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坂口健太郎とイ・セヨンに漂う本物の恋人のような空気感...日韓カップルの恋模様を綴った「愛のあとにくるもの」になぜ心が揺さぶられるのか?

2024.10.18(金)

「愛のあとにくるもの」 (C)2024 Coupang Play All Rights Reserved
「愛のあとにくるもの」 (C)2024 Coupang Play All Rights Reserved

強く惹かれ合いながらも、一度は別れた日韓カップルの"5年後の再会"を描いた韓国発のラブストーリー「愛のあとにくるもの」。9月27日からの韓国先行配信に続き、10月11日よりPrime Videoにて日本でも配信がスタートすると、W主演の坂口健太郎&イ・セヨンが作り出す透明感あふれる"ケミ"に話題が集中。第3話・第4話が10月18日(金)から配信されるこのタイミングで、2人の心を揺さぶる別れと再会が描かれた序盤のストーリーを振り返ってみたい。

坂口健太郎&イ・セヨンのケミが反響!「愛のあとにくるもの」
坂口健太郎&イ・セヨンのケミが反響!「愛のあとにくるもの」

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日本と韓国を舞台にした韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」は、辻仁成×コン・ジヨンという日韓の人気作家がコラボレーションして生まれた同名小説を原作にした美しいラブストーリー。小説家を目指す大学生・青木潤吾(坂口健太郎)と、自分の人生探しのため日本にやってきた韓国人留学生チェ・ホン(イ・セヨン)の運命的な出会いと別れ、そして再会が描かれていく。

「愛のあとにくるもの」
「愛のあとにくるもの」

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偶然の出会いから始まった2人の関係。初めから互いに意識し合っていた2人は、何度かの偶然の再会を経て付き合い始める。第1話は、明るく前向きで天真爛漫なホンと、彼女をいつもニコニコとまぶしい笑顔で見守る潤吾の、穏やかで幸福感あふれるケミが印象的だ。

ホンは潤吾を韓国語読みの"ユノ"と呼び、潤吾はホンを日本語読みの"紅(べに)"と呼ぶ。そんな2人だけの愛称で呼び合う2人の関係性も堪らなく尊い。

「愛のあとにくるもの」
「愛のあとにくるもの」

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相合傘で歩く雨の夜の街角に、緑に彩られたランニングコース――潤吾とホンが出会った井の頭恩賜公園をはじめとする、日本の美しい景色が2人の幸せな日々を彩る。満開の桜が咲き誇る散歩道では、「ほんとにキレイ」とはしゃいで桜にスマホを向けるホンの後ろを、潤吾が微笑みながらついていく。

「愛のあとにくるもの」
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「キレイって韓国語でなんていうの?」
「"イェップダ"っていうの」
「イェップダ...」
「お~上手上手!」

潤吾とホンが交わす些細な会話の1つ1つが幸せに満ちていて、美しい絵画のように心に残る。第1話で描かれるこの桜の場面は、メガホンをとったムン・ヒョンソン監督も「本当に自然に心から坂口さんとセヨンさんを『きれいだな、美しいな』と思った」と語ったほど美しいシーンだ。

「愛のあとにくるもの」
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韓国のヒットドラマ「シグナル」(2016年)の日本リメイク版「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年)に主演し、韓国のメディアにも度々登場、ファンミーティングも開催するなど韓国でも人気の高い坂口だが、今回が韓国ドラマ初挑戦。

一方、「宮廷女官チャングムの誓い」(2003年)など子役時代から活躍する韓国トップ女優イ・セヨンは、2PM・ジュノとロマンスを繰り広げた時代劇「赤い袖先」(2021年)が大きな支持を集めるなど、日本での人気&知名度も急上昇中。この同世代の日韓俳優による組み合わせが好相性で、2人の間に自然と漂うケミに見ているこちらの心まで満たされていく。

「愛のあとにくるもの」
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「愛のあとにくるもの」
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だが"変わらない愛"を信じていた2人に訪れる切ない別れ...。傷心のホンが韓国に帰国してから5年の歳月が流れ、作家・佐々江光(潤吾のペンネーム)と、出版社の企画室長として2人は再会する。

5年もの間ずっと別れを後悔し続けていた潤吾に対し、男友達のミンジュン(ホン・ジョンヒョン)との結婚を決め、新しい人生を歩み始めていたホン。幸せだった過去の思い出と、頑なに心を閉ざす現在のパートを行き来しながら、未消化のままだった2人の関係に再びフォーカスが当てられる。

「愛のあとにくるもの」
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「愛のあとにくるもの」
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ホンとの日々をモチーフにした小説で注目を集めベストセラー作家となった潤吾は、インタビューに答える中で2人の思い出を振り返らざるを得ないし、ホンはその言葉を隣で通訳しなければならない。5年前、幸せだった頃の印象が強いからこそ、再会後どうしようもなくすれ違う2人が切なく、苦しい。別人のように冷たい表情を見せながらも、時折ホンが本音をのぞかせる日本語のモノローグにも心が揺さぶられる。

「愛のあとにくるもの」
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「愛のあとにくるもの」
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作品のテーマである"変わらない愛"について、配信開始を前に日本で行われた記者発表イベントで、「愛に終わりはないと思うんですけど、変化していくものだな、とは思います」(坂口)、「変わらない愛があると信じます。あります!運命的な愛もあると信じています」(セヨン)と語った2人。そんな2人が作り上げた、愛に満ちたケミに心震え洗われる、珠玉のラブストーリーだ。

「愛のあとにくるもの」
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文=酒寄美智子

<配信情報>【Prime Video】

「愛のあとにくるもの」Prime Videoにて見放題独占配信中
※10月18日(金)0時より第3話・第4話、10月25日(金)0時より第5話、25日(金)20時より第6話(最終話)が配信開始