超特急がエンターテイナーとしての矜恃を見せる！MAZZEL、WATWINGとの対バンで笑いと熱狂に包まれた「VS.超特急」

2024.12.24(火)

12月25日(水)に結成13周年を迎える"メインダンサー＆バックボーカル"グループ・超特急。12月20日の大阪城ホール公演を皮切りに4都市を巡る全国ツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2024-2025 "Joker"」のチケットは全公演ソールドアウト、21thシングル「AwA AwA」(11月6日発売)がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得するなど、9人体制となって約2年、今まで以上に充実のキャリアを重ねている。

「AwA AwA」リリース記念の「超特急×8号車 史上初のAwA踊り大会」をはじめ、今年はユニークなイベントを数多く開催しており、11月4日に横浜アリーナで催された「VS.超特急」でのMAZZEL、WATWINGとの対バンも話題に。その模様が「VS.超特急 完全版　独占インタビュー&打ち上げもあるよ！SP」として12月28日(土)に日テレプラスで放送される。

「VS.超特急」は超特急がヘッドライナーとして、今をときめく若手ダンス&ボーカルグループとステージを共にするという新プロジェクト。3組のライブパフォーマンスに加えて、超特急が各グループと対決する"VS.企画"も設けられたイベントだ。

■MAZZELとWATWINGがアーティスト性の高さを証明したステージ

この日のライブの口火を切ったのが、BMSGから2023年にデビューした8人組MAZZEL(マーゼル)。体調不良のHAYATOを除く7人での出演となったが、初の単独ツアーを成功させた勢いそのままにスタイリッシュなパフォーマンスを披露。最新曲「MAZQUERADE」でのテクニカルなラップや、デビューシングル「Vivid」でのグルーヴィーなダンスなど、アーティスト性の高さをアピール。タオル回しで会場の一体感を生み出すなどトップバッターにふさわしいステージで場を温めた。

そのバトンを受け継ぎ登場したのが、ホリプロ初の男性ダンス＆ボーカルグループとして2019年に結成されたWATWING(ワトウィン)。6人全員がリードボーカルかつメインダンサーという彼らは、エネルギッシュな「BREAK OUT」でステージを始めると、名刺がわりのヒップホップナンバー「WATW "ing"」など抜群のクオリティで観客を惹きつけていく。MCではメンバーが次々にボケ出すという超特急顔負けのコミカルな一面で会場の笑いを誘うなど、フレンドリーな姿勢でもオーディエンスを魅了した。

■超特急の抜群のバラエティ力が発揮されたVS.企画

貴重な対バンの機会を利用した"VS.企画"では、まず超特急とMAZZELが「三輪車リレー」で対決。アリーナを三輪車でリレーしながら1周するレースは、人数が2人多い超特急が有利かと思われたが、コースに設置されていた足つぼマットでタクヤが派手に転倒して悲鳴を上げるなど、慣れない三輪車に大苦戦。

大差がつきそうなバトルを盛り上げるため、順調なMAZZELに妨害を企てる超特急のバラエティ力の高さもさすが。接戦となった対決の行方は番組で見届けてほしい。

激闘が終わるとMAZZELと入れ替わるようにWATWINGが登場。お題に沿った表情をしながらアリーナをリレーで1周するという「キメ顔さんが転んだリレー」企画で熱いバトルを繰り広げる。

変顔をはじめとするライブ中の"顔芸"も持ち味の超特急が自信をのぞかせる中、イケメン、変顔、ぶりっこ...など、次々と発表されるお題に全力で挑み、会場に歓声、そして笑いを巻き起こした。

■甘い表情から変顔まで会場をブチ上げた超特急の圧巻のライブ

そんな笑いに満ちたバトル企画を経て、この日のメインアクトとなる超特急のステージがスタート。ハードなナンバー「Countdown」では、マサヒロの「ブチ上がっていこうぜ！」という雄叫びも飛び出す中、一糸乱れぬダンスやタカシとシューヤの伸びのあるボーカルで一気に会場の空気を掴むと、「Steal a Kiss」では次々と放たれる甘い台詞で8号車(ファンの呼称)を魅了。

さらに、ダークなテイストの「Spice」やしっとりとした「Before Dawn」など、それまでのバラエティの顔から一転、抜群の表現力で楽曲の世界観を横浜アリーナに浮かび上がらせる。

ライブ後半にはこの日が初パフォーマンスとなった「AwA AwA」や変顔も飛び出したハイテンションな「超えてアバンチュール」など、アッパーかつコミカルな楽曲で畳み掛けていく9人。カッコいいのに面白い、超特急らしいユニークなパフォーマンスでライブを走り切ると、ラストにはステージに再登場したMAZZELとWATWINGと共に「Burn!」を披露し、エンターテインメントに満ちたイベントを締めくくった。

「VS.超特急 完全版　独占インタビュー&打ち上げもあるよ！SP」では、4時間にも及んだ熱狂のライブの模様を収録。日テレプラスのスペシャル版だけの独占インタビューや打ち上げも収録されており、裏側まで余すとこなく楽しむことができる。

「ずっと続くような企画になればすごくうれしい」とカイがライブの最後に語ったように、今後どんな対バンが実現するのか。超特急の真価が発揮された「VS.超特急」の動向にも期待したい。

文＝HOMINIS編集部

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