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韓国ドラマ『社長ドル・マート』イ・シニョン、EXO シウミン、MONSTA X チェ・ヒョンウォン、チェ・ウォンミョン、イ・セオンの5人が撮影秘話を語る「本当に楽しい現場でした」

2024.12.18(水)

韓国ドラマ「社長ドル・マート」で元アイドルグループ”サンダーボーイズ”を演じる5人
韓国ドラマ「社長ドル・マート」で元アイドルグループ”サンダーボーイズ”を演じる5人

今年2月に、大人気KPOPグループ「EXO」メンバーのシウミンら主演キャストが来日しドラマファンミーティングを皮切りに、先行上映会、トークイベント、デジタル配信など話題を作り続けている韓国ドラマ「社長ドル・マート」。そんな話題作がのDVD BOXが12月18日に発売される。

今回は、本作のメインキャストであるイ・シニョン、シウミン(EXO)、チェ・ヒョンウォン(MONSTA X)、チェ・ウォンミョン、イ・セオンのインタビューをお届けする。

「社長ドル・マート」に出演するイ・シニョン、シウミン(EXO)、チェ・ヒョンウォン(MONSTA X)、チェ・ウォンミョン、イ・セオン

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――K-POPグループ「サンダーボーイズ」のメンバーという設定でしたが、初めてこの設定を聞いた時の感想は?

シウミン「私とヒョンウォンは現役アイドルですけど、脚本では「解散したグループの、元アイドル」という設定だったので、どういう風に演じたほうがいいのかキャラクター分析にとても悩みましたね」

ウォンミョン「(シウミン&ヒョンウォンを指して)ここに現役の方々がいらっしゃるので、私はそんなに心配になりませんでした。アドバイスなどもらえると思っていたので、焦らず自分なりに役作りができたと思います」

シンヨン「最初は『社長ドル・マート』というタイトルを見て、これって一体どういう話だろう?と思ったり、キャラクターの設定を聞いて少し不安でしたが、とにかく共演者のみなさんに学ぶ気持ちでやってみようと思いました」

セオン「まずはグループの名前が笑える名前じゃないですか。おかしい名前だけど逆にそれが魅力的だなと思いましたね」

シウミン「『サンダーボーイズ』が!?」

セオン「そうです。独特で珍しい名前だなと」

シウミン「しかし、実際『サンダーボーイズ』という名前のグループが出たら...ちょっとダサいかもね(笑)」

(一同、笑う)

セオン「まぁ、でもこういうのって正解がないですよね。そもそも、我々がアイドルとしてちゃんと登場する場面は、ステージ上で受賞する場面たったひとつですので、その...」

シウミン「あ、それネタバレ...」

セオン「そうか!ネタバレ!ごめんなさい」

(一同、笑う)

ヒョンウォン「私も自分の未来が気になりますが、この『社長ドル・マート』はアイドルグループ解散後の話なので、その設定が僕にとっては興味深かったです。でも、このメンバーたちと最初に会った時は、『このルックスでグループが失敗するなんて!』と思ったほどのビジュアルだったので、かなりのインパクトを受けた記憶があります」

――(シウミン&ヒョンウォン)アイドルとしてキャリアが今回の演技に役に立った部分がありましたか?

ヒョンウォン「私は演技の経験が他のメンバーに比べて少ないので、現場で毎日学ぶ気持ちで...」

(一同、笑う)

ヒョンウォン何かと戸惑う状況もありましたが、みんな同じ年頃なので、かしこまることなくその都度フィードバックしてもらえて、すごく助かりました」

シウミン「私も役者としての経験はそんなに無いですが、今回の『社長ドル・マート』のキャラクターは自分とよく合うところもありましたし、このキャラクターをどう演じていけばいいのか研究もしましたね。みんな、個性豊かなキャラクターなので、自分も自分のキャラクターを最初からしっかり作っておかないと駄目だなと思いましたし、とても楽しく演じました」

――(イ・シニョン&チェ・ウォンミョン&イ・セオン)アイドルグループのメンバーを演じるにあたり、意識した部分がありましたか?

シンヨン「どんな状況でもメンバーたちと一緒にいると自然体として見えるだろうと思いましたので、肩の力を抜いて挑めました。ヒョンウォンさんがたくさん学んだと言いましたが、メンバーそれぞれが持っているセンスや今までの経験をベースに、みんな、ものすごく自然な演技ができたと思います。そして、そんなメンバーひとりひとりの個性が集まってシナジー効果が生まれたんだと思います」

ウォンミョン「特に意識はしてなかったです。初対面じゃないメンバーもいたので、わりと気楽な感じで合流しました。そして、役者としてみんなから何か学べるものがあるだろうという期待もありました。そんなに深く悩まず、みんなと楽しく演じることだけを考えましたね」

セオン「みんな同じ年頃というのもあり、現場がとにかく楽しかったです。みんなセンスがよくてアドリブも多かったし、アイデアもたくさんお互いに共有できました。正直、撮影が始まった当初は少しぎこちない感じもありましたが、サンダーボーイズの設定自体が久しぶりに再会する設定なので、徐々に仲良くなっていく姿がとても自然に見えたのではないかと思います」

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――シウミンとヒョンウォンさんは、アイドルとしての姿勢を何か教えたりしましたか?

シウミン「特に教えてもないのに、すぐ真似できてましたね」

(一同、笑う)

シウミン「みんな、本当のアイドルでもなったような感じでした」

――アイドルグループのように、今回メンバー間の絆を感じたシーンがありましたか?

ウォンミョン「これ、ネタバレになるかも」

シウミン「そうだよね。その可能性あるね」

ウォンミョン「なんとなくそのシーンについて話しましょうか?カットされるかもしれないけど(笑)。ホランが倒れた時にメンバーたちが...あ、これ駄目かも」

(一同、笑う)

セオン「カットされなさそうなのがあります。第1話に...」

ウォンミョン「予告編にも出るシーンね」

セオン「そう。予告編にも出ますが、雷が落ちてみんなで抱き合うシーンがあります。大の大人なのにびっくりして抱き合って...それだけでも厚い友情が感じられると思います」

シンヨン「ある状況に置かれた時、自分の状況もあまり良くないのにもかかわらず、メンバーのことを心配する場面が結構あります。その部分を観ると、メンバーの厚い友情を感じられると思います」

シウミン「そうですね。劇中では我々がずっと喧嘩するんですけど、喧嘩をしながらもお互いのことを心配するシーンが多く、お互いのことをよく分かっているこそ友情を感じる話ではないかと思います」

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――撮影中、お互い良い刺激を受けていたと思いますが、思い出せるエピソードがありましたら教えてください

ヒョンウォン「エピソードはたくさんありますけど、特に、撮影当時すごく寒かったですが、外でのシーンも多かったです。何時間も外で苦労しているのに、みんなはそんな気配を一切出さずに演じていて、それがすごくカッコ良かったんです。ホランもテホも台詞の量が多かったのに、2人ともしっかり準備してきて、そういう姿も自分にとっては良い刺激になったと思います」

シウミン「みんな大変な状況なのに、楽しくお喋りするなど温かい雰囲気の現場でしたね。イェサンという地方で撮影しましたが、すごく寒かったです。イェサンがそんなに寒いとは知らなかったですね。冬の国でした」

シンヨン「とにかくみんな仲良かったです。劇中で私が酔っぱらったシーンがありましたが、とても真剣なシーンなのに、服がどこかに引っかかってしまったんです。みんながそれを目撃したのに頑張って笑いを我慢してましたね。なのに、最後の最後に、自分が我慢できず笑ってしまってNGを出したことがありました。何でもないことにもみんな楽しくなって笑って...その瞬間の状況を思いっきり楽しんでいる我々の姿から、本当にみんな仲良くなったなと思いました」

シウミン「本当に楽しい現場でした」

ウォンミョン「実はシンヨンが我々を笑わせといて自分だけクールに装っていたんです」

(一同、爆笑)

ウォンミョン「エピソードと言ったら、それしか思い浮かばない。笑いを我慢するのが一番大変でした。撮影中、シンヨンだけポーカーフェイスで、我々は笑いを堪えていた記憶が一番の思い出ですね」

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――撮影後にもみんなで合ったことはありますか?

シウミン「シンヨンは忙しくてあまり頻繁に参加できなかったですが、他の4人はたまにご飯も食べてお酒も飲んでいます」

ウォンミョン「撮影現場でもみんなでデリバリーでチキンを頼んで一緒に食べたりしました」

――撮影中、我慢できずNGを出したことある方?どんな状況だったか教えてください

一同「みんな同じぐらいNGを出してました(笑)」

――ドラマ同様、もし自分も20代前半で挫折を経験した場合、今とは違う職業を選んだと思いますか?

シンヨン「深い質問ですね」

シウミン「私は、このメンバーだったら、『社長ドル・マート』のようにマートを経営すると思います」

セオン「このメンバーで?」

シウミン「そう。みんなをつれてマートやるよ!」

(一同、笑い)

ヒョンウォン「我々はちゃんと職業ありますけど?」

セオン「兄さんにマートやろうって言われたら仕方ないな」

シウミン「一緒にやろうよ」

ウォンミョン「一緒にやることにします」

シウミン「面白そうじゃないですか?」

ヒョンウォン「何でもできるかも」

シウミン「このメンバーだったら何でも出来ちゃいますから」

ウォンミョン「私は、メンバーたちを見て、自分も歌手になってみたいなと思いました」

シウミン「アイドルになりたい?」

ウォンミョン「挫折したら何がしたい?という質問だったので、一度想像してみました」

シウミン「実は、ウォンミョンは歌がとても上手なんです」

セオン「あだ名がチェ・シギョンです」

(一同、笑い)

ウォンミョン「歌うのは好きですけどね」

ヒョンウォン「上手いよね」

セオン「声が素敵」

シウミン「大学での専攻は歌だったそうです」

ウォンミョン「私の話はここまでにします(笑)」

シウミン「はいはい、ここまでにしよう(笑)」

シンヨン「何かうまくいかなかったら、まずはお金を溜めなきゃいけないですね。資本金が必要...」

シウミン「バスケはどう?この間もバスケしましたよね?」
(※イ・シニョンがバスケ映画『リバウンド』に出演していたためのジョーク)

(一同、笑い)

シンヨン「一生懸命、しました!(笑)話を戻しますと...まずは何かしらお金になるようなことをすると思います」

ヒョンウォン「私はアルバイト経験がそんなに無いので...」

シウミン「私もそう」

ヒョンウォン「本当?私は食堂とかで働いてみたいかも」

シウミン「あ、私はファストフード店で働いてみたかったです。あ、これはカットで」

(一同、爆笑)

セオン「私は会社員をやってみたいです。もちろん大変な仕事だと思いますが、規則的なルーティンのある人生を生きてみたいです。定時に出勤と退勤をして、毎月給料が入るような生活。幸せな会社員になってみたいです!」

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――ドラマの中で、自分の性格に一番近いキャラクターは?(自分が演じたキャラクターでもOK)

ヒョンウォン「自分の実際の性格に近いキャラクターですか?誰だろう...」

ウォンミョン「みんな自分に一番近いキャラクターを演じたんですよね。それぞれピッタリの役でした」

シウミン「私はヒョンウォンが演じたイジュンを演じてみたいとは思いました。マイペースなタイプの役を一度は演じてみたいなと。だからといって憧れてるわけではないですが(笑)挑戦してみたいです」

シンヨン「監督が深く考えて配役してくださったので、現場で初めて会った時からみんなそのキャラクターの人でした。ですので、他の役を演じたいという考えよりは、自分に与えられた役を一生懸命演じようという考えのほうが強かったですね」

――現場でのムードメーカーは誰ですか?

一同「全員かな?」

ヒョンウォン「やはりシウミンさんが一番年上ということもあって、元々の性格も劇中でのキャラクターもエネルギー溢れるタイプなので、現場で我々をリードして愉快な雰囲気を作ってくれましたね」

シウミン「自分は一番年上だしやはり僕がいい雰囲気を作らなければ...と思いましたが、徐々にみんながギャグをするんですよ。撮影後半はお互いギャグ大会みたいな感じでした。(笑)とても良いチームワークでした」

――リーダーシップを発揮したメンバーは?

シンヨン「それもシウミンさんでしょう。シウミンさんも撮影が大変だったはずなのに、ずっと笑顔でいて、お水を持ってきてくれたりみんなを気遣う姿はまさにリーダーの姿でしたね。シウミンさんを見て、人間性というものを学べたし、本当に温かい人だなと思いました」

シウミン「ありがとうございます。(照れ笑い)」

――<サンダーボーイズ>の掛け声を披露してもらえますか?

ヒョンウォン「本当に?」

(一同、爆笑)

シウミン「みんな、覚えてる?」

一同「こうだよね?(片手を前に出して)」

ヒョンウォン「久しぶりだね」

全員「ウルルンカンカン!(ゴロゴロドカン)サンダーボーイズ!」

ヒョンウォン「ありがとうございます。素敵な思い出をもう一度味わえました(笑)」

セオン「これもやる前にかなり話し合いました。雷の形にしようかどうしようかなど。でも、結局、普通に手を合わせることにしたんですよね」

(C)2023 The Great Show・PONY CANYON

――例えば、サンダーボーイズが日本でデビューするとして、日本のファンの皆さんに動画コメントをお願いします

シンヨン「何も分からなかった自分がこの作品でたくさん学びましたし、みなさんにもこの作品ならではの感性をたくさん感じていただけると嬉しいです。単なる物語ではなく、成長の話です。失敗するかもしれないけど、きっと立ち直れるということをこの作品で思って頂ければと思います」

全員「ちょっと違う~!」

(記者:みんさんは今、サンダーボーイズですよ)

シンヨン「あ、そうか!やり直します!(笑)」

ヒョンウォン「これからのドームツアー、ご期待ください!素敵な曲と共にみなさんに会いに行きます!」

シウミン「サンダーボーイズが初めてドームツアーを行います。まだまだ足りない僕らですが、みなさんの応援と僕らの情熱でステージをいっぱいにしましょう!期待してください!」

ウォンミョン「もうすぐみなさんの元に行きます。少しだけ待ってね!」

セオン「チケットは9月15日にTVINGで販売開始です。(※韓国での初放送日が9月15日)」

シウミン「それから、ペンライトの色ですが、メンバーそれぞれの色があります。僕は青で、サンウは黄色、ホランはピンク、ヨンミンは緑、イジュンは赤です。誰の色が一番多いのか、楽しみですね」

シンヨン「頑張ります!」

――最後に、<社長ドル・マート>を楽しみにしている日本ファンの皆さんに一言お願いします

セオン「こんにちは。『社長ドル・マート』、一生懸命演じました。たくさん観てください。そして、応援をよろしくお願いします」

シウミン「『社長ドル・マート』、ゴロゴロドカン!とドタバタな事故や事件たっぷりで、そしてとても温かいドラマです。たくさんの関心と応援をお願いします。ファイティング!」

シンヨン「どんなところでも輝くような俳優たちが集まって、元サンダーボーイズメンバーを花のように演じました。すごく面白いので、ご期待ください。たくさんの関心と応援をお願いします」

ウォンミョン「この5人が集まって本当に楽しく撮影しました。僕らの心がきっと作品から滲み出ると思います。たくさんのご関心と応援、宜しくお願いします」

ヒョンウォン「『社長ドル・マート』が10月...9月?」

(一同、爆笑)

ヒョンウォン「15日でリリースされました。どうぞ宜しくお願いします(※韓国での初放送日が9月15日)」

シウミン「お願いします!」

作品情報

韓国ドラマ「社長ドル・マート」

公式サイト
https://www.welovek.jp/ceodolmart/

12月18日(水)DVD BOX発売
https://news.ponycanyon.co.jp/2024/10/104646

ドラマファンミーティングの様子
https://news.ponycanyon.co.jp/2024/02/95050