ニュース王国

チョン・ゴンジュ&パク・ジェチャン(DKZ)「たくさん愛してください!」ドラマ『チェックイン漢陽(ハニャン)』<キャストインタビュー前編>

2025.1.24(金)

『チェックイン漢陽(ハニャン)』でチョン・ジュンファを演じたチョン・ゴンジュ
『チェックイン漢陽(ハニャン)』でチョン・ジュンファを演じたチョン・ゴンジュ

日韓同時配信中/日本Lemino独占配信中の青春ロマンス時代劇『チェックイン漢陽(ハニャン)』

本作は、日本でLeminoの韓流・アジアジャンル ランキングで2週連続3位を記録し、日別ランキングでは配信開始2日目で2位にランクインし、その後も高順位をキープ。韓国では、Netflix総合ランキング1位を獲得。その後もTOP10をキープしTvingでは総合3位、Wavveでは韓国ドラマ4位にランクインするなど幅広いプラットフォームで注目を集めている。

王宮よりも煌びやかだと言われる朝鮮最高の旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」に、父の無念の死の真相を突き止めるため、男装して潜入したホン・ドクス(キム・ジウン)、王室を蝕む影の権力者を倒し王室を救う鍵となる「黃銅金匙」を見つけるため「龍天楼」に飛び込んできた王子、イ・ウン(ペ・イニョク)、「龍天楼」の後継者であることを隠し、見習いとして入ってきたチョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)、没落した一族を再興するため、誰よりも「龍天楼」での成功を夢見る青年、コ・スラ(パク・ジェチャン)の4人が集まる。悪縁でケンカが絶えないドクスとイ・ウンと、彼らが起こす騒動に巻き込まれてしまうジュナとスラ。4人はいつの間にか、「ハオナ(ですが)四人衆」と呼ばれる問題児チームとなり、「龍天楼」での生き残りをかけて苦楽を共にするうちにかけがえのない親友となって行く―。

前編では、『ハオナ(ですが)四人衆』のなかから、チョン・ジュンファを演じたチョン・ゴンジュと、コ・スラを演じたパク・ジェチャン(DKZ)にインタビュー。演じたキャラクターへの思いや、撮影エピソード、日本についてなどたっぷりと語ってもらった。

――『チェックイン漢陽(ハニャン)』はどんなドラマですか?ご自身が演じたキャラクターについても簡単にご紹介お願いします

ゴンジュ「『チェックイン漢陽』は若者たちの成長とロマンスが詰まったドラマです。私が演じたチョン・ジュンファは、悪い面がなく、とても明るく気さくな性格のキャラクターです。清に留学中、父親の命令で仕方なく教育生の身分で龍天楼生活を始める人物です」

ジェチャン「ドラマ『チェックイン漢陽』は、若者4人が『龍天楼』というホテルで様々な出来事を経験し、お互いの絆を深め、友情を確認し合い、次第に親密になっていく姿を描いたドラマです。私が演じた『コ・スラ』というキャラクターは、常に情熱的で、家の大黒柱として家庭を立て直さなければならないという意志に満ちた人物です」

『チェックイン漢陽(ハニャン)』でコ・スラを演じたパク・ジェチャン(DKZ)
『チェックイン漢陽(ハニャン)』でコ・スラを演じたパク・ジェチャン(DKZ)

――本作に出演を決めた理由は?

ゴンジュ「脚本も面白かったのですが、ジュンファというキャラクターが魅力的で惹かれました。ジュンファという役を通してさまざまな姿をお見せできると思い、私自身も楽しみにしています」

ジェチャン「時代劇は初めて挑戦するジャンルで興味を持ったことと、お兄さん・お姉さん方との良いケミストリーが期待できたので参加することにしました」

――『チェックイン漢陽』の注目ポイントは?

ゴンジュ「『ハオナ(ですが)四人衆』の相性、イ・ウンとドクス、ジュンファの三角関係、そして龍天楼で繰り広げられる事件に注目していただければと思います」

ジェチャン「最初は『ハオナ(ですが)四人衆』のみんなが互いに警戒していたのですが、さまざまな事件を共に乗り越えるうちに、絆が深まり、お互いを信頼し合う姿が見どころです」

――ご自身が演じたキャラクターの魅力は?

ゴンジュ「チョン・ジュンファは、表では気さくで、いたずら好きな愉快なキャラクターですが、内面は真面目で、一人の女性だけを見つめる純粋さを持った人物です」

ジェチャン「スラは非常に真っ直ぐなキャラクターです。しかし、『ハオナ(ですが)四人衆』と出会い、友達に対する友情という言葉を少しずつ知っていくうちに心を開いていき、友情にも忠実になっていく姿が魅力的だと思います」

――チョン・ゴンジュさんの演じるチョン・ジュンファは朝鮮最大の旅館「龍天楼」のオーナーの息子であるにもかかわらず、龍天楼のインターン仕官として働き始めます。もし自分がチョン・ジュンファだったら、同じ状況でどう行動したと思いますか?

ゴンジュ「とても面白そうですね。私も経験することが好きな方なので、友達と一緒に難関を乗り越えていく過程を楽しんでいただろうと思います」

――チョン・ジュンファは思いやりがあり、観察力も鋭く、誰よりも早くドクスが女であることに気づきます。また、父親の過去を知り、父親とドクスの間で葛藤します。もし自分が同じ状況になったら、どのような選択をしますか?

ゴンジュ「難しい決断ですね。ですが、ジュンファと同じような状況なら、ドクスを選ぶと思います。愛する人を後悔せずに選びたいです」

――パク・ジェチャンさんの演じるコ・スラは没落した家庭を立て直すために「龍天楼」のインターン士官として働き始めます。もし自分だったら、同じ状況でどのような行動をとったと思いますか?

ジェチャン「私もスラと同じように、龍天楼に入社するため、頑張って与えられた仕事を解決すると思います。家族を守りたいという気持ちが大きいからです」

――コ・スラは非常に強い正義感の持ち主で、相手が誰であろうと正しいことを言ってしまいます。 「龍天楼」では気をつけようと決心したものの、問題児と呼ばれるドクス、イ・ウン、ジュンファンとグループを組むことになり、最初は絶望的?でしたが、次第に絆を深めていきます。 このようなスラの心境の変化についてどう思いますか?

ジェチャン「最初は、ドクス、ジュンファ、イ・ウンという友達をすごく問題児で頼りないと思っていましたが、時間が経つにつれてスラもドクス、イ・ウン、ジュンファに助けられたり、また、危機的な瞬間にその友達のおかげで生き延びたりするような場面があったので、スラもだんだん心を開いていき、この友達を信じて頼っていたんじゃないかなと思います」

――ご自身と、演じたキャラクターの似ているところ、違うところは?

ゴンジュ「チョン・ジュンファの気さくなところが私と似ていると思います。違うところは、後半部分で変貌するジュンファの姿が私とは違うように思います」

ジェチャン「似ている点としては、スラも初対面の人となかなか仲良くなれないようなのですが、私も人見知りが激しいので、その点では似ていると感じました。違う点としては、スラは型にはまった行動を好み、常に正しいことをしようとする人物ですが、私はそこまで型にはまった行動はできないと思います」

――演じながら、特に気をつけたり、努力したりした部分は?

ゴンジュ「できる限り純粋な感情を失わないよう努めました。その部分がジュンファのアイデンティティだと思いながら演じました」

ジェチャン「スラというキャラクターの感情線がとても複雑だと感じました。ある時は「ハオナ(ですが)四人衆」が自分の全てであるかのように振る舞いますが、一方で家庭の心配や龍天楼の入社試験に合格しなければならないという思いで理性を持とうとする、そんな複雑な感情がスラにはあるのですが、そのような感情をうまく表現しようと努力しました」

――演じたキャラクターがお2人にとって新しい挑戦だった部分はありましたか?

ゴンジュ「後半部分で変貌したジュンファの姿を演じる上で、チャレンジ精神がたくさん必要でした。新しさがあった分、キャラクターに対する研究をたくさんしました」

ジェチャン「新たな挑戦というよりは、私が引き受けた役柄なので、スラという役をどうすればスラらしく表現できるかをたくさん悩みました」

――お2人が考えるイ・ウンとホン・ドクスの魅力は?

ゴンジュ「イ・ウンの魅力は堅実さだと思います。どのような状況でも揺るがず、信念を持って行動するイ・ウンの姿を、ペ・イニョクさんが本当に上手く演じていました。ホン・ドクスは内面の悲しみを乗り越えながら前に進む人物です。ドクスを見守っていると、頼もしくもあり、一方では包み込んであげたい気持ちになります」

ジェチャン「イ・ウンというキャラクターはとても重厚な人物だと思います。知らぬ間に裏で助けてくれたり、また決定的な瞬間に一番大きな力になって4人組を引っ張ってくれたり、ムヨン君という高い身分を隠していますが、龍天楼生活を一生懸命乗り切る4人組を助けてくれる、そんな姿が魅力的でした。ドクスというキャラクターはとても頭が良くてしっかりしたキャラクターなので、何事にも自分がやりたいことがあれば、それを完璧にやり遂げるような姿が魅力的なキャラクターです」

――キム・ジウンさんと共演した感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください

ゴンジュ「キム・ジウンさんはプロフェッショナルで、演技に真摯に取り組む姿が印象的でした。私が即興でアドリブをすることが多かったのですが、すべて受け止めてくれました」

ジェチャン「ジウン姉さんは現場のムードメーカーだったと思います。いつもおやつや食べ物をたくさん持ってきて、私たちに配ってくれました。そして、現場で撮影に入る前に『頑張ろうね』と声をかけながら、隣で気合を入れてくれたりしたおかげで、良い雰囲気になっていたんだと思います」

――ペ・イニョクさんと共演した感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください

ゴンジュ「ペ・イニョクさんは時々お兄さんのように感じます。私が不安な時は、隣でアドバイスもたくさんしてくれて、お互いに意見を出し合いながらシーンを作り上げていきました。特に、後半部分で変貌していくジュンファについて、お互いにフィードバックを出し合いながらキャラクターを作り上げていったと思います」

ジェチャン「イニョク兄さんが時代劇を沢山やっていたので、イニョク兄さんを見てたくさん学びました。言葉遣いから振る舞いまで、学んだことが多く、イニョク兄さんが現場での情報通だったと思います。だから分からないことがあれば、イニョク兄さんに駆け込んで聞いていましたね」

――お互いに共演した感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください

ゴンジュ「ジェチャンさんは元気の固まりだと思います。一緒に撮影する日が近づいてくると、ジェチャンさんに会えると思い気分が上がります。本当にかわいくて明るい子で、演技に対しても真摯に取り組んでいるので、話がとてもよく通じます」

ジェチャン「ゴンジュ兄さんと一緒に撮影すると、笑いを我慢するのが大変でした。いつも本当に面白いアドリブやシーンを考えてきてくれて、そのシーンをまた共有してくれるので、とても面白いシーンを作ることができたと思います」

――撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?

ゴンジュ「皆、相性が良かったので、気楽な雰囲気で撮影ができました」

ジェチャン「先ほども言いましたが、ジウン姉さんだったと思います」

――撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?役者同士でこれをしながら時間を過ごしました!というものがあれば教えてください

ゴンジュ「他の撮影現場と同じように、休憩時間にセリフを合わせたり、ご飯を一緒に食べたり、楽屋でおしゃべりをして過ごしました」

ジェチャン「地方撮影で時間があった時には、一緒にご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり、美味しいおやつを楽しんだりして過ごしました。些細なことかもしれませんが、そのような時間が私たちにとって大きな力になりました」

――撮影もほぼ終盤ですが、満足度を点数で表すとしたら(100点満点)?

ゴンジュ「200点です。皆、本当に頑張っていましたし、後悔しないように最善を尽くしていたと思います」

ジェチャン「私は70点くらいだと思います。私は人見知りなので、撮影初期にお兄さん、お姉さんたちとあまり仲良くなれなかったのが残念でした。撮影を重ねるにつれてお互いに良いシナジーを受けたからか、撮影初期の頃が少し残念に感じましたんだと思います」

――『チェックイン漢陽』で自分の役以外に演じたいキャラクターがあるとしたら?

ゴンジュ「ドクス、私が女性になることはできませんが、逆に女装男子のキャラクターに挑戦してみたいです」

ジェチャン「できるかどうか分かりませんが、私はキム・イソン先輩が演じたチョン・バンジュの役を演じてみたいです。なぜなら、一番上にいる権力者であり、すべてを持っている人なので、そのような役も一度演じてみたいです」

――自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品はありますか?

ゴンジュ「『チェックイン漢陽』を夏に撮影していたのですが、猛暑の中での撮影は本当に大変でした。しかし、猛暑の中でも一丸となって努力するスタッフの姿を見てたくさんのことを感じ、反省しました。それが、もっと頑張らなければというモチベーションになったと思います」

ジェチャン「今まで出会ったすべての作品が私にとって大きな経験と学びの場となったので、1つに絞るのは難しいです。今回参加した『チェックイン漢陽』も私にとっては学ぶことが多かった作品です。 その都度、本当に貴重だと思う作品と共にしてきたので、すべての作品が大切で有意義なものだと思います」

――最近ハマっていること(食べ物、音楽、映画...何でも)や趣味は?

ゴンジュ「最近は家のインテリアにハマっています」

ジェチャン「最近、運動を頑張っています。ゴンジュ兄さんと休みの時に会って運動に行ったりもします。元々運動が好きでしたが、もっと好きになりましたね」

――日本に来たらやってみたいこと、行ってみたい場所はありますか?

ゴンジュ「日本特有の温かく静かな感性が好きです。特に旅館が好きなので、この作品が終わったら福岡の旅館街に行き、数日ゆっくり休んできたいです」

ジェチャン「日本によく行っていたのに、まだ成功したことがないのですが、本当に美味しい天丼屋さんに行ってみたいです」

――好きな日本語、または最近知った日本語は?

ゴンジュ「僕が守ってあげる」(내가지켜줄게)という言葉が好きです」

ジェチャン「『くやしい』という単語を習いましたが、『イラつく』という意味だそうです。前、日本に行った際に、メンバーとちょっかいを出し合っている時に知った言葉で、同じDKZのメンバーであるジョンヒョン兄さんと撮った動画をファンの方々もすごく気に入ってくださったんですよ!」

――好きな日本食は何ですか?日本に来たら何を食べに行きたいですか?

ゴンジュ「焼肉、特に牛タンやシマチョウ(牛の大腸)が好きです」

ジェチャン「日本の食べ物はほぼ全部好きです。特に焼き肉が大好きなので、もしまた日本に行く機会があれば、焼き肉を食べに行きたいです」

――最後に日本の視聴者の皆さんに一言お願いします

ゴンジュ「ドラマ『チェックイン漢陽』、たくさんの関心と愛をお願いします!機会があれば、日本に行ってファンの皆さんにお会いしたいです!」

ジェチャン「日本の『チェックイン漢陽』視聴者の皆さん、本当に一生懸命撮影しており、楽しく撮影しているので、現場でのそのエナジーが視聴者の皆さんにも伝われば良いなと思います。『チェックイン漢陽』をたくさん愛してください!またジェチャンへも今後とも多くの関心と愛をお願いします」

後編では、ホン・ドクスを演じたキム・ジウンと、イ・ウンを演じたペ・イニョクのインタビューを紹介します。お楽しみに!

放送情報

『チェックイン漢陽(ハニャン)』
毎週土・日 21:10~
Leminoにて日韓同時配信中
公式HP
https://www.welovek.jp/checkinhanyang/
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=IC7KopxrAWA