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イ・ジョンソクとのケミに魅了...20年以上も愛され続ける清純派女優ハン・ヒョジュの真価が分かる「好感度の高い」ヒロイン像

2024.8.27(火)

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

"2023年最高の韓国ドラマ"と称賛されたドラマ「ムービング」(2023年)で初の母親役に挑み、その後に公開された映画「毒戦 BELIEVER 2」では強烈な悪役ぶりが注目を集めた韓国を代表する正統派女優ハン・ヒョジュ。デビュー20周年を迎えた2023年以降は、それまでの"清純派"のイメージを覆す役柄が続いており、小栗旬や赤西仁と共演する日本発のNetflixシリーズ(タイトル未定、2025年配信予定)にも大きな期待が集まっている。

そもそもヒョジュの"清純派"を印象付けた作品といえば、日本に第一次韓流ブームを巻き起こした「四季」シリーズ最終章「春のワルツ」(2006年)や、巨匠イ・ビョンフン監督の名作時代劇「トンイ」(2010年)などが代表的だが、「W -君と僕の世界-」(2016年)も彼女のピュアな魅力に酔わされる必見のドラマ。韓国で放送当時、同時間帯視聴率1位を独走しMBC演技大賞でも7冠を受賞するなど国内を席巻したヒット作だ。

イ・ジョンソクとのロマンチックなキスシーンも満載!「W-君と僕の世界-」
イ・ジョンソクとのロマンチックなキスシーンも満載!「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

「トンイ」以来6年ぶりのドラマ出演となった本作は、ヒョジュ演じる研修医のオ・ヨンジュがある日突然、父が描いた大人気漫画「W」の世界に引きずり込まれてしまい、"漫画の主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)"と出会ったことから始まるファンタジック・ラブストーリー。"漫画"と"現実"という2つの世界を行き来する度に深まる恋と、彼らを取り巻く謎が、極上のときめきとスリルを生み出していく。

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

研修医として平凡な日々を送るヨンジュは、仕事人間のアラサー女子。冴えない現実から漫画の世界へ突如ワープすると、そこで出会った、幼い頃から"理想の恋人"として思い描いていたチョルとのドラマチックな恋が幕を開ける。

リアル王子様ともいうべきジョンソクの完璧なビジュアルもさることながら、全編を通して見とれてしまうのはヒョジュの透明感ある存在感。笑顔はもちろん、怒りや戸惑いといったネガティブ寄りの感情も、彼女なりの個性と魅力が詰まっていて釘付けになる。

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

ロマンチストのチョルから繰り出される反則級の甘々なアプローチも満載で、ヨンジュの髪を結んだり、お姫様抱っこやベッドに引き寄せてキスを交わしたりと、鉄板の胸キュンシーンが続々。チョルにじっと見つめられた時の、ドギマギとしたヨンジュの振る舞いや切ない表情もリアリティに溢れていて共感させられること必至だ。

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

さらに、チョルは漫画の主人公だけあって、射撃の金メダリストであり、実業家に転身して大成功を収めているという正真正銘のセレブ男子...という設定。国賓として招かれる晩餐会も日常茶飯事で、王子様のような真っ白なスーツに身を包んだチョルとヨンジュが手を取り合って踊る華麗なダンスシーンも登場。互いにスタイル抜群のジョンソク&ヒョジュとの身長差もバッチリで、まさに漫画でしかあり得ないような、お似合いすぎる2人きりの世界にひたすら魅了されるはずだ。

「W-君と僕の世界-」
「W-君と僕の世界-」

(C)2016 MBC

"マンチッナム(漫画から飛び出してきたような男性)"をリアルに体現したジョンソクの王子様オーラに何かと視線が集まりがちな本作だが、そのロマンチックな世界観を成立させているのは、愛らしいヒョジュとの"ケミ"があってこそ。異性はもちろん、同性からも支持も集める彼女の好感度の高いヒロイン像に改めて注目してほしい。

文=川倉由起子

放送情報【スカパー!】

W-君と僕の世界-
放送日時:2024年9月4日(水)13:35~
※毎週(水)(木) 13:30~(2話連続放送)
チャンネル:テレ朝チャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合があります