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元祖バービー人形と呼ばれたハン・チェヨンの「魔性の女」がハマリ役!「秋の童話」から20年以上が経つ今も美しい圧倒的なスター性

2024.9.19(木)

「スキャンダル(原題)」
「スキャンダル(原題)」

韓流ブームの原点といえるユン・ソクホ監督の"四季シリーズ"において、「冬のソナタ」(2002年)と並び、高い人気を誇るシリーズ第1作「秋の童話」(2000年)。ソン・スンホン、ソン・ヘギョ、ウォンビンといったトップスターを輩出した同作で、複雑な人間ドラマのカギを握る"ユン家の娘・シネ"を演じていたのが、今年9月に44歳の誕生日を迎えたハン・チェヨンだ。

"元祖バービー人形"とも呼ばれた抜群のプロポーションと美貌は今も健在で、韓国ドラマの定番ジャンル"マクチャンドラマ(先の読めない展開が続く愛憎劇)"の主演作「スキャンダル(原題)」では野心に溢れた魔性の女を大人の色気たっぷりに演じ、その妖艶な姿が注目を集めている。

ハン・チェヨンの悪女役にハマる!最新マクチャンドラマ「スキャンダル(原題)」
ハン・チェヨンの悪女役にハマる!最新マクチャンドラマ「スキャンダル(原題)」

(C)KBS

韓国の地上波KBSで現在も放送中の「スキャンダル(原題)」は、「赤い靴」(2021年)など愛憎劇を得意とする脚本家ファン・スンヨンと、「蝶よ花よ」(2023年)で手腕を発揮した演出家チェ・ジヨンがタッグを組んだ話題作。韓国で平日の同時間帯に毎日放送されている"日々(イルイル)ドラマ"で、100話近くの話数で展開するストーリーとあって、ハマると中々抜け出せないとされている韓国の人気ジャンルだ。

「スキャンダル(原題)」
「スキャンダル(原題)」

(C)KBS

自身の野心のために夫を殺害し、現在の地位まで上り詰めたドラマ制作会社の女社長ムン・ジョンイン(ハン・チェヨン)と、殺された父親の復讐に全てを懸けるドラマ作家ペク・ソラ(ハン・ボルム)――かつては義理の母娘でもあった2人を中心に渦巻くドロ沼の愛憎模様が、ショッキングな展開の連続で紡がれていく。

「スキャンダル(原題)」
「スキャンダル(原題)」

(C)KBS

チェヨンが演じるジョンインは、現在の夫・テチャン(イ・ビョンジュン)と結託し、医者だったドンホに結婚詐欺を仕掛けて全財産を奪うために殺害。その財力で自身の夢だったドラマ制作会社・ジョンインエンターテインメントを立ち上げた野心家だ。代表就任後、初恋の人にそっくりな俳優志望の青年ジノ(チェ・ウン)と出会い、トップスターの"チョン・ウジン"に転身させることにも成功し順風満帆なセレブ生活を送っていたが、元夫・ドンホの娘・ソラとの再会によって、完璧だった人生に亀裂が生じていく。

「スキャンダル(原題)」
「スキャンダル(原題)」

(C)KBS

一方のソラは、生まれてすぐに母を亡くし、最愛の父・ドンホも再婚相手のジョンイン(当時は改名前のムン・ギョンスク)によって殺害された悲運の女性。結婚を約束しながらも、結婚式の当日に姿を消した幼馴染のジノが、ジョンインと改名したかつての継母ギョンスクの下でトップスターになったことを知り復讐を決意。正体不明の作家としてドラマ「ポーカーフェイス」の脚本を手掛け、その制作会社の代表であるジョンインに近づいていく。

「スキャンダル(原題)」
「スキャンダル(原題)」

(C)KBS

夫を殺害した継母と、父親を奪われた義理の娘という構図のみならず、トップスターとなった"チョン・ウジン(=ジノ)"の存在を介して女同士の愛憎バトルが激化。さらにジョンインとテチャンの娘・ジュリョン(キム・ギュソン)までもがウジンに恋したことで、女の嫉妬が燃え上がる"四角関係"へと発展していく。

しかも高視聴率を叩き出したドラマ「ポーカーフェイス」の打ち上げパーティーが描かれる第1話のラストで、脅迫文を手にしたジョンインが転落死体で発見されるという衝撃的なシーンが登場。序盤から予測不能なストーリー展開が描かれ、韓国でも大いに話題となったばかり。10月9日(水)からの日本初放送の前に、9月28日(土)にKBS Worldにて先行放送される第1・2話だけでも引き込まれること必至だ。

約2年ぶりのドラマ復帰となったハン・チェヨンだが、その圧倒的な存在感で"マクチャンドラマの沼"へと引き込んでいくスター性はさすが。悪女ではあるが、抗えない魅力を放つ抜群のヒロイン力に注目だ。

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

スキャンダル(原題)
放送日時:2024年10月9日(水)22:00~
※毎週(水)(木)22:00~(2話連続放送)
※9月28日(土)18:30~第1・2話先行放送あり
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります