中高生に人気の位置共有アプリwhooとは?人気の理由と危険性について解説
2024.9.6(金)
最近、位置情報共有アプリが若者たちの間で流行しています。位置情報共有アプリとは、自分の居場所をリアルタイムに友人や家族と共有できるアプリです。中でも、whoo(フー)はZ世代から圧倒的な支持を集め、爆発的な人気を誇っています。
しかし、位置情報の共有には危険性が伴います。個人情報の漏洩やストーカー被害などの問題が起きる可能性も否定できません。
本記事では、そんなwhooの基本的な使い方や登録方法、人気の理由を解説するとともに、位置情報共有アプリが持つ危険性と使用時の注意点についてお伝えします。
目次
株式会社LinQが運営する位置情報共有アプリ「whoo(フー)」は、友達や家族と手軽にGPS情報を共有できるアプリとして、Z世代を中心に流行しています。
2022年12月のリリース直後から、App StoreやGoogle Playで1位を獲得し、3か月で1000万ダウンロードを超える急成長を遂げました。
世界中で人気だったZenlyがサービスを終了した今、その代替アプリとしても注目を集めています。調査によると、Zenlyの代替アプリの中でwhooが一番人気だったという結果も出ています。
whooは、Zenlyとほぼ一緒のシンプルなインターフェース設計になっています。
違いとしては、Zenlyでは電話番号の登録が必要でしたが、whooはメールアドレスの登録のみで簡単に始められるのが魅力の一つです。
なぜwhooは若者たちの心を掴んで離さないのでしょうか。その人気の理由は以下のとおりです。
whooの操作画面はZenlyと似ているため、以前Zenlyを使っていた方にとっては馴染みやすく、簡単に使うことができます。
whooでは、つながっているフレンドと気軽にスタンプやメッセージを送り合えます。サンリオやモンストなど、人気キャラクターとのコラボスタンプも登場し、話題になりました。
whooには、Zenlyにも搭載されていた「ゴーストモード」があります。このモードでは位置情報を隠すことができ、友達ごとに設定が可能です。
フリーズ設定にしている間は、位置情報が取得できていない時の表示になるため、相手にゴーストモードにしていることがバレません。
what's on youは、自分のアイコンの上に投稿文を表示できる機能です。自分の今の気持ちや状況を気軽に投稿することができます。
それではwhooの登録方法と、基本操作をお伝えしていきます。
Apple StoreやGoogle Playストアから「whoo」を検索します。
アプリを入手後、「登録」をタップします。
「名前」を決めます。※登録後に変更可能
「ID」を決めます。※登録後に変更可能
メールアドレスを登録します。
パスワードを決めます。
パスワードは、再ログインする際に必要なので、忘れないように保存しておきましょう。
プロフィール写真を登録します。
以上で、whooの登録は完了です。
アカウントの作成が完了したら、次は基本操作を覚えましょう。
友達を追加するには、マップ画面の下部にある虫眼鏡マークか、画面右側にある人のアイコンをタップします。
友達から教えてもらったQRコードやIDがあれば追加できます。
友達の削除は、マップ右側の歯車アイコンから行えます。
「アカウント」から「友達」をタップし、削除したい友達のアカウントの右部にある「・・・」を選択し、「友達削除する」をタップします。
最後に、「〇〇(友達の名前)と位置情報を共有するのを本当にやめますか?」という表示が出るので、「OK」を選択しましょう。
同様のやり方で、ブロックも行えます。
whooでメッセージを送るには、マップ画面の下部にある虫眼鏡アイコンをタップします。
友達のなかからメッセージを送りたい相手を選び、メッセージのやり取りを開始できます。
アカウントの削除は、マップ右側の歯車アイコンから行えます。
「ヘルプが必要ですか?」をタップし、「アカウントを削除」をタップします。
最後にもう一度確認画面になるので、「本当に削除する」をタップすることで、whooのアカウントが削除されます。
ただし、アカウント削除から30日以内に再ログインすれば、アカウントを復活できます。
知らない人との繋がりや、位置情報の扱いなど、使用時に気を付けるべきポイントがあります。
ここでは、安心して使うために、whooの危険性と使用時の注意点について解説します。
whooではIDやQRコードで簡単に友達追加できますが、知らない人と繋がらないように注意しましょう。
位置情報を共有することで、ネット上に住所を晒されたり、ストーカー被害に遭う可能性もあります。
特定の知り合いに居場所を知られたくない場合は、アプリから位置情報をオフにすることが大切です。
whooの「ゴーストモード」を使用して、一時的に位置情報を隠しましょう。ゴーストモードの設定は、アプリを開いてマップ右側の歯車アイコンから行えます。
誰にも居場所を知られたくない場合は、スマホの設定からアプリの位置情報自体をオフにすることをおすすめします。
この方法なら、アプリ上で一人ずつ設定を変更する必要はありません。自宅や職場など、位置情報を共有したくない場所に行くときは、位置情報をオフにしましょう。
本記事では、中高生を中心に人気の位置情報共有アプリwhooの概要や人気の理由、使い方に加え、使用時に潜む危険性と注意点について解説しました。
便利な位置情報共有アプリも、使い方を誤れば思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。安全に使うためにも、注意点を理解した上で利用しましょう。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock