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乃木坂46・金川紗耶&田村真佑が新曲「歩道橋」そして2024年の活動&メンバーエピソードも振り返る「旅先が重なって熱海に乃木坂が集合していました!」

2024.12.17(火)

乃木坂46の37thシングルの魅力を語る金川紗耶(写真左)&田村真佑(写真右)
乃木坂46の37thシングルの魅力を語る金川紗耶(写真左)&田村真佑(写真右)

乃木坂46が37thシングル「歩道橋」を12月11日(水)にリリースした。遠藤さくらがセンターを務める本作は、一歩を踏み出すときの迷いや葛藤を表現したナンバー。冬の季節にぴったりの乃木坂46らしさあふれる仕上がりとなっている。今回、本作の選抜メンバーである4期生の金川紗耶と田村真佑にインタビューを行い、楽曲の聞きどころや、歌詞にまつわるパーソナルな質問に答えてもらうとともに、2024年を振り返ってもらった。

金川&田村が息の合ったキュートなピースサインも披露♪
金川&田村が息の合ったキュートなピースサインも披露♪

■金川と田村の2人もニューシングル「歩道橋」の歌詞に共感

――――「歩道橋」を最初に聴いたときの印象はいかがでしたか?
金川紗耶「落ち着いたメロディーがすごく好きだなと思いました。最近は元気なシングルが続いていたので"乃木坂っぽい"、"原点に戻ったな"という感じがしました。歌詞は、不安や葛藤を抱きつつも内なる意志を伝えている感じで、そこが今回のセンターのさくちゃん(遠藤)の印象と重なる気もしました」

田村真佑「"THE 乃木坂46"という曲をいただけたなって、そう思いました。誰もが経験する"迷い"や"選択"が歌詞に描かれていて、世の中のいろんな人が共感してくれるんじゃないかと思いました」

――――「歩道橋」を人生の岐路に例えるなど印象的な歌詞が並びますが、好きな歌詞や共感できるフレーズはどこでしたか?

金川「私は普段、歩道橋の上から車や人を見るのが好きなんです。人それぞれ、いろんな人生があるだろうな、今回の歌詞のように(新たな道を)渡りたくても渡れない人もいるのかなって。歌詞というよりも、そういう感覚になることの多い"歩道橋"というタイトル自体が私の中でポイントでした」

田村「"それなりにしあわせだけど いつか ここを渡る日が来るのかなあ"という部分が、自分たちのアイドル活動と重なりました。幸せを感じる瞬間も多くて、ずっとここにいたいけど、いつかは旅立って新しい道に行かなきゃいけないのかなって。その2つの感情の間で揺れ動く感じにグッと来ました」

■2人の人生のターニングポイントはいつ?

――――「歩道橋」のMVや振り付けの見どころを教えてください

金川「ダンスは細かい動きが多くてけっこう難しいですが、その振り付けだからこそ乃木坂らしさが出ているのかなって。一人一人のはかない表情にも注目してほしいです」

田村「乃木坂っぽいしなやかさが表現できる振り付けだと思います。MVは冬っぽさ満点で、今までは明るい場所で撮ることが多かったですが、今回は夜の雪の街が舞台です。多くの人が行き交う中で私たちが踊る、メッセージ性のあるダンスシーンになったと思います」

金川「映像で見たとき、冬のイメージが強いなと思いました。MVの撮影は寒くて、あえて2人で1つのベンチコートにくるまりながら暖をとるのが楽しかったです。私はずっと、今回初選抜に入った奥田いろはとくっついていました(笑)」

――――今作の歌詞にちなんで2人の人生のターニングポイントがあれば教えてください。

金川「私はやっぱり2022年に札幌ドームで披露した"きつねダンス"です。あんなに話題になるとは思っていなくて、乃木坂46に受かったときと同じぐらい驚きました。それがいろんなお仕事にもつながり、会う人会う人に『きつねダンス、踊っていたね』『きつねダンスの子だ』と言ってもらえてすごくうれしかったです」

田村「私は王道ですが、乃木坂46に合格したことです。人前が苦手で上手く話せなかった自分が、こうして大勢の前でパフォーマンスしたり、ライブでMCを担当するとは思ってもみなかったので。乃木坂でいろんな経験を積んだことで本当に変わりましたね。性格も明るくなったと思います」

■2024年は新体制2年目で"まとまり"を実感

――――12月11日(水)にシングルがリリースされ、2024年も残すところ2週間です。2024年のグループ活動を振り返ってみて、どんな一年でしたか?

田村「乃木坂46が新体制となって2年目。5期生がどんどん心強い存在になって、私たち4期生もよりグループを引っ張っていこうという気持ちが高まりました。グループ全体が同じ方向を見て走っている...という想いがさらに感じられた年だったと思います」

金川「新体制でいろいろ不安もありましたが、最近、やっと形になってきた感じがします。もうすぐ6期生も入ってきますし、それまでには新しい乃木坂46を完璧に作り上げられる気がしています」

――――グループでまとまりを感じた1年だったんですね。他にも何かエピソードはありますか?

田村「お仕事以外ですが、メンバーが旅行で同じ場所に行っていたなんてことも今年はよくありましたね。夏休みには熱海に行っていたメンバーが多かったですね。私は同期の賀喜遥香&弓木奈於と行きましたが、他にも、梅澤美波さん&佐藤楓さん、一ノ瀬美空ちゃん&小川彩ちゃんも行っていました。この夏休み期間に、乃木坂メンバーがめっちゃ熱海に集結していましたよ(笑)。現地では会わなかったですが、たまたま同じ日に行っていた子もいました。のんびり食べ歩きをしたり、癒されそうなホテルに泊まったりして楽しかったです」

金川「あとは、旅行で言うと韓国に行った子も多かったかも。私も川﨑桜と一緒に行って、ショッピングを中心に満喫しました」

――――個人の活動では田村さんは、日本テレビ系のアニメ『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』(2025年1月11日(土)スタート)で声優に初挑戦されますね。

田村「『アニメが好き』というのをずっと言い続けてきて、ファンの方に『声が特徴的』とか『真佑ちゃんが声優をやっているのを見たい』と言っていただけることも多かったので。それが実現して、自分の夢が一つ叶えられた年でもあったなと思います」

――――メンバーも喜んでくれましたか?
田村「初めてそのお話を聞かされたとき、賀喜遥香と弓木奈於がたまたま一緒にいて、2人が『今すぐ練習しよう!』って言ってきました(笑)。そんな風にメンバーが喜んでくれる姿を見て、より頑張ろうという気持ちになりましたね。かわいいキャラクターの役なので、みんなに愛されたらいいなと思いながらアフレコの収録をしました」

――――金川さんは個人活動で印象に残っていることはありますか?
金川「ラジオ(「乃木坂46 金川紗耶のイマレコ!」(AIR-G' FM北海道))が毎回楽しくて記憶に残っています。ついテンションが上がっちゃっています(笑)。ラジオの私が好きと言ってくださる方もいますし、ラジオでいろんな方としゃべれるようになったことで今のいろんな活動も楽しくできているのかなって思います。バラエティも大好きです! 今後、より素の自分で臨めるバラエティにも挑戦したいです」

撮影=市村円香 取材・文=川倉由起子

リリース情報

乃木坂46 37thシングル「歩道橋」
2024年12月11日(水)発売
<ライブ情報>

「37thSG アンダーライブ」
2025年1月28日(火)&29日(水)&30日(木) 千葉県・幕張メッセイベントホール