朝ドラ女優・趣里の破天荒っぷりに心が踊る、ドラマ「モンスター」!
2025.3.29(土)

ゲームのように法廷闘争に立ち向かう、"モンスター弁護士"が主人公のリーガル・エンターテインメントドラマ「モンスター」(2024年フジテレビ系)が4月5日(土)に日本映画専門チャンネルで一挙放送される。"常識"に囚われずに物事の本質を見抜く、型破りな弁護士・神波亮子を、本作がGP帯初主演の趣里が持ち前の演技力を発揮し、ミステリアスな魅力たっぷりに演じている。

■型破りな弁護士を趣里がミステリアスに体現!
第1話は、亮子が大草圭子(YOU)が所長を務める「大草圭子法律事務所」に突如現われ、「弁護士をやってみることにした」と、何やら不思議な宣言をするところからスタートする。亮子の登場に戸惑う、東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー)を気にする様子もなく、亮子は杉浦が断ろうとしていた自殺教唆の事件の弁護人に立候補。起訴された塩屋遼(萩原利久)は、交際相手の女性・川野紗江(藤吉夏鈴)に自殺未遂の過去があることを知りながらも、彼女を傷つけるメッセージを送り、彼女が自殺するきっかけをつくったという疑いだ。亮子は紗江の会社に潜入したりと普通の弁護士では考えられないような方法で事件の真相を暴いていく。ゲームが好きで、法廷でもゲームのように勝ちにこだわる亮子。感情に左右されず行動する得体の知れない人物だが、そんな彼女だからこそ冷静に物事の本質を見抜き、事件を解決に導くことができるのだ。物語が進むにつれて、亮子の破天荒さもレベルアップ。法廷で勝つためには手段を選ばない、いわばやりたい放題状態の彼女の言動は爽快で、次は何をしてくれるのだろう?と心がワクワクし、気付けば、彼女に夢中になってしまう。第2話ではアイドルの歌詞盗作疑惑、第3話では精子提供者の経歴詐称事件と、現代社会を反映した問題が1話完結で進んでいく物語構成も面白い。

また亮子と、亮子に振り回される杉浦弁護士という凸凹コンビのやりとりも微笑ましい。東大法学部卒のエリートながら、いつの間にか亮子の掌の上で踊らされている杉浦を演じるジェシーのピュアな芝居がかわいらしい。突拍子もない亮子の言動に、視聴者と同じ立場で驚くという役割をジェシーがしっかりと全うしてくれているおかげで、より物語に没入することができる。
■リアリティーのないキャラクターも立体的に演じる趣里の技量

もちろん、亮子を演じる趣里の俳優としての実力が、この作品の良さを最大限まで引き出していることは言うまでもない。
彼女のすごさは第1話の登場シーンから明らかだ。亮子の顔が画面に映し出された瞬間、その表情に引き込まれる。感情が読めないながらも、ただ者ではないと相手を圧倒するオーラ。一瞬で視聴者の心をつかむ趣里の演技力に脱帽だった。台詞の言い回し、視線の動かし方、仕草と全てにおいて「もっと知りたい」と思わせる謎めいた雰囲気を醸し出し、亮子という人物への興味を掻き立てさせる。リアリティーのないキャラクターを立体的に演じる技量はさすがとしか言いようがない。趣里自身がまとう神秘的な空気も相まって、亮子という異質ながら魅力的な存在から目が離せなくなる。感情を見せない亮子の真意や人となりが少しずつ明らかになっていく様はもちろんのこと、個人的には、第2話で見せた亮子のチャーミングな姿にも注目してほしい。
2023~24年にNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子(福来スズ子)役で見せたエネルギッシュな芝居も記憶に新しい趣里。この「モンスター」では、そのイメージを覆す芝居で、圧倒的な振り幅の大きさを見せつけた。どんな役も自分のものにしてしまう、趣里ワールドを一度でも味わえば、彼女の魅力から抜け出すことはできそうもない。
文=鳥取えり
放送情報【スカパー!】
モンスター(全11話)
放送日時:4月5日(土)13:30~
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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