2日間開催の「MARQUEE Fes.」大盛況で終演。FRUITS ZIPPER、OCHA NORMA、#ババババンビらが個性溢れるステージを披露
2023.11.24(金)
音楽雑誌「MARQUEE」主催のフェス「MARQUEE Fes.」が11月13日と14日の2日間にわたって開催された。「MARQUEE祭」として定期開催されている同イベントはアイドルの登竜門的イベントとして多くのアイドルが憧れ目標としてきた。この2日間の目玉となるのは10月28日に行われた東京体育館での全国ツアーファイナル公演を大成功で終えたFRUITS ZIPPERだろう。今回は14日のイベントの中で気になるアイドルをピックアップし、ライブの模様をレポートする。
まず目を引いたのは9人組アイドルグループPeel the Apple。今年は初の冠バラエティ「Peel the Appleの#ぴるあぽ拡散希望」(日本テレビ系)の放送や新メンバーの広島世那と南るなの加入、10月16日には2ndミニアルバム「Apple bobbing」をリリースするなど、新体制という大きな変化がありながらも、精力的な活動を見せている。今年は東京・LINE CUBE SHIBUYAでのライブを成功させるなど勢いに乗っている彼女たちを見るべく、会場には多くのファンが駆けつけた。
お馴染みのOVERTUREののち、まずは2ndミニアルバム「Apple bobbing」のリード曲「めっちゃちっちゃらぶ」から開幕。サビのキャッチーな振り付けでPeel the Appleらしいキュートなステージを届けると、「青春グラフィティー」では瑞々しいパフォーマンスで対照的なステージを見せていく。黒嵜菜々子の「輝きたいの!!」というセリフには大きな歓声が湧いた。また「冬色センチメンタル」では冬曲の切ない恋心を歌い上げると、佐野心音が「全員でブチ上がっていくぞ〜!」と叫び披露されたのは「Va!Vamos!」。セットリストのラストに披露されることも多い同曲はやはり締めにぴったりだ。
続いては「アイドルライフスターターパック」がTikTokでバズったのが記憶に新しい9人組アイドルグループが登場。新メンバーとして9月に加入した華瀬まい、若葉のあ、日日にこり、涼芽なの加入後初めて見たステージとなったのだが、変わらず会場との一体感がものすごい。SEが始まると、「iLiFE!」という大きな声が響き渡り、1曲目「サイクロンライフ!」からまるでダンスフロアのような盛り上がりとなった。「初恋リバイバル」ではステージをダイナミックに使い、迫力のあるステージを展開すると、自己紹介ソング「会いにKiTE!」で新体制の一体感を示していく。iLiFE!の中でも可愛らしいメロディを奏でる「Dokkoi!ロマンティック」、そして最後には「アイドルライフブースターパック」で激動のセットリストを締めくくった。
19時45分から登場したのは#ババババンビ。シングル「ゲイシャフジヤマ」でメジャーデビューを果たした彼女たちは2024年3月14日に日本武道館で単独公演が決定しているゼロイチファミリアを代表するアイドルグループだ。「恋のキャンディ」では王道アイドルとしてのスタンスと示すと、この日はショートバージョンでの披露となった「カノン」では軽快な音楽に乗せて幅広い世界観を表現する。「ゲイシャフジヤマ」に収録されている「BPM180」では#ババババンビらしいハイテンションな楽曲で盛り上げていく。MCを挟んで披露されたのは「とぅーまっそ」。ソロパートでは高い歌唱力も見せ、"馬鹿騒ぎ"な空間を作り上げた。そして「なんたって冒険中!」「ティーンエイジャー・シンドローム」とライブお馴染みの楽曲をノンストップで披露し、場内の熱量を一気に高める。バラエティに富んだ楽曲を披露し、短い時間の中でも#ババババンビらしい世界観を映し出した。
この日の目玉のひとつでもあるのが2022年にデビューを果たしたハロー!プロジェクトの最若手グループであるOCHA NORMAだろう。出囃子が流れると「オーチャ! オーチャ!」といった声がフロアに響き渡り、10人が黒と赤のスタイリッシュな衣装でステージに登場する。7月にリリースされたシングルからOCHA NORMA史上最高難易度のダンスとも呼ばれる「オチャノマ マホロバ イコイノバ ~昭和も令和もワッチャワチャ」を披露。続けて「デート前夜狂想曲」で可愛らしいダンスをパフォーマンスすると、「ラヴィ・ダヴィ」でも卓越したパフォーマンスを繰り広げる。これまでも何度も披露してきたBerryz工房のカバー曲「cha cha SING」では迫力のある歌声とダンスを披露し、フロアに一体感が生み出されていく。ラストを飾ったのはテレビアニメ「シャドウバースF」のエンディングテーマでもある「シェケナーレ」。キャッチーなメロディとダンスでこれまでのセットリストとは対照的なステージを届け、大きな歓声がこだました。
この日のトリを飾ったのが2024年5月18日日本武道館でのワンマンライブが決定しているFRUITS ZIPPER。ポップなSEとともに登場した彼女たちにはこの時を待ちわびていたファンの大きな歓声が響き渡り、切ないラブソング「ずっと、ずっと、ずっと!」でライブがスタート。櫻井優衣が「『MARQUEE Fes.』盛り上がってますか〜!」と煽ると、デビュー曲「君の明るい未来を追いかけて」でエモーショナルな歌声を届ける。メンバーのツイートをもとに作られ、メンバーの思いが詰まった「skyfeelan」では結成から2年足らずで日本武道館まで上り詰めた彼女たちの歩みが鮮明に浮かび上がってきた。「世界はキミからはじまる」ののちに披露された新曲「キミコイ」では、自分たちを応援してきてくれたファンへの感謝を歌に乗せて伝えていく。FRUITS ZIPPERらしい個性が乱立しつつも、着実にグループの世界観には統一感が生まれており、グループとしての完成度の高さを知らしめた公演となった。
取材・文=川崎龍也
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