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青山なぎさが待望の1st写真集「Nagisa」をリリース「私って、こんなに腹筋割れてたんだな」

2024.2.28(水)

青山なぎさ
青山なぎさ

「彼女にしたい声優No.1」との呼び声高い人気若手声優・青山なぎさが、2月28日(水)に1st写真集「Nagisa」を発売する。

同作は、デビュー4年目にしてリリースするファン待望の一冊で、ニュージーランドを舞台に鳥と羊がのびのびと暮らす大自然や世界のセレブが集まる都会など、5日間にわたってさまざまな衣装やシチュエーションでの撮影に挑んだ意欲作。明るくかわいい表情はもちろん、写真集ならではのセクシーな衣装やムードあるカットなどさまざまな表情が詰まっている。

今回、青山にインタビューを行い、写真集発売を聞いた時の感想や撮影の思い出、注目してほしいポイント、今後の夢などについて語ってもらった。

1st写真集を発売する青山なぎさ
1st写真集を発売する青山なぎさ

――ずっと目標にしていたという写真集発売を初めて聞いた時の感想は?

「お話をいただいた時に海外で撮影するということも伝えていただいて、『海外って!いいんですか?』って感じで!嬉しさと共に、『ファースト写真集でそんな豪華な撮影をさせていただいて本当にいいんだろうか』っていう戸惑いもありました。『週刊ヤングジャンプ』さんでソログラビアを掲載させていただいてから、『いずれ写真集が出せたらいいね』という話はずっとさせていただいていて、それがやっとかたちになったというものなのですが、ファンの方がデジタル写真集を買ってくださったりアンケートに答えてくださったからこそだと思うので、本当に応援してくださっている皆さんのおかげだなと思っています」

――撮影に臨むにあたって事前に準備などはされましたか?

「ずっとYouTubeなどを観ながら自分でトレーニングをしていたのですが、せっかくファースト写真集で海外で撮影ができるということで、パーソナルジムに通い始めて体作りに力を入れました。なかなか時間が取れない中で、仕事の空き時間に30分だけでもジムに行って追い込むという感じで、かなりハードなメニューで頑張りました。家に帰ったらバタンッて倒れるくらい(笑)。でも、効果は絶大で、自分なりのトレーニングだと痩せはするけどボディーラインがきれいに育たなかったのですが、お尻のラインとかも全然違っていて『さすがプロだな』と。写真集を見ても『私って、こんなに腹筋割れてたんだな』って自分でも感心しました(笑)」

――ニュージーランドでの撮影はいかがでしたか?

「朝の3時くらいからメイクをして朝日の中で撮ったり、ニュージーランドの有名な観光地を巡らせていただいていろんな場所で撮影させていただいたので、バスで2時間移動して撮影して、その後3時間移動とか、移動込みで一日中動いていました。結構ハードなスケジュールだったのですが、撮影で羊と戯れたりなど遊びながら撮影するというシーンも多かったので、"観光をギチギチに詰め込んだ"みたいな本当に楽しい5日間でした」

――大変だったこと、苦労したことは?

「撮影が11月で日本よりは暖かいのですが、朝方とか夜って寒いんですよ。しかも、山の中だと特に寒くて。写真集の最初の方に掲載されている朝日の中でのカットでは、寒くて朝露で地面がびしょびしょに濡れている中をほぼ裸足の状態で撮影したので、そこは本当に頑張りました。ほぼ寝起きで撮っているので、まだ顔が起きていない青山が写っております(笑)」

――タイトルに込めた思いを教えてください。

「私の『なぎさ』という名前は『波が行き来する渚では、そこにある石ももろくなって最後にはなくなってしまう。でも、どんな荒波が来ても負けない強い心を持った女性になってほしい』という意味を込めて両親がつけてくれたので、実際に渚で撮影して表紙にしたかったという思いがあったのと、"素の私や今までの経験が全て詰まったいろいろな私が見られる"という意味を込めて、他の候補など無くすぐに『Nagisa』と付けさせていただきました」

――完成した写真集を見て、どのように感じられましたか?

「写真のチェックやセレクトにも関わらせていただいたのですが、現物を手にしたときはやっぱり満足感がありました。最後まで見ても、どんどん違う表情が出てきて飽きないですし、撮影場所も衣装も違って、全部違う青山が見られるので、自分の写真なのに『この写真集めっちゃいい!』って素直に認められるくらいお気に入りの1冊になりました。

普段とは違った表現ができて、これが今後のパフォーマンスにも役立つと思いますし、『やってよかったな』ってしみじみ感じましたね」

――個人的に注目してほしいポイントは?

「最後の方の白の透け感のある衣装で海辺で撮影したカットなのですが、すごく幻想的で普段撮らない雰囲気で自然体の表情も多いんです。足に泥が付いていたり、最後のページの顔のアップのカットは髪が顔にかかっていたりと、写真集でなければ見られないカットなので、『なぎちゃんってこういう感じのも挑戦するんだ』って思っていただける新しい私を見ていただけるんじゃないかなと。『プライベートで仲のいい友達と海で遊んでいる時ってこんな感じなのかな』って思っていただけると思います」

――「Liella!」でグループ活動もされていますが、声優ということで声での表現がメインとなる活動の中で、写真という声の表現とは違った表現についてどう感じていますか?

「グラビアってすごく難しいなと思っています。体のラインを見せることやポーズで表現することって声優としてはあまりやらないですし、『Liella!』の活動ではライブパフォーマンスの中でちょっと腰をひねったり肩を入れてみたりはしますけど"いかにかわいく見せるか"という感じで、"自然体で大人っぽく"というようなことは普段やらないので。

今回の撮影でも、実際に写真を見てみないとどのような仕上がりになるかが分からなかったので、撮影中にちょっと大げさにポージングしてみてちょっとずつナチュラルに戻していくといった感じで、写真を選ぶ時のために幅を増やすように意識しました。

一方で、なるべく自然体の私を見ていただきたいという思いもあったので、一連の動きをそのまま収めてもらったりとか"引き"で撮ってもらったりして、普段の撮影ではできないことをいろいろやらせていただいて、この写真集を通して表現の幅が広がったんじゃないかなと思います」

――写真集を出すという目標を達成されて、今後の叶えたい目標を教えてください。

「今回は声を使わないお仕事での目標が叶ったので、次は声を使うお仕事での目標を叶えたいなと思っています。私は歌うことが好きなので、歌声で皆さんを感動させたり魅了できたらと思っていて、『Liella!』でも歌って踊ってパフォーマンスしてみんなで楽しむという感じなのですが、今までは全て何かの役を背負ってやっているので、青山なぎさとしてそういう活動がいつかできたらなと思っています」

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「デジタル写真集をリリースさせていただいた時から『早く紙の写真集がほしいです』というメッセージを数え切れないほどいただいていて、やっと皆さんの期待に応えることができて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。こうやって写真集を出させていただけるのも、応援してくださる皆さんがいるからこそなので、この感謝の気持ちを忘れずに一つ一つのお仕事に真摯に向き合って頑張っていきたいなと思っています。写真集を見た感想を『#なぎ写』を付けてSNSでつぶやいていただいたり、私のラジオ番組に送っていただけるとすごく励みになりますので、ぜひよろしくお願いします!」

文=原田健