SEVENTEENの弟分・TWS(トゥアス)の韓国デビューの反響は？「第5世代の台頭」を象徴する平均年齢17.8歳の6人が体現した爽やかな世界観

2024.1.31(水)

新たなグローバルグループが続々と誕生し、"第5世代"へと突入したと言われているK-POP界。2024年も新人ラッシュの勢いは止まらず、ますますの盛り上がりを見せている。

中でも、今最も熱い視線が注がれているのが、HYBE傘下レーベルのPLEDIS EntertainmentよりSEVENTEEN以来9年ぶりのボーイズグループとしてデビューを果たしたTWS(トゥアス)だ。1stミニアルバム「Sparkling Blue」はデビュー初日の1月22日だけで20万枚を超える好セールスを記録しており、その注目度の高さを物語っている。

■SEVENTEENの"弟分"として早くも話題沸騰！平均年齢17.8歳のフレッシュな6人組

"SEVENTEENの弟分"として早くも人気が沸騰しているTWSは、2003年生まれの最年長でリーダーのSHINYU(シンユ)、2005年生まれのDOHOON(ドフン)とYOUNGJAE(ヨンジェ)、2006年生まれのHANJIN(ハンジン)とJIHOON(ジフン)、2007年生まれのマンネ・KYUNGMIN(ギョンミン)の6人で構成。グループ名は"TWENTY FOUR SEVEN WITH US"を略したもので、"いつもTWSと一緒に"という想いが込められている。

平均年齢17.8歳というフレッシュなメンバーが掲げる独自の音楽ジャンル"Boyhood Pop"も話題で、デビュー日に韓国で行われたメディアショーケースでも、その清らかで爽やかな世界観を表現した「Sparkling Blue」の評判は上々。韓国KBSで1月26日に放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1192」に初出演を果たし、瑞々しい魅力を振りまいた。

「Sparkling Blue」のタイトル曲「plot twist」ではお揃いのオーバーオール姿で登場すると、パワフルなドラム、ギター、シンセが印象的なサウンドに乗せ、体をダイナミックに使ったダンスや弾けんばかりの笑顔など、ポップさを全面に押し出したステージを展開した。

また"たった7秒で僕がどんな人なのか見せることができる"という自信を歌った先行公開曲「Oh Mymy：7s」では、JIHOONを中心としたHYBEファミリーならではのカル群舞、SHINYU、DOHOONの流暢なラップなどそれぞれの個性が炸裂。先輩のSEVENTEENをロールモデルに掲げる彼らは、新人とはいえ練習生で鍛え上げられた実力は折り紙付き。あどけない少年のような表情とは裏腹に、その完璧に仕上がったパフォーマンスで確かな自信を覗かせた。

インタビューでは緊張からか硬い表情を見せていた6人だったが、番組MCを務める"HYBEの先輩"LE SSERAFIMのEUNCHAE(ウンチェ)のアドバイスに従い、メンバー同士で「最高だよ！」とハートを送り合うと表情も柔らかに。最後は「plot twist」のポイントダンスについて、YOUNGJAEが「腕を組んで可愛らしくもイライラした様子で頭を振る」とレクチャーし、EUNCHAEと一緒にコラボするなど、しっかりと楽曲の魅力をアピールした。

また、この日は2023年9月にデビューした7人組ボーイズグループ・EVNNE(イブン)が、「UGLY」のカムバックステージを披露。"第5世代"の筆頭格・ZEROBASEONEを誕生させたオーディション番組「BOYS PLANET」出身メンバーで結成された彼らも"全員がオールラウンダー"として頭角を現しており、期待の新人がひしめき合う第5世代の勢いを感じさせる放送回となった。

■第2世代の勢いも衰え知らず！SUPER JUNIOR-L.S.S.やSISTAR19ら、人気グループのユニットが新曲を披露

第5世代が躍動する一方で、2005年にデビューした"第2世代"を代表するSUPER JUNIORのメンバーも出演。リーダーのLEETEUK(イトゥク)、SHINDONG(シンドン)、SIWON(シウォン)の3名によるユニット、SUPER JUNIOR-L.S.S.として登場すると、新曲「Suit Up」を披露。ファンキーな雰囲気のダンスナンバーに乗せ、スーツ姿のバックダンサーと共に情熱的で楽しいステージを展開。良い意味で肩の力の抜けたベテランらしいステージで観客を楽しませた。

さらには、元祖セクシーアイドルと呼ばれた"第2.5世代"のガールズグループ、SISTERのヒョリン＆ボラが、11年ぶりにSISTAR19としてのユニット活動を再始動。2011年のデビュー曲「Ma Boy」のコンセプトを発展させた新曲「NO MORE (MA BOY)」を披露し、抜群の色気とオーラを漂わせたパフォーマンスで魅了した。

またこの日は、Wanna Oneとして活動していたメンバーたちが揃って出演していたことも話題に。イ・デフィ＆パク・ウジンが属する4人組・AB6IX が「GRAB ME」、べ・ジニョンが合流した5人組・CIXが「Lovers or Enemies」、そしてソロとして再出発したキム・ジェファンが「Ponytail」をそれぞれ披露。AB6IXとCIXは揃ってインタビューにも登場するなど注目を集めた。

■JYP所属のガールズグループ、ITZYが3週連続で登場！妹分・NMIXXは今週の首位を獲得

1月8日にニューアルバム「BORN TO BE」でカムバックを果たしたITZYは、この#1192で3週に渡って登場。活動休止中のLIA(リア)を除く4人で出演し、ピアノの旋律が美しい収録曲「Mr. Vampire」を披露した。CHAERYEONG(チェリョン)のしなやかなダンス、赤髪がまぶしいYUNA(ユナ)の艶やかな表情など、愛のエモーションをヴァンパイアにたとえた楽曲に相応しい蠱惑的なステージは、さすがK-POP界を牽引する実力派アイドルといったところ。

そのITZYと同じJYPエンターテインメントに所属する"妹分"のNMIXXも2週連続で登場し、「DASH」をパフォーマンス。番組終盤のランキングではJD1の「who Am I」を抑えて首位を獲得すると、公約通りブリッジ部分をアカペラで歌唱。流して歌うアーティストも多いアンコールステージを全力でパフォーマンスし、自慢の歌唱力で番組を締めくくった。

文＝HOMINIS編集部

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