IVE・ウォニョン、LE SSERAFIM・ウンチェからのバトンタッチ！「天性の歌声」を持つILLIT(アイリット)のミンジュに期待が集まる背景

2024.10.11(金)

9月27日に韓国KBSで放送された人気音楽番組"ミューバン"こと「ミュージックバンク」の「#1223」をもって、約1年7ヶ月に渡って番組の顔として親しまれたLE SSERAFIM(ルセラフィム)のEUNCHAE(ウンチェ)がMCを卒業。翌週の10月4日に放送された「#1224」からは、そのバトンを受け継いだILLIT(アイリット)のMINJU(ミンジュ)が新たな"第39代MC"として早速登場し、コンビを組む俳優ムン・サンミンとの初々しい掛け合いが話題を集めた。

■トップアイドルの登竜門！"ミューバン"の新MCに起用されたILLIT・ミンジュに注目が集まるワケとは？

「ミュージックバンクに参加できて幸せでした！」――明るい笑顔で堂々としたスピーチを披露しながらも、必死に涙をこらえるウンチェの"ラストショット"が感動を誘った「#1223」のエンディング。

男性MCと女性MCが1名ずつコンビを組む"ミューバン"では、ブレイクへの"登竜門"的な役割も担っており、これまでもRed Velvetのアイリーン(第31代)やOH MY GIRLのアリン(第36代)、IVE・ウォニョン(第37代)ら、トップアイドルが女性MCを歴任。それだけに後任となる新MCの起用は毎回韓国でも大きな注目を集めてきた。

新MCに抜擢された現在20歳(2004年5月生まれ)のミンジュは、ENHYPENが所属するHYBE傘下のレーベル・BELIFT LABより今年3月にデビューしたばかりの5人組ガールズグループ・ILLITのメンバー。可憐なビジュはもちろん、元YGエンターテインメントの練習生だったこともあり、デビューのきっかけとなったオーディション番組の"アユネク"こと「R U Next?」でも、その魅力的な歌声が高く評価されてきた実力派だ。

実はデビュー直後の今年4月にも"ミューバン"のスペシャルMCを務めた経験のあるミンジュだが、レギュラーMCとなった今回ばかりは「心臓がドキドキして眠れなかった」そう。パートナーとなる男性MC、ムン・サンミンがフォローしつつも終始緊張した様子で、何とも初々しい進行ぶりに、かえって好感を抱いた視聴者も多かったのではないだろうか。

■"音色の妖精"の本領発揮！ミンジュとムン・サンミンの初コラボステージ

恒例のMC就任記念ステージでは、Bolbbalgan4の「Galaxy」をカバーし、"音色の妖精"とも称される天性の歌声を響かせたミンジュ。闇夜に浮かぶ三日月に腰かけながらの幻想的なパフォーマンスから一転、OH MY GIRLのリズミカルなダンスポップナンバー「Nonstop」ではムン・サンミンとのコラボダンスも披露した。

190cmという高身長のサンミンと並んだ2ショットも好相性で、赤い髪をなびかせ笑顔を浮かべながら生き生きと踊る姿は、初MCでの緊張ぶりも嘘のよう。"エンディング妖精"でも互いに競い合うようにポーズを決める姿も微笑ましく、初日とは思えない関係性の良さを窺わせた。

またこの日は、ILLITとデビューを競い合った「R U Next?」出身のCHANELLE MOON(シャネル)、YEWON(イェウォン)を含む4人の新メンバーが加入し、5人体制で再始動した"新生・FIFTY FIFTY"の出演も話題に。9月20日にリリースされた最新EP「Love Tune」のリード曲「SOS」を披露すると、オリジナルメンバーであるKEENA(キナ)を中心とするハイレベルなパフォーマンスで華々しい復活をアピールした。

■K-POP界屈指の仲良しコンビ、SUPER JUNIORのドンヘ＆ウニョクが新MCに円満の秘訣を伝授！

第5世代が活躍する一方で、デビュー20周年を控える"レジェンド"SUPER JUNIORのDONGHAE(ドンヘ)＆EUNHYUK(ウニョク)によるユニット・SUPER JUNIOR-D&Eは、6thミニアルバム「INEVITABLE」からタイトル曲「Go High」をパフォーマンス。強烈なドラムとベースが印象的なヒップホップナンバーで見せるキレのあるダンスやラップは、ベテランらしい凄みに満ちた仕上がりだ。

また、同じ年の親友同士で、時にカップルに例えられるほどの間柄で知られる2人は、今日初めてコンビを組んだかばかりのサンミン＆ミンジュが進行するインタビューコーナーにも登場。相性を高める秘訣を尋ねられると、ウニョクが「距離を縮めるためには戦わないと...」とジョークを放ち、慣れない新人MCを困惑する場面も。それを横で見ているドンヘは笑うばかりで、ふざけ合う2人の仲の良さが現れていた。

さらにNCT最後のユニットとして今年2月にデビューを果たした"SMの末っ子"NCT WISHは、1stミニアルバムのタイトル曲「Steady」でランキング1位に輝き、地上波音楽番組での初トロフィーを獲得。この快挙に大先輩であるドンヘとウニョクから花束が贈られると、アンコールステージではインタビューで約束した通り、天使の羽をつけて歌い、フレッシュな魅力をアピールした。

また、周囲への感謝を丁寧に語ったリーダーのSION(シオン)に続いて、マイクを向けられた"マンネ(末っ子)"の日本人メンバー、SAKUYA(サクヤ)が日本語で日本のファンにメッセージを告げる場面も印象的だった。

文＝HOMINIS編集部

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