ドラマ『怖れ』・莉子、高木雄也が撮影秘話を語る!「ギャップがあってびっくりしました」
2024.8.9(金)
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2024年8月15日(木)よりCBCテレビにて連続ドラマ『怖れ』が放送を開始する。
本作はスマートフォン・PC向け漫画サービス「サイコミ」で絶賛連載中の『怖れ -令和怪談-』川上十億(サイコミ /Cygames)を原作に、パパ活やAI、ASMRなど令和を象徴するテーマが描かれる。
主人公・溝口マユを映画「違う惑星の変な恋人」などで主演を務め、今大注目の俳優 ・莉子が演じ、マユを追いかける突撃系 配信者・ヤマカズ役はHey! Say! JUMPとして活躍する傍ら、ドラマや舞台など数多く活動する高木雄也(※「高」は正しくは「はしご高」)が務める。さらに、演出には数々のCMやアーティストMVなどを手掛ける小山巧氏を迎え、アーバンスタイリッシュで異彩を放つホラー作品をお届けする。
今回は莉子と高木雄也にインタビューを行い、お互いの印象や役作り、撮影現場のエピソードなどについてたっぷり語ってもらった。
――今回初共演ということで、素敵だった部分や良かった部分があれば教えてください
高木「コスプレしていたり、マユは日々格好が違うので、違う人に会っている感覚になれたのが新鮮でした」
莉子「お芝居のことを丁寧に考えてくださっていました。掛け合いのシーンはどっちかだけが頑張っていてもうまくいかないことが多いので、すごく助けられましたね。監督を交えて3人で話し合いをしながら撮影していたので本当に高木さんには助けられたな、という印象です」
高木「偉いなと思ったのは、撮影する予定になかったシーンを『今日撮影します』と言われて、俺はまだセリフを覚えられていなくて、『まずい!』って焦っていたんですけど、『セリフ覚えてる?』って訊いたら『はい覚えてます!』って。偉すぎる!と思いました」
――セリフはあらかじめ入れていたんですか?
莉子「もともと、その日ではなくてその2日後とかの撮影でなんとなく入れてて...。でも私より圧倒的に高木さんの方がセリフ量が多かったのですごく大変そうでしたね」
高木「お昼休憩だったので弁当半分諦めて...(笑)」
莉子「ずっと言ってますもんね(笑)『俺は弁当半分諦めたんだ!』って(笑)」
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――撮影を終えられてお互いの今の印象はどうですか?
高木「結構フレンドリーな人っていうイメージはある。メイクさんと喋っている姿とか見ていたので。距離を作りすぎず、ちゃんとお話しする方なんだな、と」
莉子「すごくクールな印象を持っていたので、意外に冗談とか言うんだ、みたいな。おちゃらけているときもあって、面白いお兄さんっていう印象が強いです。ギャップがあってびっくりしました。素敵な方でした」
――ギャップはどのような部分で感じましたか?
莉子「すごく覚えてるのは、スタッフさんが本番前『演じてる皆さん以外はお静かにしてください!』って言ったら『あー!すみません俺喋っちゃいましたー!』って言ったり(笑)そんな感じで現場を盛り上げてくださったり、急に冗談を言って場を盛り上げてくださったりしたので助かりました。そこで『意外...!』と思いました」
高木「撮影を短い期間でやらなきゃいけないので、1日の撮影量もすごく多くなってきて。今までの経験上、後半戦は雰囲気がバチバチになるんだろうなと思って最初にこういう人だよって自分をプレゼンしておこうと(笑)前半の余裕がある時にギスギスしてた時でもふざけられる空気を作っておけば『チっ、あいつなんだよ』ってならないから」
莉子「みんなを和ませてくれることが多くて、本当に助かりました」
――Hey! Say! JUMPの活動やドラマでキャリアを積まれている高木さんと、SNSも発信していてドラマや映画にも出演している莉子さんと、違う道から共演されたお二人ですが、お互いの新たな発見はありましたか?
高木「同じエンターテイメントなので、そんなに大きく違うってイメージは無いです。初めて会ったのもテレビ番組なので普通に芸能人の方ってイメージです。でも現場ではTikTokについて聞いていました。『バズるのってムズいの?!』とか。あわよくば始めてみようかなとか(笑)」
莉子「本読みの時から思っていたんですけど、舞台とかよくやられてるので声が素敵だなって。スタッフの皆さんもおっしゃっていました。私は舞台とか場数が全然ないので、また違う発声の仕方っていうか...素敵だなと思って、刺激を受けました。」
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――作品の印象や、原作を読んだときの感想を教えてください
高木「絶妙な恐怖感があったなと思います。なんか『怖!!!』って声がでるというより、鳥肌立っちゃうみたいな感じで、リアルだなと思います」
莉子「新しいな、と思いました。今までのホラーとはまた違ったジャンルだと思います。個人的には役が変わるというのが最初台本を読んだ時に理解できなくて、『これはどこまで私がセリフを覚えればいいんだろう?!』みたいな困惑はありました」
――ホラーだけど、現実味のある作品はお好きですか?
高木「ファンタジーもリアルもどっちも怖さあるよね。リアルで怖いのってお化けとかより人だから。怖いけどのぞき見してみたくなる感じですね」
莉子「怖いってジャンルで言うと私は作り物に振ってくれた方が見られます。怖いのが苦手なので...。演じている側だから今回はなんとかやっていますけど、血とか本当に苦手なので完成を観るのが怖いですね...」
――今回の撮影の中で印象に残っているシーンはありますか?
高木「俺は首吊りのシーンです。経験もないし。経験あったら怖いけど(笑)そのシーンで、お芝居の難しさを改めて知って。呼吸ってこんなにできないだろうなとか、お芝居について改めて考えた。だから印象に残っています」
莉子「私が印象に残っているのは森のシーン。雨の予定じゃなかったのに土砂降りになって本当の雨の中、撮影したんですよ。体力的にもスタッフさんがすごく大変そうだったので、そういう意味で印象に残っています。でもそれが結構リアルな映像になっていると思うので仕上がりが楽しみな部分でもあります」
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――ホラーならでは撮影の楽しさや難しいと思うところはありますか?
高木「難しいシーン...絶叫とか」
莉子「分かります!私もそれ。やっぱ出てこないところで出さないといけないみたいな...難しいですよね」
高木「分かる。急にMAXにもっていかないといけないから難しいなと思った。今まで見たホラー作品を演じていた人達すごいなって」
莉子「そうなんですよね、すごくわかります」
――お二人が一緒に撮ったシーンの中で、印象なシーンがあれば教えてください
莉子「最後の方は大変でしたね。ネタバレになっちゃうから言えないんですけど...」
高木「絡んでいて印象に残るシーンは、後半のクライマックスに近い方が多いので、(ネタバレになるので)難しいなあ...っていう。いつもすれ違いだったよね」
莉子「そうですね。ガッツリ一緒で大変だったのは、クライマックスぐらいです。最初の方はYouTuberと私の役での関わりだったので、そのときはまだ大変というより、みんなで楽しく撮影してた感じでした」
高木「キャッキャしてましたね!」
――今回莉子さんが一人何役も演じ、別の人物に転生するお話でしたが、変身願望であったり転生願望みたいなものはありますか?
高木「変身はね...もうこの仕事柄、自分じゃない人になるっていう経験を常にしているかなと思います」
――そうするとこの作品の役には共感する部分が多かったですか?
莉子「共感は無いですかね...。ベースのマユとか、自分とかけ離れた人物を演じ続ける作品ではあったので演じ甲斐はあったなと思います」
――役づくりの部分では何か意識されたことはありますか?
莉子「私はクランクイン前に、監督と自分の頭の中を整理するために話し合ってキャラクターを作っていきました」
――高木さんはYouTuber役が初めてということで役作りは何か意識されましたか?
高木「自分の目に触れるところに配信者がいて、ニュースになったり、知っている人もいっぱいいるし、いい意味でも悪い意味でも。だから突撃配信系の人ってこんな感じだよなっていうテンションを自分の中で考えてやりました。それほど役作りはしていないですね」
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――今回、ユクスルというVTuberが出てきましたが、もしユクスルのようなカリスマ的なVTuberが世間で流行っていたとしたら取り込まれてしまう方だと思いますか?
高木「いや、俺は大丈夫!まず知らないかもしれない(笑)本当にもうちょっといろいろ勉強しようと思ったの。撮影中、みんながNewJeansのことを話題にしてたけど、俺マジでジーパンの話だと思ってて...。みんなでも話している間、さも知ってるかのようにしてたんだけど後で調べて...そしたらアイドルでした(笑)」
莉子「よく話ついていけましたね(笑)!すごくないですか?」
高木「『うん、うん...』って言ってた(笑)。これ言うとおじさんって言われそう」
――そうしたら何か目新しい物とか流行りものがあっても安易に飛びついたりはしない?
高木「行かないね」
莉子「私SNSをやっているので『流行っているものを知ってるでしょ』とか言われるんですけど、全然そんなことないので。自分が好きなものとか自分でやりたいと思ったものはいくんですけど、そうじゃないものは本当に興味なくて、はっきりしています。流行っているからといって飛びつかない自信は結構ありますね」
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――ユクスル推しの人たちも作品でいっぱい出てきますが、ご自身が今一番推しているものがあれば教えてください
高木「NewJeansです!(笑)」
莉子「絶対嘘じゃないですか!(笑)私の推してるものはデジカメです。写真撮るのが好きでずっとフィルムカメラを使っていて、今でもフィルムも使うんですけど、デジカメはすごいですね。今、どんどん画質が良くなったりしていて軽いし小さいし。デジカメ、推してます!」
高木「推してるもの...ないですね...推し活をしないからなぁ、物集めもしないし...」
――これまではまったものとかも?
高木「(笑)...なんだろう。あんまりないかも!」
――莉子さんはYouTubeチャンネル、高木さんはHey! Say! JUMPのチャンネルに出演していらっしゃいますが、動画配信の魅力とはなんでしょうか?
高木「俺らのチャンネルって、自分たちがなにか行動して載せているわけじゃないからなぁ...今まで撮ったミュージックビデオ載せてるだけで、全く知らない(笑)」
莉子「やってみたい企画とかありますか?」
高木「普通にプライベート載せてみたい。さっきも言っていたけど意外とそんなに喋るんだ、とか言われるかも。趣味をあんまり仕事したくなくて。例えばサーフィン雑誌とか出てサーフィンの知識を喋るとなると、『やらなきゃ、勉強しなきゃ』ってなっちゃうので。サーフィンしてリラックスしてるのが好きだから...。YouTubeはそういうのなしでやれそうだからにプライベートを載せたい」
莉子「私は結構素を出して、友達と話しているのを撮ったりしているのでそれが一番だと思います。お仕事の時は知らず知らずのうちに自分を変えちゃったり、仕事モードのスイッチが入っちゃったりするから。そういうのなしで自分を出して、楽しんでやってるので、そのままなのが良さかなと思います。本当にくだらない動画しかやってないんですけど、楽しくて好きです」
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