綱啓永も通った若手の登竜門!最旬俳優の初々しい演技にも注目の「騎士竜戦隊リュウソウジャー」
2024.7.30(火)
HYの同名タイトル曲の世界観を表現した月9ドラマ「366日」(フジテレビ)の吉幡和樹役で見せた好演が評判を呼んだ綱啓永は、今最も勢いに乗る若手俳優の1人と言っていいだろう。
第30回ジュノンボーイコンテスト(2017年)で史上初めて敗者復活によるグランプリ獲得をきっかけに芸能界入りすると、翌2018年に「文学少女」(MBS)で早くもドラマ初出演。それから徐々に出演作品を増やしていき、2023年には主演3作品を含む7本のドラマに出演して一気に露出度を高めた。今年もすでにドラマ3作と映画2作に出演。さらに8月9日には櫻坂46・藤吉夏鈴の映画初出演初主演としても話題を呼んでいる出演作『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』(東映ビデオ / SPOTTED PRODUCTIONS)の公開も控えており、その快進撃はまだしばらく続きそうだ。
そんな綱だが、2019年放送の「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(テレビ朝日)に出演している戦隊出身俳優の一面も持つ。当時すでに戦隊作品は若手俳優の登竜門として知られていただけに、本作もデビューしたばかりの綱への注目度が大きく上がる契機となった作品でもある。
かつて恐竜が栄えた太古の時代。地球征服を企てる邪悪な戦闘民族ドルイドンと、それを阻止するべく最終兵器・騎士竜を作り出した古代人類リュウソウ族との間で繰り広げられた戦いは、6500年前の隕石衝突によってドルイドンの宇宙逃亡という形で決着した。その後、リュウソウ族は騎士竜を神殿に封印。神殿は伝説の剣リュウソウケンを受け継ぐ正義の騎士竜装者=リュウソウジャーによって長らく守られていた。しかし、現代になって再び地球を征服せんとドルイドンが宇宙から襲来したことから、地球を守るためにリュウソウジャーと騎士竜の新たな戦いが始まるというのが物語のあらすじだ。
綱が演じるリュウソウ族の末裔であるメルト/リュウソウブルー。冷静沈着で、敵の弱点を見抜いて作戦を立てるクレバーな性格を持ち、ともにリョウソウジャーを継承したコウ/リュウソウレッド(一ノ瀬颯)、アスナ/リュウソウピンク(尾碕真花)からの信頼も厚い。叡智の騎士であるリュウソウブルーにぴったりのキャラクターだが、プレッシャーに弱かったり、未知に対して臆病という正義のヒーローらしからぬ一面も備えているのは面白い設定と言える。
そんなメルト役にドラマ2作目の綱が挑んだ本作。物語が進むにつれて、綱の演技がどのような変化が見られるかにも注目だ。
文=安藤康之
放送情報【スカパー!】
騎士竜戦隊リュウソウジャー
放送日時:8月15日(木)06:00~#1、#2
放送チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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