シュー・カイ(許凱)と共演した「楽游原」が話題の国際派女優ジン・ティエン(景甜)が、中国の名優とタッグを組む大人ロマンス
2024.12.3(火)
巨匠チャン・イーモウ監督のアクション大作「グレートウォール」(2016年)でハリウッド進出し、その後も「キングコング:髑髏島の巨神」(2017年)や「パシフィック・リム:アップライジング」(2018年)といったハリウッド大作で注目を集める国際派女優ジン・ティエン(景甜)。
本国・中国でも、「麗王別姫~花散る永遠の愛~」(2017年)ではアレン・レン、「楽游原」(2022年)ではシュー・カイといった"国宝級"イケメン俳優たちとの壮大なロマンスが支持を集めるなど、国内外で幅広い活躍を続けている。そんな彼女がアジアの名優ウィリアム・フォンとタッグを組んだ"大人のラブロマンス"が、時代劇「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」(2023年)だ。
「楽游原」では女性も惚れるクールな女軍師・崔琳を熱演し、実年齢で6歳年下のシュー・カイと息の合ったアクション&爽やかなロマンスを繰り広げたジン・ティエン。アクションの素養を活かした"動"のキャラが評価を集める一方、12月12日(木)からチャンネル銀河で日本初放送される「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」では一転、知力ではずば抜けているものの馬にも乗れない"静"のキャラクターが好評を博した。
ジン・ティエン演じる慕灼華(ぼしゃくか)は、江南一の富豪である慕家の7女として生まれ、幼い頃から官職を目指して勉学に励み、医術も習得した才女。ところが、慕家の当主である父親の言いつけで縁談が持ち上がり、「嫁いだら官職につけない」とばかりに、侍女の郭巨力(かくきょりき)と2人で家を抜け出し科挙を受けるため都の定京に向かう。
「女は嫁いだら終わりよ。科挙に受かれば家での立場も強くなる」「花になってはダメ。樹木になるの。それも大木に...」と、都へ向かう馬車の中でも読書に勤しむ慕灼華は志高く頭脳明晰で、「楽游原」の崔琳とはまた趣の異なる逞しさを持ったヒロインだ。
そんな彼女が都で出会う運命の相手が、ウィリアム・フォン演じる南宸定王・劉衍(りゅうえん)。医術の心得もある慕灼華は、劉衍が毒に苦しみ意識朦朧としている現場に出くわし、善意から彼を治療する。だがそのせいで、同じ日に起こった毒殺事件の犯人ではないかと疑われてしまう。
ウィリアム・フォンは、「蘭陵王」(2013年)や「明蘭~才媛の春~」(2018年)などで知られる実力派。本作で演じる劉衍は"虎"と恐れられる百戦錬磨の猛将だが、裏切りによって多くの戦友を失い、心と体に傷を負った孤独で陰のあるキャラクターだ。
そんな身分違いの2人のロマンスは、じれったくなるほどの一進一退ぶり。人を信じられない劉衍は、慕灼華の見識の広さに一目置いているものの、なかなか殺人犯の疑いを解こうとしない。一方の慕灼華も、かつて3万の軍を率いて戦ったという武勇伝を持つ劉衍を恐れ、2人の距離感はなかなか縮まらない。劉衍の匂い立つような色気にあてられ、つい慕灼華が「定王様は男前ですね」と口にすれば、疑い深い劉衍に「おとなしい顔をして腹黒いな」とかえって深読みされてしまうのだ。
そんな硬派な劉衍が、か弱い慕灼華を守る展開が堪らない。馬に乗れない慕灼華に「来い」と手を差し出し、後ろから抱きかかえて馬を走らせたり、敵に追われる場面で劉衍が慕灼華の手を取って逃げたりと、男前な見せ場が続々と登場。そして、そのまま木の上に隠れ、寒そうな慕灼華に劉衍が自分のマントをそっと羽織らせるなど、言葉には現れない劉衍の優しさが2人の距離を縮めていく。
酒宴で酔っぱらった劉衍が慕灼華にキスをしてしまい、しかも覚えていない...中盤ではそんな"じれキュン"エピソードも。堂々とした風格と大人の色気を漂わせるウィリアム・フォンとジン・ティエンとの恋模様は、味わい深く、回を重ねるごとに引き込まれていくこと必至。人気と実力を兼ね備えた2人が織りなす、じれったい大人のラブロマンスを堪能してほしい。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
放送日時:2024年12月12日(木)23:00~他
※毎週(月)~(金)23:00~
チャンネル:チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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