加隈亜衣、梅田修一朗、大河元気、武虎が「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」の魅力を語り合う
2023.12.26(火)
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累計発行部数170万部突破のTVアニメ「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」が2024年1月より放送される。同作は過労死してしまった秋津みどりが公爵家の第三子・ネフェルティマ(ネマ)として異世界に転生し、動物をもふもふなでなでしながら成長していく様子を描いた新感覚のゆるふわストーリー。
今回はネマ役の加隈亜衣、ラルフ役の梅田修一朗、ラース役の武虎、ヴィル役の大河元気にインタビューを実施。『もふなで』への思いやそれぞれのキャラクターの印象などを語ってもらった。
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――まずは、本作「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」に出演が決まった時の心境を教えてください
加隈「とても嬉しかったです。タイトルを聞いて優しそうな作品だなと思いながらオーディションを受けたのですが、過労死というワードが出てきてびっくりしました。もちろん癒し要素もあるので、自分の中の可愛い世界を広げてくれるような作品だなと思いました」
梅田「みなさんおっしゃる通り見たことないタイトルですごく気になる作品だなと思いました。出演することが決まってからコミカライズの方を読ませていただいて、めちゃめちゃ柔らかい絵柄なのに作品が進んでいくにつれて、ネマがいろんな問題に向き合ったり、戦いがあったりするんですよ。基本的にはネマのもふもふが好きという気持ちと、周りの人たちのネマのことが好きっていう気持ちが随所に滲んでいて、温かさだったり愛らしさがある作品だなと感じました」
大河「すごくたくさんの方に愛されている作品なので、オーディション受けさせていただいて合格の連絡をいただいた時に、自分で大丈夫なのだろうかという不安な気持ちがあって。やっぱりたくさんの人が愛しているからこそ、一人ひとりにヴィルの声があって、それにどこまで寄り添えるだろうかというのは強く思いました。だから自信を持ってちゃんと皆様に見てもらえるように頑張らないと行けないなという気持ちが強かったです」
武虎「出演の連絡をいただいて、タイトルがもうわかりやすく可愛らしいタイトルじゃないですか。僕が演じるラースの目がめっちゃくちゃ可愛く描かれているので、みんなが望んでいるラースを目指したいなと思いました。もちろん虎役なので『虎だ、やった〜!』という喜びも大きかったです」
――それぞれ演じられるキャラクターの印象と演じる上で意識したことがあれば教えてください
加隈「転生したネマはお人形さんか思うくらいに可愛くて、髪型もザ・女の子ですよね。私が子どもを持つならこんな子欲しいなと思うくらい可愛い顔だったので、その可愛らしさを持ちつつも、ネマは前世で生きてきた価値観とか感覚とか喋り方がある状態で子どもになるのでそのバランスは意識して演じました」
梅田「僕が演じるラルフは冒頭ではまだ幼いのですが、年を重ねるにつれて、ネマへの愛が増していきますし、お父さん譲りのスイッチが入るところも見え隠れしつつ、自分もやがては責任を持つ立場になるんだという成長も見えてくるので、等身大のところと貴族としてのしっかりした部分が見える素敵な男の子だなと思いました。そこを自分の声とお芝居でみなさんに届けられるように、ラルフのいいところを限られた話数で読み解けるようにしながらお芝居をさせていただきました」
大河「台本の表記だと小説みたいに細かいト書きもないですし、漫画みたいに絵があるわけでもないので、台本のセリフだけ見るとヴィルって嫌なやつなんですよ。サディスティックな部分も強いし、マイペースだし。だからこそ、ヴィルの内側を強く出さなければいけなと思いました。ややこしいと思われるような子ではあるんですけど、どこか共感できる部分も多いので、可愛がってほしいです」
武虎「みんな人間なんですけど、僕が演じるのは人間じゃないんですよ。もちろん台本にも言葉は書いてないので、音だけでコミュニケーションを取っていかなきゃいけないって中で、獣っぽさを音に混ぜながら意識を乗せていくという部分を相手が変わることによって演じ分けていきました。特に難しかったのがネマとのやり取りでした。この繊細な3歳の優しい子を保護者の気持ちで見守りながらも、仲間意識みたいな部分もあると思うので、そういった関係性を音として乗せていくという部分が面白くもあり難しくもありましたね」
――実際に動物の声とかは参考にされたんですか?
武虎「とにかく虎の映像はいっぱい見ましたね。虎の声って吠えている印象が強いんですけど、甘える時の声がまた全然違う声だったりもするんです。でも、これをそのままやっても見ている人には伝わらないなと思って、ネマに甘える時には優しい息遣いにしたり、色々とコンバートしながら作り上げていきました」
――まさに職人技ですね
武虎「虎ってネコ科じゃないですか。でも、演じる時に下手すると犬っぽくなっちゃうんですよね。そこをギリギリのラインで攻めつつ、猫に寄せていくことは意識しました」
加隈「めっちゃ注目して聞きます!」
梅田「楽しみだな〜!」
武虎「ちょっとハードル上げるのやめてくれる(笑)」
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――今の会話だけでもみなさんの仲が良いことが伝わってきたのですが、実際のアフレコはどのような雰囲気で行われたのでしょうか?
大河「誰も一言も喋れないぐらい緊張感溢れる恐ろしい現場でした(笑)」
梅田「そんなことないですよ(笑)。今回は分散収録だったのでみんなが揃ってアフレコするというのはなかなかなかったんですけど、最終回の時に武虎さんがたこ焼きを差し入れで作ってきてくださって、みんなが同じものを食べたりしてすごく居心地のいい現場でした」
大河「ほんとにすごく素敵な現場でしたよね。最初から最後まで可愛いネマを全力で演じられる座長がいてくれて、すごく柔らかい空気を作ってくださいました。スタッフの皆様も温かくて、みんなで一丸となって作り上げていきました」
武虎「みんなが同じ方向を向いて、ネマを支える空気感がありましたよね」
加隈「...とみなさん言ってくれる優しい現場なんです(笑)。監督さんも音響監督さんも、原作の先生も見てくださって、細かな疑問もなおざりにすることなく真摯に答えてくださってくれたので、私たちももっと頑張ろうと思える現場でした」
――本作ではいろんな動物たちと戯れるシーンが見どころですが、もしご自身がネマだったらどんな動物と触れ合いたいですか?
加隈「私はゴリラですかね。現実世界でもふもふしたら絶対に抱きつぶされるじゃないですか。加減をわかってくれるゴリラだったら、一度ハグするのも楽しいんじゃないかなと思いました。毛並みが固いのかどうかとか、握力がすごいとかも想像できないので、もふもふして実際に確かめてみたいです」
大河「大きな動物のお腹で寝て心音を聞いていたいなと思いました。すごくいい眠りにつけそうだなって」
武虎「今思いつきなんですけど、おじいちゃんなんだけど、モンスターみたいな仙人の髭なのか髪の毛なのかわからないところをもふもふしてみたい(笑)」
梅田「ネマの身長だからこそ、大きければ大きいほどワクワク感って増すと思うので、大きい生き物がいいなと思います」
武虎「クジラと添い寝したり?」
梅田「それいいですね!プカーって一緒に泳げたら気持ち良さそうですよね」
加隈「しろくまもいいな〜!」
梅田「そうなってくると、ペンギンももふもふしてみたいです(笑)」
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――最後に放送を楽しみにしている方にメッセージをお願いします
加隈「"究極のチルアニメ"というキャッチフレーズがあるように、みなさんの日々の癒しになったらいいなと思います。癒やしって砂漠に存在するオアシスのようなものだと思うので、日々の疲れを癒やすかのようにリラックスして見ていただきたいです」
梅田「日々頑張っている皆様だとは思うので、ネマがひたむきに頑張っている姿に励まされたり癒されたり、応援したくなったりしていただけたら嬉しいです。毎話どんなもふもふが待っているのかも楽しみにしてほしいですし、あなたの世界を広げてくれると思うので、ぜひネマと一緒に大冒険してほしいです」
大河「とにかくネマが素敵なんです。なので、これは自信を持ってオススメできます!ネマがすごく可愛いです。ぜひ見てください!」
武虎「加隈さんが最高のネマを演じてくださっているので、見ている人はネマになったつもりでもふなでの世界を味わってもらったら楽しめると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」
取材・文=川崎龍也
放送情報
異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
TOKYO MX:2024年1月7日より毎週日曜日22:00~
BS11:2024年1月7日より毎週日曜日23:30~
AT-X:2024年1月8日より毎週月曜日21:30~
※リピート放送(毎週(水)9:30~/毎週(金)15:30~)
読売テレビ:2024年1月8日より毎週月曜日25:59~
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