≠ME・蟹沢萌子が新曲について「二面性のある私たちを見ていただけるんじゃないかな」
2023.12.20(水)

≠MEが、12月20日(水)に8thシングル「アンチコンフィチュール」をリリースする。同曲は、"甘いだけが私じゃない"という強いメッセージを、甘いコンフィチュール(※果物と砂糖を煮詰めた物)とのコントラストで表現したダンスナンバー。公開中のミュージックビデオでは、歌詞のメッセージをダイレクトに表現するダンスパフォーマンスと、かわいらしくも高貴で芯のある姿を感じ取れるソロシーンで美しく描いている。
今回、メンバーの蟹沢萌子、川中子奈月心、櫻井もも、冨田菜々風にインタビューを行い、楽曲の聴きどころやパフォーマンスの見どころ、MV撮影秘話などを語ってもらった。

――今回の「アンチコンフィチュール」はどんな曲ですか?
蟹沢「"甘さ"と"苦さ"が混ざり合うような二面性のある私たちを見ていただけるんじゃないかなと思います。甘いだけが私ではないし、苦いだけでもない。本当にいろいろな表現を楽しんでいただけると思いますし、ダンスナンバーになっているのでメンバー全員で作り出す『アンチコンフィチュール』の世界観をぜひご堪能いただけたらと思います!」
――曲の聴きどころ、パフォーマンスの見どころは?
櫻井「イントロの声が重なっている部分はいくつかのメロディを録音してもらってできている音なので、ぜひ注目して聴いていただきたいなって思います。ダンスの見どころは本当に全部なので、全部隈なく見ていただきたいです(笑)。そんな中で、間奏とアウトロのところで首のアイソレーション(首だけを左右に動かす振り)があるので、そこはぜひ皆さんにもまねしていただいて一緒に上手になれたらなって思います」
――MVについては?
川中子「1曲で"甘さ"と"苦さ"のどちらも楽しめるように、衣装からセットまで全く違った世界観を作って二面性を表して撮ってくださっています。撮影では、"甘い"ときには柔らかな表情やしなやかに動くことを意識し、"苦い"ときにはクールな表情でカッコ良くパキパキっと踊るように心掛けました。合間では、セット内の真上から床を照らしているスポットライトの光の中に入って、"召喚された"ような写真をメンバーそれぞれで撮りました!」
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――この曲に込める意気込みをお願いします!
冨田「表題楽曲の中では『天使は何処へ』ぶりのダンスナンバーになっています。ファンの皆さんも、これから知っていただく皆さんも、たくさん引き込んでいけるような、目が離せない存在になるきっかけになるようなシングルになったらいいなと思います」
――タイトルに掛けて、「アンチ○○」のように苦手なものとして周りが持つイメージとは違う一面を教えてください。
櫻井「私は『アンチ桃』です。実は(名前が『もも』にも関わらず)桃が食べられなくて...。自分の名前はすごく気に入っていて大好きですし、桃色を愛して生きているんですが、桃の果実がどうしても食べられなくて(笑)」
冨田「『アンチ球技』です。運動は好きで運動神経も悪いほうではないと思うんですが、球技があまり得意ではなくて...。小学生の時にしたドッジボールも加減ができなかったり、力加減が分からないんですよね」
蟹沢「私は『アンチパキパキ』かな。自分としてはすごく不思議なんですが、しっかりしていて"パキパキ"した学級委員みたいなイメージを持たれることが多いんです。皆さんが抱く印象と自分自身のギャップがまだあるかなと思っています。もっと自由気ままであることを皆さんに知っていただけたらと思います」
川中子「私は『アンチおちゃらけ』で!面白いこと、みんなを楽しませることが好きだから、ついおちゃらけてしまうんですが、それだけではなくてしっかり考えているんだぞっていうところをお伝えしたいです。話すのが苦手でうまく出せていないかもしれませんが、ちゃんといろいろ考えてます!(笑)」
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――2023年はどんな年でしたか? 印象に残っていることを教えてください。
冨田「≠ME全国ツアー2023『We shout "I am me."』のファイナルで立たせていただいた日本武道館はすごく印象に残っています。2日間開催されたのですが、1日目は『ここまで走ってきて、ようやく立てた場所だ』っていう気持ちで、信じられないくらい力が発揮できた印象があって、2日目はこれから先のことを考えながらステージに立っていたっていう、すごく濃い2日間でした。≠MEの歴史に変化をつけられたステージだったなって思います」
櫻井「今年は6thシングル『天使は何処へ』から始まり、7thシングル『想わせぶりっこ』、そして今回の8thシングル『アンチコンフィチュール』をリリースさせていただきます。『天使は何処へ』で難易度の高い振り付けをRuu先生に付けていただき、いつもより多く振り入れをしていただいたりと、すごくパフォーマンスに対して向き合う時間が増えました。これまで以上にパフォーマンスの幅が広がり、『もっとダンスをやりたい』『ダンス楽しい』って更に思わせていただきました。また、『想わせぶりっこ』では、私がずっとこだわっていたパフォーマンスの"かわいい"という部分に重きを置いて活動させていただき、こだわっていた部分を伸ばせたのではないかと思っています。それらを経て、来年はもっといろいろな面を見せられたらいいなって思います」
川中子「先日イベントの会場が久しぶりに東京・天王洲 銀河劇場だったのですが、銀河劇場って私たちにとってとても思い入れのある場所なので、久しぶりに銀河劇場でイベントができて『すごくエモーショナルだな』って感じたことがとても印象に残っています。上を目指しつつも、来年もファンの皆さんと距離の近いイベントをやりたいですね」
蟹沢「≠ME 4周年コンサート『≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』でメンバー全員がそろったことがすごく嬉しかったです。今年は上半期にいろいろなライブがあり下半期にファンの皆さんとのイベントがあって盛りだくさんだったんですけど、毎回円陣を組む時に当たり前のように全員の顔が見えるのが嬉しくて!あと、ファンの皆さんがライブで楽しむ顔を見せてくださったり、『イコノイジョイ大感謝祭』ではあたたかく見守ってくださったり、愛を伝えてくださったり、スタッフの皆さんも常に支えてくださいました。皆さんがいるから≠MEとして立つことができる。そんなメンバー、ファンの皆さん、スタッフの方々という≠MEを作るピースを強く感じた一年でした」
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――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
冨田「今回の8thシングル『アンチコンフィチュール』は、前作の『想わせぶりっこ』とギャップのある楽曲になっていて、皆さんにも刺さる強いメッセージ性のある作品になっていると思います。この楽曲で更に強くなった≠MEと一緒に皆さんも強くなって、次のステップに一緒に進んでいけたら嬉しいので、ぜひよろしくお願いします!」
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文=原田健 撮影=中川容邦
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