「ツイステッド・メタル」の放送記念イベントに杉田智和&朴璐美が登壇!「キャラクター以上に車が印象に残りました」
2024.11.8(金)
アンソニー・マッキー主演の全米大ヒット"運び屋"アクションドラマ「ツイステッド・メタル」がアクションチャンネルで放送されることを記念し、スカパー!"ワクワクプレゼント"の当選者限定で第1話上映会&杉田智和と朴璐美による豪華トークショーイベントが10月19日に開催された。
杉田と朴に作品の感想や演じた人物以外で印象に残ったキャラなど...杉田×朴でしか展開できない深い話まで語ってもらった。
――視聴しようか迷っている人も多いと思います。お二人から見て、本作はどんなドラマでしたか?
杉田「メインビジュアルを見て受ける印象。それがそのまま映像になったような内容です」
朴「本当にそう!」
杉田「言葉を濁さずにいうと、主人公が配達人をやっている『マッ◯マックス』です」
朴「本当にそう(笑)」
――原作ゲームについてはご存知でしたか?
杉田「いえ、知りませんでした。それが初代プレイステーションから続くゲームシリーズと聞いたときは、かなり興味が湧きましたね」
朴「あんなにゲームやってるのに、これのことは知らなかったの?」
杉田「だから驚いたんです。それで調べてみたんですが、これまた味のある作品でして。その流れをしっかりと汲み取って映像化してるんだな、というのは感じましたね」
――これは気になっている人も多いと思うのですが。「原作からの知識」が必要に感じられる場面はありましたか?
朴「まったくなかったです。オリジナルの新しいドラマだと思って1話の収録に行き、その収録の後で原作のことを知ったくらい(笑)。その後もなんの違和感なく最後まで走り切りました」
杉田「演出がコミカルな部分はあって、そこは漫画やゲームを原作とする作品らしい表現なのかなと思いました。ただ、ストーリーの流れは完全オリジナルなので、前提知識の有無はまったく気にしなくて大丈夫です」
朴「本当にそう」
杉田「視聴のハードルはうんと低いと思います。見る前に何か学ばなきゃいけないとか、ジャンルの作法を理解しなきゃいけないとか、皆無です。フードコートの冷めたフライドポテトを食うくらいの気持ちで来てください」
――実写吹き替えでありながら、ちょっと漫画的な非現実感がある演出は確かに大きな特徴ですね
杉田「シリアスな場面がある一方で、大爆発が起きても『ああ死ぬかと思った』で生き延びかねない世界なので、それほど深刻に受け止めすぎないように演じました。そこに、鬼気迫る展開とシュールな面白さが乗ってきて、非常に独特な作品になっているんじゃないかなって」
朴「私はもう右も左も分からなくて、最初は『なんだこの世界観は...』と驚きました。全体的に表現が生々しくて。こりゃもうヤバい作品だと思いましたね(笑)」
杉田「だが、それがいい!」
――ご自身が演じられた人物以外に、特に印象に残ったキャラクターはいますか?
杉田「僕は、キャラクター以上に車が印象に残りました。それぞれが乗る車に個性がある。ジョンに至っては恋人を大切にするかのように接するじゃないですか。車たちもまた、作品を彩る"キャラクター"だと思ってもらえたら嬉しいかな」
朴「クワイエットに至っては、その車と張り合うからね」
杉田「『張り合う』はいい表現。あれは、確かに車と張り合ってました」
朴「私としてはジョンの車に対する気持ちが分かるんですよ。逆に私自身がクワイエットに『大切なものなのよ!なんでそんなに怒るねん!』と思ったりもしました(笑)」
――クワイエットもすごく珍しい人物ですよね。役作りの難しさを感じた部分などはありましたか?
朴「まず台本をもらって、びっくりしました。自分の役がまったく喋らないじゃないですか。音響監督の打越さんは、わりと変わった役に私をキャスティングされることもあるので、最初は『今回は息だけでセリフないんだ...。逆に面白い!』と思ってたんです(笑)。でも、『2話目以降はメッチャ喋るから〜』とその収録後に言われて2度ビックリしましたね(笑)」
杉田「もちろんそれには理由があって、それが解けていく過程もしっかり描かれます。その過程もまた刺激的でしたが」
朴「そう、まったくヒロイン然としてなくてね。とても野性味あふれる感じがキュートで魅力的で、『こんな女優さんがいるんだ!』って、彼女をこの作品で知ることができてすごく嬉しくなっちゃいました」
――ジョン・ドウについては、記憶喪失ながら明るい人物という立ち位置でした。こちらもまた難しそうですが、いかがでしょうか
杉田「先の展開を知ったうえで演じた方がいいのか、自分も知らないまま新鮮に驚いたほうがいいのか、という部分は最初に打越さんに確認をとりました。そしたら『どっちでもいい』って言われた」
朴「で、どっちチョイスしたの?」
杉田「じゃあ知らないままにします、と。その方が失われた記憶をジョンと一緒に辿っているような感じがして良いかなと思いました」
――視聴者として、特にお気に入りのシーンやキャラクターがあれば教えてください
杉田「巨大コンボイを接続した"走る街"と、そこから離れて暮らす薬屋(アンバー)かな」
朴「私もそうかな、特に街のおばあちゃん(グラニー)が好き」
杉田「あの世界観を象徴するようなコミュニティが築かれていて、印象深かったですね。スポットで登場するだけかと思ったら、実は後の回でもストーリーに関わってくる」
朴「たった10話の中で、とても上手い作り方をしてるよねぇ」
杉田「これをほぼゼロから作ってるというのが驚きですよ。『F-ZERO』から『F-ZERO ファルコン伝説』作るみたいな話で、原作を完全再現する手法とは別のリスペクトのやり方もあるんだなって感心しました」
――いろいろな車が出てくるという話が出てきましたね。ご自身がゲームをプレイとして、使ってみたい車はありますか?
朴「一番バンバン撃てるやつがいいな。千葉繁さんが乗ってる、あのアイスクリームトラック!後ろからバババーっとマシンガン撃って、火が出て、上からはミサイル撃って、もうすごいじゃないですか。あれがいいです」
杉田「いろいろ乗りたいけど、やっぱりジョンの愛車が一番好きかな」
朴「どっち、エブリンの方?」
杉田「その"乗り換え"も含めてドラマなので、両方好き。それはもう『シャイニングとゴッドどっちが好き?』って日本代表ガ◯ダムファイターに聞くようなモンなんで。それはそれ、これはこれ!」
朴「変わんないね!そういうところ(笑)!」
杉田「すみません、ロラン(※朴が演じた「∀ガンダム」の主人公、ロラン・セアック)に振る話題じゃなかったですね(笑)」
朴「そう、私ずっとヒゲガン(∀ガンダムの俗称)で乗り換えなかったから」
――では最後に、新たなシーズンに向けて期待している事柄などがあれば教えてください。
杉田「クワイエットは既に重要なイベントを乗り越えていて、成熟した存在になっているような気がするんですよね。だから、彼女がこれからどんな形で戦うのかが気になるところです」
朴「ジョンの過去かな。シーズン1が終わっても謎のままだったから、パート2こそ全体的に出てくると思うんですよね。そこがメチャクチャ気になります」
杉田「本人が覚醒するのか、過去を知る重要な人物が出てくるのか。シーズン2で登場する新しいキャラクターもいるでしょうし、果たしてどうなるやら。僕個人としても、非常に楽しみにしています」
文=HOMINIS編集部
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