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TVアニメ「mono」に出演の三川華月、古賀葵、遠野ひかるが「毎週末にお休みがあったらやりたいこと」とは?

2025.3.28(金)

とある高校にある、写真部と映画研究部が合体した「シネフォト部」。そこに所属する女子高生たちの日常や、山梨県甲府市を中心とした景色を切り取っていく「ゆるキャン△」のあfろ原作のTVアニメ「mono」。2025年4月からの放送が決定した同作で、高校の写真部員・雨宮さつきを演じる三川華月、さつきの親友でもう1人の部員・霧山アン役の古賀葵、そして元映画研究部の敷島桜子役の遠野ひかるにインタビューを実施。作品への思いなどを聞いた。

それぞれの撮影道具をもつ遠野ひかる、三川華月、古賀葵
それぞれ演じるキャラのガジェットを持つ遠野ひかる(左)、三川華月(中)、古賀葵(右)

――作品に対する印象をお聞かせください。

三川:とにかく仲良く、平和にほのぼのと毎日を楽しんでいるみんなを見て「すごく癒されるな」って思ったのが第一印象です。
古賀:あfろ先生が描かれる絵って、柔らかいタッチで、みんなが全体的に優しい表情をしているのがすごく印象的で。「日々の生活に癒しを与えてくれる素敵な作品だな」と思っていたので、この作品がアニメーションになるのを楽しみにしておりました。
遠野:登場するキャラクターたちが可愛いのはもちろん、カメラなどのいろんなガジェットも興味深いですし、写真や映像に収められている景色も素敵で、美味しい食べ物も登場するという、週末を楽しめる要素がぎゅぎゅっと詰まった作品だと思いました。

――演じられているキャラクターの第一印象と、ご自身と似ているな、と思うところをお聞かせください。

三川:さつきちゃんは、すごく人間味のあるかわいい女の子だな、というのが第一印象でした。でも、周りのことを「いいな」「うらやましいな」って思っているから、自分の居場所や、自分が夢中になれるものを見つけていきたいなっていう気持ちもあるのかな、と感じました。自分との共通点は、すごく仲いい子に対しての扱いが雑なことですね(笑)。友達に対して仲良くなればなるほど扱いが適当になってしまったり、仲良しの子の名前を名字で呼んだりするところには共感しました。

古賀:アンちゃんは、表情からして元気な子だとわかるところがいいなって思いました。同じ高校に行くために必死に勉強するほどさっちゃんのことが大好きだったり、大好きなお菓子のひねりあげを見つけたら、テンションがさらに爆上がりしてしまうといった、好きなものに一直線なところがとっても素敵な子だなって思いました。私は、マンホールが大好きなんですけれども、アンちゃんの一途な感じを表現する時に、マンホールへの思いが活かせるな、と思ったりしながら演じさせていただいておりました。

遠野:桜子の第一印象は「掴みどころがない」でしたね。何を考えているかがわからないからこそ、もっと知りたくなる子だなと思ったんです。物語を追っていくと、表情に出ないから、言葉にしないからといって、何も考えていないわけではなくて、好きなものがちゃんとあったり、みんなのことちゃんと考えていたり、ちょっとずつ見えてくる気持ちが本当に愛らしくて。愛しいこの子をどう演じようかと考えるのは難しくもあり、ワクワクしましたね。自分との共通点は、高低の差はありますが、テンションが一定というところは似ているかな、と思います。

――もし、今のお仕事で毎週末にお休みがもらえるようになったとしたら、どんな風に過ごしたいですか?
三川:普段だったら、もうとにかく寝まくるんですけど(笑)。毎週末、お休みが確定であるとしたら、旅行をするのが理想です。疲れてもなく体力もあって、とてもコンディションがいい三川が毎週末にいるのならば、フットワーク軽めに行きたいところに一人で旅行するのもやってみたいなと思います。お友達と計画立てる時もあれば、「とりあえず行ってみようよ」と旅行して、いろんな経験だったり、いろんな場所での思い出だったりを自分の中にストックして行くのが理想の週末ですし、やってみたい夢です。

古賀:私も毎週末にお休みがあるなら、いろんなところに行きたいですね。私、マンホールと同じくらいお城の石垣も好きなので、日本の名城と言われる場所へ行ったりしたいですね。あと、生きている間に47都道府県制覇したいので、毎週末、各都道府県に行って写真を撮ったり、いご当地靴下みたいなグッズも全部集めたりしたいなって思いました。

遠野:おでかけをほどほどに挟みつつ、普段の日常生活で時間をかけたい!と思うのにかけられていないことへ、じっくり取り組んでみたいなと思いますね。お料理にこだわってみるとか、クローゼットをめちゃめちゃきれいに整えてみるとか。日々にもう少し余裕があったらしたいことを噛みしめながらやってみたいですね。

――最後に放送を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

三川:とにかく見ていて、すごく幸せになれる作品です。聖地巡礼もできますし、ご自身の地元のいいところを見つけられる機会になると思います。私も香川の出身なんですけど「地元のあの場所、普段から当たり前だったけど、改めて行ってみたらすごくいいんじゃないかな?」って思ういい機会になりました。見ると幸せになれるし、自分もいろんなところへ行って幸せになれる作品になっているので、ぜひ楽しみに待っててくださったら嬉しいです。

古賀:「mono」は、とっても癒される作品です。日常生活で疲れている人の癒しにもなるし、主人公たちと同じぐらいの年代の子が見ても「いいな」って思えるようなところがあるので、お友達とお外に出る機会になったら嬉しいなと思います。他にも、作品内に登場する車やバイクは、実際の排気音をスタッフさんが取りに行ってくださったり、めちゃくちゃロケハンをしてくださっています。"ほのぼの"の中にもちゃんとリアルがいっぱい詰まっている作品なので、楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。

遠野:本当にたくさんの素敵な景色と癒しを届けてくれる作品になること間違いなしの作品です。「週末、何しようかな?」って考える楽しみのきっかけにもなるでしょうし、週末放送のアニメなので「週末『mono』する」って皆さんが思ってくれたらとっても嬉しいです。皆さんなりの「mono」が見つかって、作品と一緒に楽しんでいただけますように、と願っています!

取材・文・写真=中村実香

放送情報

TVアニメ「mono」
放送日時:2025年4月13日(日)00:00~
放送チャンネル:TOKYO MXほか
※放送スケジュールは変更になる場合がございます