高杉真宙が上白石萌音主演ドラマ「法廷のドラゴン」で念願の弁護士役を奮闘中!「俳優として挑戦したかった役です。"異議あり!"も言えました!」
2025.1.24(金)
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高杉真宙が初の弁護士役に挑んでいるドラマ9「法廷のドラゴン」(テレ東系)が放送中だ。本作は、天才棋士として将来を嘱望されつつも弁護士に転向した主人公・天童竜美(上白石萌音)が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長・歩田虎太郎(高杉真宙)と共に奔走し、事件を得意の"将棋"になぞらえて解決していく。
今回、高杉真宙に弁護士役にかける意気込みや現場での手応えについて話を聞いた。
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――――依頼人ファーストの"優しすぎる"弁護士・歩田虎太郎を演じますが、聞くところによると、弁護士役は念願だったそうですね。
「医者と刑事はこれまでに演じたことがありまして、次は弁護士に挑戦したいとずっと思っていました。専門用語が多くて大変という話をよく耳にしていたし、ドラマや映画などで描かれる職業としてもメジャーじゃないですか。俳優として、いずれは3つを網羅したいという気持ちがありました。今作で演じる虎太郎はいわゆるビシッとした弁護士ではないのですが、この役を演じられることは純粋にうれしいです。弁護士バッジも何だか勘違いしちゃいますよね(笑)。誇らしい気分になります」
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(C)「法廷のドラゴン」製作委員会
――――役作りで事前に準備したことはありましたか?
「弁護士について勉強しようと思い、いただいた資料を読んだり、そこで分からないことを自分なりに調べたりしました。参考までに他のドラマも見て『リーガル・ハイ』(2012年ほか)はやっぱり面白かったですし、『THE GOOD WIFE /グッドワイフ』(2019年)も楽しんで見させていただきました。ニュースで訴訟の話題が取り上げられていると気になって見ていましたし、理解できることが増えると見方も変わるなと思いました」
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――――撮影が始まり、実際に虎太郎を演じた感想はいかがですか?
「セリフはやっぱり難しいです。特に法廷は慣れない法律用語の長ゼリフを言う場面もありまして、しかも、1日に何シーンも...そこはやっぱり大変ですね。あと、話ごとに登場人物がたくさんいるので名前を覚えることにも苦労しました。ただ、基本的には楽しくやらせていただいて。虎太郎はどこか頼りなくて、バディとなる竜美に翻弄されている感じですが、わりと自由に動きを出せるキャラクターです。監督に『ここはもうちょっと早くまくし立ててほしい』とオーダーを受けたりして、僕自身も慌てふためきながら頑張っています(笑)」
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――――弁護士役ということで、うれしかったシーンはありましたか?
「法廷での『異議あり!』がずっと言いたくて。今回で言えたのでそれはもう満足です(笑)。よし、弁護士役やれたなって思いました(笑)」
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(C)「法廷のドラゴン」製作委員会
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――――主演の上白石さんとは初共演ですが、現場でどんなコミュニケーションを取っていますか?
「大人しい方なのかなと勝手に思っていましたが、上白石さんはギャグセンスが高いですね。ボケもツッコミもできて、しかも秀逸。僕がちょっとした小ボケをするとすぐにツッコんでくれて、すごく気さくな方だなと思います。バディ役ですが、現場で演技の相談をすることは全くなくて。どちらもいい意味で好き放題やっている感じがします(笑)。このバディの魅力をひと言で言うなら、チグハグ感。虎太郎が振り回されている構図だからこそうまくいっているだろうなと思うし、その感じが演じていても楽しいです」
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(C)「法廷のドラゴン」製作委員会
――――将棋がモチーフの今作にちなんで、高杉さんの将棋にまつわる思い出があれば教えてください。
「小学校3,4年生ぐらいのころ、祖父がルールを教えてくれて一緒にやっていました。本当に遊び程度ですけどね。勝った・負けたとかも全然覚えてないですが、やっていて楽しかったことは思い出として残っていて。勝っても負けてもきっと楽しかったのだろうなと思います」
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撮影=大川晋児 取材・文=川倉由起子 スタイリスト=森宗大輔 ヘアメイク=堤紗也香
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