Aqours・小宮有紗の告白に、斉藤朱夏が切れ味鋭いツッコミ「わがままボディだな!(笑)」
2024.2.22(木)
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Aqoursが2月24日(土)に開催される「オダイバ!!超次元音楽祭 フユフェス2024」に登場する。
「オダイバ!!超次元音楽祭」は、アニメやゲーム、インターネットから生まれる音楽、そしてそれを取り巻くファンの熱狂を届けたいという思いの下、「2次元も、2.5次元も、3次元も...垣根を取っ払い、次元を超えてひとつになろう!」というコンセプトで誕生した新時代の音楽番組によるライブフェス。アーティストたちの圧巻のステージに加え、MCのバナナマンと出演者のトークコーナーも人気だ。今回は、2月24日(土)、25日(日)の2日間にわたって行われ、Aqoursは初日のトリを務める。
今回、Aqoursの小宮有紗と斉藤朱夏にインタビューを敢行し、同イベントに懸ける意気込みや同イベントの魅力、グループへの思い、今後の目標などについて語ってもらった。
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――3年ぶりとなる出演ですが意気込みをお願いします。
斉藤「前回が(観客の)声出しができない中でのライブだったので、私たちにとっては『オダイバ!!超次元音楽祭』では初の声出しOKでの出演になります。Aqoursは声が出せるような楽曲もたくさんあるので、とても気合が入っています!」
小宮「前回は9人で出演させていただいて今回は5人なんですけど、Aqoursらしさを出していけたらと思っています。5人ならではのフォーメーションだったり、普段歌わないパートを歌ったりもするので、そういうスペシャルな部分も楽しんでいただけたらと思います」
――「オダイバ!!超次元音楽祭」の他のフェスとは違うところは?
斉藤「やっぱりトークコーナーでバナナマンさんとお話できるところが一番の違いですね」
小宮「あと、他のアーティストさんとお話できるっていうのも大きいよね。フェスってなかなかそういう機会がないから、他のアーティストさんと交流できるっていうのも『オダイバ!!超次元音楽祭』ならではかなって思います」
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――初日のトリということでトークコーナーの後でパフォーマンスをされると思いますが、トークが先ということについては?
小宮「私たちは"パフォーマンスはカッコよく決めるところは決める"っていう感じのライブなのですが、多分トークはゆるゆるなので、最初にゆるっとしたAqoursを楽しんでいただいてから、パフォーマンスでカッコいいところを見せられたらいいかなって思うので、トークが先の方がいいかもしれないです(笑)」
斉藤「ギャップをね。みんな大好きギャップ!『トークはあんなにヘラヘラしていたのに』って(笑)。私は個人的にすごく緊張するので、トークが先だと1回ステージに立てるから気は楽になりますね」
――Aqoursは6月30日で結成9周年を迎え10年目に突入しますが、現在の心境はいかがですか?
斉藤「いやあ、びっくりですよね。まさかこんなに長く活動して10年目を迎えることができるなんて思っていなかったので。コロナ禍という苦く辛い思いもしましたけど、それを乗り越えたからこそ迎えられるなって思います」
小宮「学校とかでもこんなに長く一緒にいることはないですし、この芸能のお仕事で10年同じ人たちと一緒に何かをし続けるって、多分もうこの先ないだろうなって思うので、そういう縁の深さといいますか、このつながりっていうものはずっと大事にしていきたいな思います」
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――結成時はここまで続けられると思ってらっしゃいましたか?
斉藤「思ってなかったです」
小宮「さすがにここまでは思ってなかったです。5年くらいはやれたらいいなという希望はあったんですけど、あくまで希望だったので。本当に一人ひとりの意識だったり、周りにいてくださる方々がずっとやる気を失わずに、コロナ禍でも見失わずに一つになってやってくれたからここまで来れたんだと思います」
斉藤「あとはファンの方々の熱量ですね。とにかく熱い気持ちを持って長く応援してくれているので、その方たちがいるからこそ迎えられることだなと思います」
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――ご自身にとってAqoursはどんな存在ですか?
斉藤「家族。もうその領域に達してきましたね。やっぱりグループでの現場はホームな感覚がありますし」
小宮「毎日顔見てる時もあったしね。だから、ライブとか収録がなくて1カ月ぐらい空いちゃったりすると、久しぶりに会う時はちょっと嬉しい気持ちになったりします」
斉藤「スケジュール見て『明日会えるじゃん!』ってね。特に私はデビューがこの作品だったので、とにかくこの作品と担当しているメンバー(キャラクター)に対する思いは別次元にいるかなって思いますね。多分、有紗もそうだと思うけど」
小宮「そうだね。私はデビューはこの作品ではなかったんですけど、仕事人生の中では半分以上Aqoursでいるので、他のお仕事をしていても忘れることはないから、やっぱりホームなのかなって思いますね」
斉藤「日常生活でも常に感じているよね」
――今後の目標や野望を教えてください。
斉藤「グループとしては海外に行きたいです。海外にもたくさんのファンの方が待っているので、自分たちから足を運んで会いに行きたいなと思っています。個人としては、英語を話せるようになりたい!一昨年くらいから海外に行くことが増えて、全然話せないけど友達は作ってくるんですよ。相手が英語で話してきても、私は『何?分からない』って全部日本語で返しているんですけど、フィーリングでなんとかいけるんです(笑)。それでも『やっぱり英語を話せたらもっと楽しいんだろうな』って思うので」
小宮「単語だけ覚えたら?単語さえ覚えたら結構話せるんじゃない?」
斉藤「単語だけ英語の時もあるんだけど、日本語でも意外といけるのよ。顔で全部(口の代わりに)言ってるから(笑)」
小宮「私は、グループとしては、アニメ自体はひと段落しているんですけど、曲でどんどん新しい一面を見せられると思うし、応援してくださる方とのコミュニケーションの一つにもなると思うので、曲を出せたらいいなって思っています。あと、物語の舞台が静岡・沼津なので、沼津を大切にしていきたいという気持ちはずっとありますね。沼津の皆さんは本当に温かくて、いつでも『おかえり』って言ってくれるんです。だから、沼津の皆さんに感謝の気持ちを伝えられるようにこれからも頑張っていきたいなって思います。個人としては、人として生きる力を高めたい!」
斉藤「何を目指してるの?(笑)」
小宮「全体的に今持ってるスキルを伸ばしつつ、人として成長したい」
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――「フユフェス」ということで、お2人の"冬あるある"を教えてください。
斉藤「冬は必ずおでんを作ります!出汁からとって。めちゃめちゃおいしいですよ!没頭できるからだと思うんですけど、煮たりとかめちゃめちゃ時間がかかる料理が好きなので、冬は絶対おでんを作っています。それが楽しみで『早く冬来ないかな』って思ったりもしますし、寒くなると『おでんだ!来た!』って興奮します」
小宮「家でも『雪だるまかな?』っていうくらい着込みますね。冷え性でレッグウォーマーは一年中履いてたりするので、冬は暖かい羽毛布団に、頭を毛布でくるんで、口だけ出てる状態で寝ています」
斉藤「え、寝る時?暑くない?」
小宮「全然!すっごくよく寝られる。もちろん服もモコモコに着て、なんなら寝る時も貼っていい温めるやつとかも貼って寝るんです」
斉藤「本当に冷え性なんだね。私は暑過ぎて無理だわ」
小宮「ある時、布団に入って『何かおかしい。熱があるのかな?』と思って計ったら35度しかなくて、『このままじゃ冬眠してしまう』と思って温め始めたの」
斉藤「そんなに冷え性な印象なかったよ」
小宮「毎日お湯に浸かってるし白湯も飲んだりして、やれることはやってるんだけどね。でも、夏の方が苦手なの。冬は寒ければ温めればいいんだけど、夏は脱いでも脱いでも限界があるから」
斉藤「わがままボディだな!(笑)」
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――最後にライブを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします!
斉藤「『ラブライブ!サンシャイン!!』を知らない方でも楽しめるようなセットリストを組んだので、皆さんと声を出して一緒に楽しんでいけたらと思っています!」
小宮「今までずっと応援してくださっている皆さんも、今回のフェスで初めて私たちのライブを観る方も楽しんでいただける、王道かつ盛り上がれるセットリストになっていますので、ぜひ気軽な気持ちでAqoursに触れていただけたら嬉しいです」
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文=原田健 撮影=中川容邦
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