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ケビンス・仁木恭平が山口コンボイのポテンシャルを最大限に引き出す!「この番組を名刺代わりに...」『ケビンスの取扱説明書』

2025.1.22(水)

『ケビンスの取扱説明書』ケビンスの2人(左から仁木恭平、山口コンボイ)
『ケビンスの取扱説明書』ケビンスの2人(左から仁木恭平、山口コンボイ)

人気実力ともに急上昇中のお笑いコンビ・ケビンスの仁木恭平と山口コンボイ。

仁木の夢は、コンボイを「スター」にして、ケビンスとして売れる事だが、今はまだ道の途上。そこで、「どんな仕事でもケビンスに任せれば大丈夫」とアピールするため、コンボイのスター性、ケビンスの魅力を詰め込んだ、「ケビンスの取扱説明書」を作ることに!

コンボイが、アクション、街ブラロケ、料理番組、お色気ドッキリ、など様々な企画に挑戦し、仁木は遠隔で指示を出し、コンボイのポテンシャルを最大限に引き出す。ケビンスの魅力に迫る90分!

今回は収録を終えたケビンスのお2人にインタビュー。番組の感想や今後の目標について語ってもらった。

――収録の感想をお願いします

コンボイ「はい、疲れました!(笑)」

一同笑い

コンボイ「最初の少林寺の撮影からすごく疲れましたね~。たくさんの大人に見られながらミスをすると僕もテンパっちゃって、ミスにミスを重ねていった感じでしたね。やっていくうちに体力もどんどん減っていって、『この動きってそうやるんですね~』って確認するフリをして休んだりしていました」

少林寺のアクションに挑戦するケビンス・山口コンボイ
少林寺のアクションに挑戦するケビンス・山口コンボイ

(C)日活・チャンネルNECO

仁木「感謝しかないですね。山口コンボイの魅力である運動能力や理解力の低さというのを出せる機会がなかなかなく、あっても自分たちのラジオなどで言葉で伝えるしかなかったので、今回それを映像で証明できたかなと思います。」

コンボイ「本当に全部出ましたね、良くないところも(笑)」

――冠特番のオファーを受けたときの心境をお聞かせいただけますか

仁木「最初はM-1前のピリピリした時期だったのもあって、乗り気よりも『大丈夫か?』という不安がありました。嬉しいけど、逆に言えば醜態をさらす機会にもなり得るので、ちゃんとやらなきゃな、という気持ちでした」

コンボイ「めっちゃ嬉しかったです!売れたと思いました。ついにここまで来たかと!」

――ロケでうまくいったことはありますか?

仁木「少林寺のときのコンボイの必要以上の汗。道着の色が変わるぐらいの汗の量は想定外だったので、うまくいったなって感じですね。あと、ゲテモノをクックドゥみたいな感じでかきこんで食べていたので、すごいなって」

コンボイ「商店街ロケが一番印象的でした。普段、劇場で小学生に話しかけたりするんですけど、なかなか会話がうまくいかなくて。今回の商店街ロケでも小学生と絡むシーンがあったんですけど、仁木君の指示通りに小学生に質問したらすごく食いついてくれたので子供たちとの絡み方が参考になりましたね。質問をちゃんとする、誰に話しかけているのかをはっきりする、ということの大切さを学びましたね」

(C)日活・チャンネルNECO

仁木「最後のお色気ドッキリも良かったと思いますね。ファンの方の中で、山口コンボイの倫理感は大丈夫なのか、という不安がある方もいると思いますが、そんな山口コンボイがお色気ドッキリをかけられてどうなるのかというのを見てほしいですね」

――今回、仁木さんがプロデュースするというコンセプトの企画でしたが、第2弾があればどういった企画をしたいですか?

仁木「心霊スポットが良いですね。心霊番組を怖くて見られない人にも見てもらえるような、コンボイが元気に心霊スポットを回る企画をしたいです。心霊現象をすべて笑いに変えて、ポジティブに捉える企画が良いですね」

コンボイ「僕、少し高所恐怖症なんですよ。バンジージャンプ、スカイダイビングのような僕の苦手を徹底的に潰していく企画とか良いですね!」

(C)日活・チャンネルNECO

(C)日活・チャンネルNECO

――コンビ結成のきっかけが、仁木さんがコンボイさんのスター性に惹かれて...とお伺いしましたが、どういった部分にスター性を感じられたのでしょうか

仁木「芸人で草野球をやっていたとき、やっぱり芸人が20人ぐらいあつまると、ノリの終着点になるような、みんなが頼りにしている人、というのがでてくるんですが、コンボイはその真ん中にいることが多かったんです。マンパワーがある人と組みたいなと思っていたので、組んでみるのもいいかもなと思い始めていたときに山口コンボイの昔のネタ動画とか見たんですが、結構全部間違っていたんで...(笑)」

コンボイ「結構全部ってなんだよ、全部じゃないかよ」

一同笑い

仁木「そういうのを見て、『いや、もったいないよ』って。『スターになれるのに全部間違ってるよ』という意味でコンビに誘いましたね」

――コンボイさんは仁木さんと組んでどうでしたか

コンボイ「以前は"ヤマグチ"という名前でツッコミをやっていて、上下青のスーツで、どこにでもいる売れてないお笑い芸人みたいな感じで。俺は、『これで絶対いけるぞ!』という根拠のない自信だけを持っていたんですが、その自信を結果に変えてくれた感じがあります」

――この番組でも仁木さんに引き出してもらっていそうですね

コンボイ「イヤホンをして、(仁木の)指示を聞いていたんですけど、面白くて笑っちゃったりして」

仁木「そこはね、笑わずに指示通り動いて欲しかったですけど...(笑)」

コンボイ「指示がやっぱり面白いなと感じて、出会った頃に『この人が言うことは面白いな』と思っていたことを思い出して、懐かしさを感じましたね」

(C)日活・チャンネルNECO

――仁木さんが今までコンボイさんと一緒に活動してきた中で特に印象に残っているエピソードはありますか?

仁木「雨の日に、差してきた傘を拭いていたときはびっくりしました。きりがないよね」

一同笑い

コンボイ「濡れてるな~と思って拭いただけです!」

――結成してから丸4年ですが、振り返ってみてどんな4年間でしたか?

仁木「序盤の方は吉本に入れたことや単独をたくさん見ていただいたことなど、運も良くてやりすぎなぐらい変化を見せ続けてしまった気がします。目の肥えたお客さんを育ててしまってないか、という不安はあります。でもだからこそついてくれたお客さんもいますね。この4年間は全員にウケようと思っていたのですが、今後は局所的な部分も狙っていこうと思っています。僕の被害妄想かもしれないですが、ケビンスはテレビマンからなめられていると感じる部分もあるので、この番組を名刺代わりに、『ちゃんとできるぞ』というところを見てくれたらなと思っています」

コンボイ「バイト辞めれて最高です!」

(C)日活・チャンネルNECO

(C)日活・チャンネルNECO

――2025年の目標はありますか?

仁木「どうしても賞レースの結果に左右される世界なので、賞レースも頑張りつつ、1年間ウケ続けることです。『いつ見てもウケてんな~』と言われたいです。気を抜かずに、その日お客さんはお金を払って来てくれてるということ、初めて来たお客さんもいるということを念頭に置きながらウケ続ければ、結果が実ると思っています」

コンボイ「R-1を頑張りたいです。コンビのネタを書いてない側として決勝行けたら、良いなと思います。ピンの力、個の力。M-1は、昨年は結果としては負けましたけど、負けてないと思っているので、自信満々で!目標でいうと、貯金!貯金をがんばる。今の残高2万3000円しかなくて...」

一同笑い

コンボイ「生活面でもちゃんと大人になっていく、という」

仁木「傘は拭かなくていいし...」

コンボイ「そう、傘って濡れるものらしくて」

一同笑い

コンボイ「そういうのを学んでいけたらと思います!大人になっていきたいですね」

――この番組を見る方にメッセージをお願いします

仁木「山口コンボイのとにかく全力な姿を見てほしいですね。劇場通っていても、山口コンボイの全力って意外と見られないんですよ」

コンボイ「常に全力だけど...!」

仁木「がむしゃらな姿が見られるので、丸ごと愛してくれたらと思います」

コンボイ「いやらしい話、業界関係者にいっぱい見てほしいですね!(笑)」

一同笑い

「ケビンスの取扱説明書」ケビンス・仁木恭平、山口コンボイ
「ケビンスの取扱説明書」ケビンス・仁木恭平、山口コンボイ

(C)日活・チャンネルNECO

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

ケビンスの取扱説明書
初回放送:2025年1月31日(金) 22:30~24:00
放送チャンネル:映画・チャンネルNECO
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