#2i2が撮影秘話を告白「悪天候」「お尻が赤く」「見つめ合ってドキドキ」

2023.2.25(土)

#2i2が2月17日に都内で、「週刊ヤングジャンプ #2i2号イベント」を開催した。

今回は十味が表紙を飾る他、中面に天羽希純、巻末に森嶋あんりと奥ゆいのグラビアが掲載され、同誌をジャック。約2年前のデビュー時にメンバー全員で表紙を飾った号以来の「ヤンジャン」帰還となった。

今回、メンバーにインタビューを行い、「ヤンジャン」帰還の思いや撮影の思い出、お気に入りのカットや注目ポイント、過去最大規模の会場で初のソールドアウトを果たした「死兆星ワンマンライブ」の感想などを語ってもらった。

――約2年ぶりの「ヤンジャン」帰還の感想は？

十味「私たち#2i2は、デビューをヤンジャンさんで飾らせていただくという、すごく贅沢な経験をさせていただきました。その時もすごく嬉しかったのですが、2年という月日を経て、改めてジャックさせていただけたというのは、応援してくださる皆さんがいなければ絶対叶えられなかった"もう一度掴みたい夢"だったので、すごく嬉しかったです」

天羽「ヤンジャンさんでとても華々しいデビューを飾らせていただいて、すごくありがたかったし嬉しかったんです。でも、その後に#2i2としていろんな悩み事や壁にぶち当たったりして、『もう一度全員で載るのは厳しいのかな』って思っていた時期がすごく長くて...。そんな時期を経て、今では全国ツアーができたり、こうして全員で紙面を飾ることができたのは、応援してくださる皆さんがいなければ経験できなかったことなので、このいただいたチャンスを150倍にして返して、皆さんに感謝を伝えたいです！」

森嶋「まず出てくるのは『嬉しい！』という言葉ですね。2年前はまだまだアイドルとしてゼロの状態ながら、たくさんの方のお力でやらせていただいた表紙で。嬉しさもありつつ、自分の中で『実力が伴っていなかったな』という思いもあって...。だから、今回のヤンジャンジャックをやらせていただいたことがすごく嬉しかったです。と同時に『また全員での表紙をアイドルとして成長した姿で挑戦できたらいいな』という新たな目標ができました！これからも頑張ります！」

奧「私は、デビューをヤングジャンプさんの表紙で飾らせていただいたことが本当に嬉しくて、今も家に何十冊もとってあるんです。でも、『もう一度ヤングジャンプさんをみんなでジャックするのは難しいだろう』と思っていました。そんな中で、いつも応援してくださる皆さんのお陰で着実と前に進むことができて、やっと掴むことができたジャックだと思うので、この号をめちゃめちゃ盛り上げて、またみんなで表紙をできるようになりたいなって思いました」

――撮影の思い出は？

十味「撮影で鹿児島・屋久島に行かせていただきました。『もののけ姫』みたいな感じで大自然の中で撮影できるのを本当にすごくすごく楽しみにしていたんですけど、撮影当日が『10年１度の大寒波』っていわれるくらいの悪天候で...！私は楽しみにしている日はことごとく雨が降っちゃう雨女なんですけど、本当にそのことを恨みました。ですが、3年ぶりとなるソロでの表紙で、その間の3年間はめちゃめちゃ悩んだ期間でもあったので、やっぱり久しぶりのヤンジャンの撮影はすごく楽しくて！天気が悪くて残念だったけど、本当に楽しい撮影でした(笑)」

天羽「私は群馬の温泉地に行かせていただいたんですけど、十味ちゃんと同じ日で『10年に1度の大寒波』で...(笑)。元々、雪景色の中で撮る予定ではあったのですが、こんなに吹雪になると思っていなくて。頭に雪は積もるし、鼻やお尻はめっちゃ赤くなったりしながら、頑張って撮影しました。実は、約2年前にソロでの出演が決まっていた水着の撮影が中止になってしまったのを、今回リベンジさせていただいたというところもあって、嬉しさの中にエモさも感じた撮影でした」

森嶋「私たち(森嶋と奥)は撮影が一緒だったんですけど、(十味、天羽の)2人とは違う日だったので晴れた組です！」

奧「そうなんです！めちゃくちゃ天気が良くて、暖かくてね」

森嶋「初めてアオザイを着させていただいたのですが、めちゃめちゃ良かったよね！」

奧「あれは良かった。木漏れ日とアオザイの雰囲気が合っていて」

森嶋「あと、体のラインがしっかり出るので、2人ともお気に入りでした」

奧「ただ、3着目に着たのですがその頃にはケータリングを食べまくっていたので、ちょっとお腹をへこませながらの撮影でしたけど(笑)。あと、顔を近づけて見つめ合うショットは、ドキドキしました。あんちゅ(森嶋)とは遠征で部屋が一緒だったり、お風呂も一緒に入ったりしているんですけど、こんなに近くで見つめ合うのは初めてで...」

――お気に入りのカットや注目ポイントは？

十味「3年前は笑顔がめちゃくちゃ下手くそで表情が硬くて、マネージャーさんからも『あまり笑わない方がいい』って言うわれちゃうくらいだったのですが、メンバーや応援してくださる皆さん、お仕事で関わらせていただいた皆さんのお陰で、すごく自然な表情ができるようになったかなって思っているので、素のいろんな表情を見ていただければなって思います」

天羽「お気に入りは、スノーボードに乗っているカットです。これは、実は予定になくて、私が『スノボ大好きなんです！乗りたい』ってちょっとわがままを言ったら、『じゃあ、乗ろう！』って用意していただいたんですよ。本当はなかったカットなので、ぜひ注目していただきたいです！」

森嶋「お気に入りは、やっぱり部屋着を着ている時の仲良しカットかなぁ。でも、歯磨きも...」

奧「私、歯磨き(しているカット)めっちゃ好きなんだよね！かわいくない？やんちゃな娘が2人いる、みたいな(笑)」

森嶋「確かに！日常を切り取られている感がすごくいいよね。2人のお気に入りのカットは歯磨きで！」

――先日の「死兆星ワンマンライブ」はチケットソールドアウト、大成功となりましたが、感想を教えてください。

十味「私たち #2i2のライブはいつもソールドアウトを目標にしていて、だけどずっと当日のMCではソールドアウトを達成出来ずに悔しいっていう言葉しか言えずにいて...。でも今回こうして沢山の思いが詰まった"死兆星ワンマンライブ"を会場いっぱいの皆さんに見ていただけて嬉しいです！本当に皆さんの応援のお陰です。ありがとうございます！」

森嶋「本当に...本当に...！嬉しかったです！！ワンマン直前、『チケットもう少しだよ！』ってマネージャーさんから聞いた時からドキドキしながら毎日配信でも呼びかけたりしていて。ソールドアウトの文字を見た瞬間、涙が溢れ出そうでした。でもまだ泣くのは早い！と堪えて迎えた当日、やっぱり泣いてしまいましたね(笑)。ずっと言いたかった『チケットソールドアウト』という言葉、あの日に得た感動と感謝の気持ちをこれからもずっと忘れずに、応援してくださる皆さんとメンバーと一緒に駆け抜けていきたい、そう思えたワンマンライブでした」

奥「初めて、ワンマンライブでのチケットソールドアウトという目標が叶って本当に嬉しくて、この気持ちを噛み締めながらライブをしていました。新曲の『醜形の心臓』では、私は初めて落ちサビを歌わせてもらって。満員の品川ステラボール、憧れのバンドセットでの新曲披露、初めての落ちサビ...思いが溢れて初めてライブで泣いてしまって、素直な自分の気持ちが溢れ出たライブだったなと思います。応援してくれる皆さんのお陰でこんな景色を見ることが出来ました！ありがとうございます！」

天羽「ワンマンライブで初めてのチケットソールドアウトを叶えることができて、信じられないくらい嬉しい気持ちでいっぱいです！何度も思うようにいかず悔しい思いをしてきたので、こうしてみなさんと一緒に大成功の景色を見ることができて幸せです。この先も沢山の目標があります。一緒に歩んでくれたら嬉しいです。そして今回初だったバンドセット、またやりたいです！」

――今後の活動について意気込みと、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

十味「いつも応援してくださりありがとうございます！今回の死兆星ワンマン、皆さんが応援してきてくださったおかげで、1年前の私たちじゃ考えられないくらいすごいステージや、演出の中ライブをさせて頂けました。本当にこの夢みたいな景色を一緒に見られた事がすごく嬉しくて...。これからもみんなと一緒に色んな経験や、すごい景色を見ていきたいって改めて思いました。さらに上の目標に向かって頑張っていきますので、ずっと一緒に走っていって貰えたら嬉しいです。よろしくお願いします！」

天羽「いつも応援してくださるみなさんがそばに居るから素敵な体験ができます。私たちを夢に押し上げてくれるのもみんな。その感謝をパフォーマンスに変えてみんなに恩返ししたいし頂いたチャンスを何倍にもして結果を残してお返ししたいです。これからもよろしくお願いします！」

奥「いつも応援してくれるみんな、本当にありがとうございます！#2i2 というアイドルグループ、メンバー、一緒にライブを作ってくれるスタッフさん、そして何より応援してくれるみんなが大好きです。大好きなライブを色んな形でみんなに見せられるように私たちこれからも頑張っていくよ。品川ステラボールは終わっちゃったけど、次の7/31(月)ツアーファイナル、恵比寿リキッドルームはリベンジに燃えています。みんなと熱いライブがしたい。これからも一緒に居てください！」

森嶋「いつも応援ありがとうございます！最近#2i2 は『私たちと応援してくれる皆さん。みんなで#2i2』ということをライブで伝えさせて頂いてます。皆さんがいてくれるから今この瞬間のライブを最高に楽しめます。嬉しいことや楽しさ、日常の悲しいことや悔しいこと、なんでも気持ちを共有できるようなそんなアイドルになりたいです。これからも私たちの気持ち、受け取ってくれたら嬉しいです。またライブで会いましょう！」

文＝原田健　撮影＝皆藤健治

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