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佐藤拓也、緑川光と阪口大助をゲストに迎え40歳のお誕生日会を開催!オリジナル朗読劇やゲームなど様々な企画に挑戦!

2024.6.26(水)

5月19日で40歳を迎えた佐藤拓也の誕生日を祝うイベント「佐藤サン、もう1杯 Presents 佐藤拓也、40歳のお誕生日会」が東京・ニッショーホールにて開催された。昼の部と夜の部の2部制となっており、両部ともゲストとして緑川光と阪口大助が出演し、ここでしか聞けないオリジナル朗読劇やゲームに挑戦した。本稿では夜の部の模様をお届けする。

昼の部に続き颯爽とステージに登場した佐藤は、昼の部を振り返るオープニングトークを進行。ゲストの緑川と阪口を呼び込んだ後は、誕生日にはお馴染みの曲「Happy Birthday to You」が流れ、会場を訪れたファンとともに佐藤を祝福。緑川からは「たくやくん」と書かれたプレゼントを渡されると、佐藤は「俺ほんと帰り気をつけて帰ろう」と少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな表情を見せていた。

ここからは3人がファンから届けられたメッセージに答えていく。40歳も近づき身体の不調が目立っていたという佐藤。そんな佐藤にファンから40代を経験した緑川と阪口からエールを送ってほしいというメッセージが届けられる。「15年以上前なのでわからない」と話す緑川に対し、阪口も「いいことなんかなんもないっすよ!」と一蹴。会場からは笑いが起こる中、緑川は「縄跳びがすごい得意だったけど、この間二重跳びを跳ぼうとしたらできなくてびっくりした」と年齢の衰えを実感していることを告白し、次第にトークは「人間ドック」や「ポリープ」など生々しいワードが飛び交うことに。

続いてのコーナーは観客参加型の「目指せ40ゲーム」。3人が用意した質問に当てはまる人が手を下げていき、最終的に40人ぴったりとなれば成功というゲームだ。最初は様子を見るために「A型の人」「朝食のおかずが昨日の残りだった人」といった質問を投げかけていくが、これがなかなか難しい。ということで、今度は40人ではなく5人を目指して再チャレンジ。「パン派の人」「今日のイベントに新幹線を使ってない人」「今年になって初めて佐藤のイベントに来てくれた人」といった質問で着実に人数を減らしていく中、阪口の「ソロモンの悪夢より赤い彗星が好きな人」といった質問が決定打となり、見事成功。その後も何度か挑戦し、お誕生日会ならではの近い距離感でファンとコミュニケーションを取った。最後に40歳になってからの変化を聞かれた佐藤が「知らないうちに後輩と呼ばれる人たちが増えた感覚はありますね」と語ると、緑川は「でも(佐藤は)そういうの超越してるよね。何回も人生やってる感じすらするもん」と印象を明かした。

そして、3人で"乙女ゲーム"のコーナーでは、乙女ゲーム風CD「アオハル・ルート」に収録されていないifのストーリーを実演。風祭颯人/三雲悟志を佐藤、雨宮廉/ヒロインを緑川、尾崎快晴を阪口がそれぞれ担当し、絶妙な掛け合いを披露した。中でも雨宮とヒロインの一人二役を演じた緑川や名台詞「バスケがしたいです」を披露した阪口には会場からは笑いも起こるなど、コミカルなシーンにもファンはじっくりと耳を傾けていた。

最後のコーナーは佐藤が何のお題に沿ってジェスチャーをしているのかを緑川と阪口の2人が当てる「先輩に届け!チューチュークイズ」。「水族館」「お菓子作り」といったお題に苦戦する中で、「カフェでお茶しているOL」のお題では、「山手線の女子高生」(阪口)、「ファンに『佐藤さんですか?』と聞かれて『そうです♪』と答えた」(緑川)という回答し、さながら大喜利のような空気になっていたのが印象的だった。クイズを終えた佐藤は「壇上にいる2人もそうなんですが、みなさんのおかげで人生捨てたもんじゃないなと思って、明日からも頑張ろうと思っています。ありがとうございます」と感謝を述べた。

グッズ紹介や記念撮影を行った後はいよいよエンディング。佐藤は「数字ばかり増えてしまって、至らない点ばかりの佐藤なんです。なので、もっとみんなを上手に楽しくさせられたらいいのになと思っています。僕から言えるのは、お互い元気なうちにたくさん元気なことをやっていきたいと思っているので、一番はみなさんの健康を祈っています」とファンにメッセージを届け、大きな拍手に包まれる中、ステージを後にした。

取材・文=川崎龍也

公演情報

佐藤サン、もう1杯 Presents 佐藤拓也、40歳のお誕生日会
昼の部:2024年5月19日(日) 14:00
夜の部:2024年5月19日(日) 18:00