THE YELLOW MONKEY、JUDY AND MARY、エレファントカシマシなどのレアなライブ映像に釘付け!
2024.2.21(水)

地上波での番組数が減り、BSやCS、ネット番組などで見るしかなくなってきている音楽番組。自室のテレビやパソコン、スマホやタブレットで好きな時に好きなアーティストだけを楽しむという個々が楽しむスタイルへと変わってきた現代において、自分の好きなものだけに集中してしまい、知らないアーティストや触れたことのない音楽と出合う機会が減ってしまうという弊害も起こっているのではないだろうか。
音楽番組の歴史をひも解くと、ランキング形式で時代のトレンドを映すものから、お笑い芸人を司会に据えた音楽とトークのハイブリッドなものなど、時代に合わせて内容を進化させながら成熟していったテレビ文化の一つといえる。そんな中で、アーティストのライブに重きを置き、会場の熱気と共にさまざまなジャンルの音楽を届け続けた番組が「ポップジャム」だ。
「ポップジャム」は、1993年(※初回放送時は『ポップジャム'93』)から14年間にわたってNHK総合で放送された番組で、さまざまなジャンルの音楽を"ジャム(一緒に混ぜて)"して届けた若者向けの音楽番組。東京・渋谷のNHKホールで公開収録するという形式で、出演者のライブパフォーマンスやステージ上でのトークと共に会場の歓声や熱気も伝え、視聴者はお茶の間にいながら音楽フェスの会場に参戦しているような気分になれるところが特徴だった。

キャッチーでポップな曲やディスコティックなダンスミュージック、ユーロビートに影響を受けた音楽など、多くの音楽が生まれたバブル期を経て、小室哲哉の音楽を中心にJ-POPが確立され、歌手やアイドルグループが人気を博した90年代、今に続くグループアイドル時代の幕開けとなった2000年代など、多様化する日本音楽に、血の通ったライブパフォーマンスを通して寄り添い続けてきた。その音楽フェスのような構成は、視聴者にとってまだ知らなかったアーティストの存在や最新の音楽と出合える貴重な機会だった。
中でも、森口博子が司会を務めた第3シーズンは、単発番組から週1回のレギュラー番組に昇格し、タイトルも「ポップジャム」に統一。ソロアーティストもさることながら、J-ROCKの代表格のJUDY AND MARYやエレファントカシマシ、ヴィジュアル系バンドを世間に認知させたLUNA SEA、グラムロック要素を持ったTHE YELLOW MONKEYなど、日本独自のロックを花開かせた伝説のバンドが多く出演した。
現在のパフォーマンスとはまた違う、若かりし日のアーティストたちのパワフルで熱いパフォーマンスを見返しながら、多様性が詰まった番組の特徴にも触れてみてほしい。
文=原田健
放送情報
ポップジャム#1
放送日時:2024年3月7日(木)3:30~ほか
ポップジャム#27
放送日時:2024年3月7日(木)4:15~
チャンネル:歌謡ポップスチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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