Creepy Nutsの音楽が真夏の野外に響き渡る!水浸しの音楽イベント「S2O JAPAN」
2024.9.15(日)

日本三連覇のラッパー・R-指定と、世界一のDJ・DJ松永によるHIP HOPユニット「Creepy Nuts」。圧倒的なラップ&DJスキルと、ドラマチックな歌詞&親しみやすいメロディで人気を博している彼らは、2024年1月にリリースした「Bling-Bang-Bang-Born」の大ヒットで、さらにその名を国内外に轟かせ、2025年2月には東京ドーム公演も控えている。そんなCreepy Nutsが、音楽フェスティバル「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2024」の初日となる8月2日に、スペシャルアクトとして初の野外ワンマンライブを開催した。

提供:S2O JAPAN 2024
タイの「ソンクラーン水かけ祭り」と「音楽」をコラボレーションさせた「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2024」は、放水マシーンによって四方から降り注ぐ大量の水しぶきを全身に浴びながらダンスミュージックを体感する音楽フェスティバル。快晴に恵まれたこの日、東京テレポート駅からほど近い青海R地区にある「お台場S2O JAPAN特設会場」には、10代からファミリー層まで、幅広いファンが集結。オープニングアクトのDJプレイを楽しみながら、Creepy Nutsの登場を待ち侘びていた。
夕焼けが西の空を染め始める中、R-指定とDJ松永がステージに現れると、すでにびしょ濡れなオーディエンスが大歓声をあげる。R-指定は少し照れくさそうに微笑み、DJ松永がターンテーブルを回して「板の上の魔物」が始まると、オールスタンディングのフロア全員が両手を高く挙げ、クラップを刻む。そのリズムを凌駕するR-指定の圧倒的質量のラップがお台場に響く中、ステージ前方と中央から放水がスタート。大きく弧を描く水しぶきが生み出す光景にDJ松永も楽しげな笑みを浮かべていた。続く「2way nice guy」では、R-指定の「飛び跳ねろ!」の掛け声で、オーディエンスが一斉にジャンプし、会場が大きく揺れる場面も。

そして、「お台場にお集まりの皆さん。今日の主演は俺らでもなく、お前らでもなく、夏そのものが主演となっております。この夏をブチあげる俺たち全員が今宵の助演男優賞でございます」という口上からはじまった「助演男優賞」は、オーディエンスのシンガロングで盛り上がる中、「ロックフェス」を「S2O」に置き換えたり、続く「バレる!」や「合法的トビ方ノススメ」でも歌詞の中に「お台場」を盛り込んだりと、スペシャルリリックの大サービスで会場のボルテージを上げ続けた。

「Lazy Boy」からはじまった、チルアウト系チューンパートでは、「風来」「Bad Orangez」「Dr.フランケンシュタイン」といった夏の夜風が似合うサウンドを披露したCreepy Nuts。その後の「かつて天才だった俺たちへ」でのDJ松永のハイスキルスクラッチや、「のびしろ」でのハンドラップ&シンガロングで再び熱気を取り戻した後は、彼らのMCでひと息。「ひたすらマイク握って、ターンテーブル擦って...ってやってきたヤツらの"のびしろ"がどんなものなのか、どのくらい昔の自分と比べて伸びたのか、そして、"かつて"ではなく、今も"天才"であることを今から証明させてもらおうと思っています」と宣言してからの「顔役」では、宣言通りの天才的スキルでオーディエンスを圧倒。続く「耳無し芳一Style」「ビリケン」でもノンストップでフロアを踊らせた。そして、DJ松永のプレイにジョイントするスタイルではじまった「Bling-Bang-Bang-Born」では、放水だけでなく、レーザーや炎の特効も加わるド派手な演出に会場もヒートアップ。観客もシンガロングやダンスなどで思い思いに大ヒット曲を楽しんでいた。

その後も、「よふかしのうた」「堕天」「dawn」「ロスタイム」など、多彩なヒップホップチューンで真夏の夜を彩った2人。改めて野外でワンマンライブを初めて行ったことについて「貴重」「楽しい」「気持ちいい」「体力的に危ない」と振り返った。中でもR-指定は「詰め込み型のラップのスタイルは気をつけてください」と、会場にいるであろうラッパー志望の若者にメッセージを送りつつ、「でも、これができるのが我々Creepy Nutsですからね」とニヤリと笑った。そして、ラストチューンの「二度寝」で、真夏の特別な夜を締めくくった。
取材・文=中村実香
-
ホロライブ・白上フブキが横浜で1stソロライブを開催「ホロライブという場所を見つけられて本当によかった」
提供元:HOMINIS2/25(火) -
THE RAMPAGE・吉野北人「パリで買わなかったことを後悔...」こだわりのものとは?【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS2/24(月) -
理名「リアル仁菜状態だったんです」武道館ライブも決定したガルクラ・トゲナシトゲアリが5thワンマンライブで振り返るこれまでの活動
提供元:HOMINIS2/23(日) -
多彩な活躍が続く手越祐也、ブレイクアーティストとの対談で顔を出すフランクな素顔と音楽への探究心
提供元:HOMINIS2/22(土) -
&TEAM(エンティーム)の長男・Kのトーク力が炸裂!JOが司会を担当した食リポ対決の行方は?
提供元:HOMINIS2/21(金)