宮世琉弥&久間田琳加、「顔だけじゃない」2人の"推され"ポイントとは?
2025.3.21(金)

今や、言葉としてもカルチャーとしても普及した"推し"。それは私たちの生活を豊かにしてくれる反面、推される側には悩みもあるようだ――。
白泉社「花とゆめ」連載の安斎かりんによる人気コミック『顔だけじゃ好きになりません』は、整った顔が大好きなオタク女子・才南(さな)と、学校一顔が良い青髪の奏人(かなと)先輩のラブコメディ。宮世琉弥が主演を、久間田琳加がヒロイン・才南を演じる。
今回は宮世と久間田にインタビュー。2人の顔だけじゃない推しポイントなども聞いた。
――"こじらせかわいい"素顔を持つ奏人と、オタク女子・才南。非常に特徴的な役柄だなと感じました。演じる上で意識したことはありますか?
宮世「奏人は、トラウマを抱えている役なのですが、そのトラウマっていうのは僕自身も経験があるものでした。というのも、顔が...というよりも、学生の時に芸能活動をやっていることをいじられることがあって。まだその活動に自信が持てないからこそ、ちょっとした居心地の悪さを感じていて。その時の経験と似ているなと思いながら演じました」
久間田「才南は、奏人先輩を動かす役目、アクションを取ることが多いキャラクターだなと感じました。だからこそ、役作りというよりも朝からたくさん、朝ごはんをちゃんと食べて撮影に挑むように意識してました!」
宮世「お腹空くもんね、朝ってね」
久間田「この現場は、朝ごはんを出して頂ける現場だったので有り難かったです!私にとって朝ごはんって重要なんですよね。だからたくさん食べましたよ、おにぎりとか」
宮世「僕も食べないと集中できないことがあるので、納豆巻きを食べることが多かったです」
――現場でブームになっていたことはありますか?
宮世「才南ちゃんいじりです!(笑)」
久間田「出た!なぜかなめられちゃってるんですよ(笑)」
宮世「ギリギリ同い年なので、その感覚で現場にいれたのが、すごい楽しかったです。いい意味で気を使わなくてよかったです」
久間田「完全にいじられてました(笑)。でも、4人でいる時のバランスがすごくよかったんですよね。中島(颯太)さんはそういう状況をツッコんでくれる人だったし、れいあちゃんはすごい天然で」
宮世「うん、うん。楽しかったな!」
――すごい楽しそうなのが伝わってきます。他に思い出に残っていることはありますか?
久間田「劇中で江の島に行くシーンがあったんですけど、修学旅行みたいな感じで楽しかったなあって思います。やっぱり芸能活動をしてるからこそ、より尊いものだったというか、もう1回学生しちゃってる自分みたいな感じがよかったですね。あの時は、お互いに写真を撮り合ったりして盛り上がりました。特に宮世さんが、めちゃくちゃ写真を撮ってくれるんですよ」
宮世「みんな美形なんで、絵になるんです(笑)。でも、このお仕事していてよかったなって思います。カメラマンだったら、場数を踏んでやっと撮影できるような久間田さんたちが隣にいるんですからね。ラッキーだなって」
久間田「いやいや、俳優としての積み重ねも大変だよ?」
宮世「(笑)。まだ、その時のオフショットがたくさん残っているので、今後、徐々に出していけたらいいなと思います」
――宮世さんは、撮影中思い出に残っていることはありますか?
宮世「クランクアップしてすぐに、みんなで打ち上げしたことですね!監督のワンちゃんも来たりして、すごい盛り上がりました」
久間田「かわいかったな〜!犬同伴OKの焼き肉屋さんの椅子に犬が座ってるんですよ」

――キュンキュンとするシーンが多い印象でした、おふたりがキュンとしてしまうようなシチュエーションがあれば教えてください
宮世「実は好きだったんだよねって言われてみたいですね。それを言われた瞬間に、今までの思い出がフラッシュバックすると思うので、すごく憧れます」
久間田「私はちょっとしたものをプレゼントしてもらえたときですかね。プレゼントそのものも嬉しいのですが、私と会っていない時間に自分のことを思い出してくれたんだって思えると、すごく嬉しいなって。キュンときます」
――ちなみにおふたりが最近キュンとしたことは?
久間田「映画のイベントで登壇者のお洋服がピンクと水色で統一されているのを見た時!みんなかわいいし、色合いが映画を思い出させてくれてキュンとしました。」
宮世「僕は猫にマタタビを嗅がせたら、赤ちゃん返りしたときにキュンときました。かわいすぎました!」
――本作『顔だけじゃ好きになりません』にかけて、顔だけじゃない自分のアピールポイントを教えてください
久間田「いっぱい食べるところです!しかもおいしそうに食べるって言われます。特にお肉が大好きなので、それこそ焼き肉を食べている時は、多分一番絵になります(笑)」
宮世「僕は偏見がないところですかね。例えば、知り合いから"あの人って、こういう人らしいよ"みたいなのを聞いていたとしても、僕がその人を見て、自分がどう感じたかが一番なので。そういう噂のようなものを聞いたとしても、へぇ〜って流しちゃいます。人のことは、自分で確かめたいんです」
――素敵です!ちなみにお互いに「ここもアピールポイントじゃない?」と思うポイントがあれば教えてください
久間田「宮世さんは、意外にも男気がある方だなって感じています。それから気配り上手。例えば、この作品、真夏の撮影だったのですが、暑い中、突然アイスを差し入れてくれて。おちゃらけてるだけじゃないみたいな感じが"おっ、若いのにギャップがあるな"って」
宮世「(笑)。内面のことじゃないんですけど、久間田さんは笑顔が素敵です!言われるでしょ?」
久間田「はい、言っていただけます」
宮世「話している時、笑ったりするじゃないですか。その時がすごく素敵というか、笑顔の魅力だなと感じています」
取材・文=於ありさ
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