アリスも登場する。さらに、馬場の担任教師を溝端淳平、教育委員会の教育長役には本作が最後の連続ドラマ出演となった渡哲也、そして馬場の少女期を演じた松岡茉優と、どこを切り取っても豪華な布陣だ。

最初は馬場をバカにしていた生徒たちも、問題に体当たりでぶつかっていく彼女の姿に感化され、次第に心を開いていく。「スクールカースト」や「いじめ」などシリアスなテーマを題材にしながらも、そこに描かれるのは心と心のぶつかり合い。啖呵を切るシーンでのスカッと感も健在で、強い女性を演じることに定評のある米倉ならでは。ほかのドラマでも彼女のセリフとして、よく出てくる「ていうか」「意味不明」などの口癖も登場する。バッタを見ると悲鳴を上げて逃げ惑うなどコメディー要素もあり、緩急織り交ぜ、1話完結で見やすさもあり。米倉涼子の魅力がたっぷり詰まった本作は見応え十分のドラマになっている。

文=石塚ともか

放送情報

35歳の高校生
放送日時:2023年4月22日(土)20:30~
放送チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります