映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演する西野七瀬「参加させていただけることがものすごく嬉しかったです」
2024.5.14(火)
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西野七瀬が5月24日(金)に公開する映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演する。
同作品は、TVシリーズの最高視聴率26.4%、映画の総興行収入98億円という、ドラマ放映開始から38年たった今も愛され続ける伝説の刑事ドラマシリーズで、横浜を舞台に"日本一ダンディな刑事"タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と"日本一セクシーな刑事"ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の活躍を描く。
ニュージーランドで探偵事務所を開業していたタカとユージは、警官と問題を起こして探偵の免許を剥奪され"出禁"となり、8年ぶりに横浜に戻ってくる。横浜で新たに探偵事務所を始めた2人の元に、最初の依頼人として永峰彩夏(土屋太鳳)が来訪。彩夏の依頼は、自分を生んで消えた母親の夏子を捜してほしいというもので、夏子はかつて横浜で歌っていた歌手だという。夏子はタカとユージにとって旧知の女性で、彩夏がどちらかの娘である可能性が浮上。2人は彩夏の依頼を引き受け、夏子を捜し始める。
今回、タカとユージのかつての職場であった横浜港署捜査課の刑事・早瀬梨花を演じる西野にインタビューを行い、伝説の刑事ドラマの出演が決まった時の感想や役作り、演じる上で意識したこと、舘と柴田の印象、撮影の思い出などについて語ってもらった。
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――「あぶない刑事」の出演を初めて聞いた時の感想は?
「『また新しく映画を作るんだ』という驚きと、そこに自分がいるなんて想像がつかなくて『どうなるんだろう?』という楽しみな気持ちが大きかったですね」
――「あぶない刑事」はご存知でしたか?
「舘さんと柴田さんがやられている刑事ドラマということは知っていたのですが観たことはなかったので、今回のお話をいただいてから前作を観させていただきました。細かいことは抜きにしてお2人の活躍に作品のパワーがあって、『これが他にはない魅力なんだ』と感じましたし、今作も変わらぬかたちで仕上がっていて、そこに自分が一緒に参加させていただけることがものすごく嬉しかったですね」
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――ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021年)以来の刑事役でしたが?
「役が全然違い、以前はあまり現場に行かず、刑事課のデスクにいることが多かったのですが、今回は現場にも行き、拳銃も持ち、同じお仕事とは思えないくらい違っていました」
――役作りや演じる上で意識したところは?
「できる若手刑事という役柄だったので、とにかく真面目でしっかり者に見えるように意識していました。そんな中で、事件の詳細を説明する場面が多くて、覚えるのにとても苦労しました。3つの事件を一気に説明するところがあって、そこに関しては本番直前までずっとぶつぶつ言ってました(笑)。(会話の)やり取りじゃないので、『自分が間違えたら終わりだ...』って冷や冷やしながら撮っていました」
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――また、銃を使ったアクションシーンもありましたが?
「準備段階から拳銃の扱い方やアクション練習などの時間をいただいて本番に臨みました。(アクションシーンは)何日間かに渡って撮影したのですが、本当に大変でした。そんな中で、舘さんと柴田さんがご自身でいろいろ考えて、台本にないやり取りのアイデアを出されているのを見て、長年バディを組んできたお2人だからこそ成せるんだろうなと思いました」
――そんな中で、タカに手錠をかけるシーンもありました。
「手錠がなかなか上手くガチャンとはまらなくて扱いが難しかったんですけど、舘さんがコツを教えてくださって、ずっと舘さんの腕で練習させてくださったんです。『本当にお優しいな』って思いました。あと、初めに手錠をかけた時に近くに鍵がなくて、舘さんが手錠を着けたまま『誰か~、鍵~』と呼ぶちょっとお茶目なところも見られて幸せでした(笑)」
――最初にタカとユージを目の当たりにした時はいかがでしたか?
「初めてそろったお2人にお会いした時は、『うわぁ!』って思いましたね。もう周りの雰囲気も一瞬で変わりますし、インパクトがもう...!『ダンディだぁ~!セクシーだぁ~!』って思いました(笑)」
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――横浜が舞台ですが、プライベートで横浜でやってみたいことは?
「謎解きが好きなので、謎解きの横浜店に行きたいですね。横浜店でしかやっていない公演とかがあるんです!何回か行ったことがあるんですけど、最近行っていないので(笑)」
――さまざまな役を演じられている中で今後チャレンジしてみたい役は?
「だらしない人をやってみたいです。私は普段、家とかだとダラダラしているので、そのままな感じで、衣装はスウェット、メイクもきれいにしない、みたいな役を1回やってみたいなと。今まで割ときっちりした人の役をやらせていただいていて、だらしない人の役はあまりやったことがないので新しい自分を見られるんじゃないかなと思います。実は自分に限りなく近いんですけどね(笑)」
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――役に入っていく時の切り替えはどのようにされているのですか?
「スイッチを入れるみたいな感じではなくて、段階的に入っていくという感じです。家はRPGでいうとセーブポイントで、敵が絶対に出ない安全で気を抜ける場所。でも、一歩出ると何が現れるか分からないので、まずは家を出た時に1段階、現場に着いてもう1段階、着替えやメイクをして、カメラに前に立って...っていう感じで段階的ですね」
――タカやユージとは関係なく、ダンディな男性とセクシーな男性では、どちらに付いて行きたいですか?
「ダンディかなぁ。セクシーはいっぱい女の人が寄って来そうで嫌なので!(笑)」
――最後に鑑賞される皆さんにメッセージをお願いします。
「今までのシリーズのファンの皆さんは『待望の新作が帰って来た』という感じで変わらぬ雰囲気で楽しめると思いますし、シリーズを観たことがない方にもぜひ観ていただきたいです。刑事物ってちょっと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、複雑なストーリーじゃなく本当に分かりやすくて、いい意味で無茶苦茶な、爽快感のあるカッコいい作品なので、最初から最後まで楽しく観ていただけると思います!」
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文=原田健 撮影=中川容邦
ヘアメイク=野口由佳(ROI) スタイリスト=鬼束香奈子
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