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クァク・ドンヨン、約6年ぶりの来日ファンミでサプライズに涙「皆さんからの良いエネルギーや応援に感謝」

2024.8.16(金)

「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024 <HEARTS>」
「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024

「涙の女王」(2024年)スチョル役や「ヴィンチェンツォ」(2021年)ハンソ役で高い演技力を発揮し、注目を集める俳優クァク・ドンヨン。そんなクァク・ドンヨンが、2024年7月28日に東京・かつしかシンフォニーヒルズで約6年ぶりとなる来日ファンミーティング「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024 <HEARTS>」を開催した。

トークと歌で観客を沸かせたクァク・ドンヨン
トークと歌で観客を沸かせたクァク・ドンヨン

(C)Kwak Dong Yeon Japan Official Fanclub


公演が始まり、クァク・ドンヨンは「Thought Of You」というJohn Parkの曲を歌いながら登場。「皆さん、はじめまして! クァク・ドンヨンです!」と日本語で挨拶し、MCから今の気分を尋ねられた彼は、「こうして会場を埋め尽くして温かく迎えてくださり、ありがとうございます」と訪れたファンへの感謝を伝えた。

続いて出演作について語る作品トークのコーナーへ。「サイコだけど大丈夫」で躁病の青年を演じた時のことを尋ねられた彼は「誇張しないようにと思って演じました。(裸にコート1枚という)服を着ない役なので慣れるまでに時間がかかりましたが、慣れると夏の時期の撮影だったこともあり、風通しがよくて気持ちよかったです」と答え、会場の笑いを誘う。

最新作「涙の女王」(2024年)では妻を探すために家を飛び出すシーンが取り上げられ、「一連のシーンですが、家の中、駐車場、道路と移っていく3つの場所ごとに、別の日に別の監督と撮影したので、ずっと感情を維持しないといけない点がつらかったです」と驚きの裏話も語られた。

ファンからの質問コーナーでは、韓国語で書かれた質問を日本語で読み上げたり、回答も日本語混じりで話したりと、積極的に日本語で話す姿勢を見せるクァク・ドンヨン。作品選びで大切にしていることを聞かれた彼は「人間味のあるキャラクターが好きです。ドラマにしか出てこないような完璧な人物よりも、未熟で人間らしい役に引かれます」と答えた。

回答を終えたクァク・ドンヨンが「涙の女王」のOST(挿入歌)で一番好きな曲だという「Fallin'」を披露したのち、インターバルを挟んで公演は第2部へ。

(C)Kwak Dong Yeon Japan Official Fanclub

幕が開くと、そこにはロックスター風に衣装チェンジしたクァク・ドンヨンの姿が。ギターを携えた彼は福山雅治の「HELLO」を熱く歌い上げ、ギターソロも披露する。ギターを弾くのは3年ぶりという彼はMCからの要望に応えて即興演奏もこなし、「これまでお見せしたことのない姿を見せたかった」と今回のステージに込めた情熱を覗かせた。

(C)Kwak Dong Yeon Japan Official Fanclub

公演も終盤に近づくと、ステージが暗転。すると事前にファンから募集したメッセージ映像が流れ、客席の全員がスローガンを掲げて「ドンヨン、サランヘ!」と叫ぶサプライズイベントが。ファンからの愛にクァク・ドンヨンは大きな瞳を潤ませ、「僕は自分の好きなことをやっているだけなのに、こうして応援いただき、気遣ってくださって、本当にありがとうございます。これからも頑張ります」と号泣しながら率直な思いを語った。

(C)Kwak Dong Yeon Japan Official Fanclub

ファンとの温かな交流に満ちた時間を過ごした彼は「皆さんからの良いエネルギーや応援にとても感謝していますし、これからも皆さんに(好きなところとして)言っていただいた大きな目、大きな口、そして演技を守って、長く活躍していきたいと思います。本当にありがとうございました!」と挨拶。ラストにback numberの「水平線」を情感たっぷりに歌い上げ、日本ファンとの久しぶりの再会に幕を下ろした。

取材・文=元永真

公演情報

「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024 <HEARTS>」
クァク・ドンヨン ジャパンオフィシャルファンクラブ
https://kwakdongyeon.jp/