「アニサマ」DAY2はグレート-O-カーン登場のサプライズ!松本梨香やTrySail、angelaなど総勢21組のアーティストが集結
2023.8.30(水)
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世界最大のアニメソングイベント「アニサマ」こと「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」が8月25日から27日にわたって埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。そのDAY2が26日に開催され、松本梨香やTrySail、angelaなど、21組のアーティストが出演し、4年ぶりとなる声出しに沸く会場を盛り上げた。
この日トップバッターを務めたのはangelaとTrySailというアニサマお馴染みのアーティスト。angelaのatsukoが会場中に轟かせるように「アドレナリンー!」と叫んでスタートしたのは「全力☆adrenaline!!!!!」。客席から鳴り響く「 うー! はー!」のコールは圧巻だった。続いて登場したLyrical LilyはDJセットをバックに、「Maihime」「ギミー!レボリューション」「ぼなぺてぃーと♡S」「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」「タッチ」「人間合格!!!!」を披露。アニサマには2年連続の出演となった中島由貴は「A NEW DAY」「霞の向こうへ」とアッパーな楽曲で盛り上げる。「霞の向こうへ」はこのアニサマが初披露にもかかわらず、中島の歌声に応え大きな声援が起こった。ここで一旦中島のパートは終了。しかし、アニサマといえばコラボステージということで、岡咲美保とアニサマダンサーが登場し、TVアニメ「おねがいマイメロディ」OPテーマ「オトメロディー」をキュートに披露。「マイメロディ」の掛け声が会場中に響き渡った。そのまま岡咲は自身初めてのアニメ主題歌となった「インフィニット」をパワフルに歌い上げる。
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ここからはプリキュアが20周年イヤーということでプリキュアの主題歌のコーナーへ。プリキュアに登場するキャラクターのカバトンの声が響き渡ると、キュアスカイとキュアプリズムが登場。まず石井あみが「ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~」を披露すると、バトンタッチを受けた吉武千颯が中央のステージで「Dear Shine Sky」で観客を魅了した。続けて北川理恵が「ヒーリングっど♥プリキュア Touch!!」、Machico with 北川理恵が「Viva! Spark!トロピカル~ジュ!プリキュア」、Machicoが「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」と歴代プリキュアの主題歌を届ける。MCを挟んだ後は関根明良と加隈亜衣が登場し、豪華な出演者とともに「ヒロガリズム」を歌唱した。
今年が初登場となったRainy。がTVアニメ「名探偵コナン」EDテーマ「...and Rescue Me」を初々しくも熱いパフォーマンスを届ける。約8年ぶりに「アニサマ」のステージに帰ってきたChouChoは、「Never Say Goodbye」、そしてTVアニメ「氷菓」OPテーマ「優しさの理由」を披露すると、会場からは大きな歓声が上がった。続けて石原夏織が「Paraglider」「Blooming Flower」を2曲続けて披露し、会場をしっとりとした空気に包んでいく。これまでは女性アーティストが続いていたが、MADKIDはTVアニメ「盾の勇者の成り上がり」OPテーマ「RISE」を激しいダンスパフォーマンスとともに披露。続けてこの日が初披露となったTVアニメ「盾の勇者の成り上がり Season 3」OPテーマ「SIN」でも5人は熱いダンスで魅了し、会場を自分たち世界観へと塗り替えていった。
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MADKIDによるパワフルなステージの後は、バイオリンの音色が奏でられ一気に会場は静寂へ。Morfonicaのステージは劇場版「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」挿入歌「Daylight -デイライト-」からスタート。「アニサマーまだまだ盛り上がっていきますよ!」の掛け声とともに「flame of hope」を披露すると、続く「誓いのWingbeat」ではバンドセットならではの大迫力のステージを届けた。前半のトリを務めたのは麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜によるユニット・TrySail。「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の映像をバックに「ごまかし」を歌唱すると、3人から声出しのレクチャーを受けた後に、「Follow You!」では会場から「WOW WOW」のコールが鳴り響く。「華麗ワンターン」では3人がダンサーとともにステージで輪になって回るパフォーマンスを見せ、大盛況まま前半を締めくくった。
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後半はTM NETWORKのサプライズ出演に会場が大いに沸くと、「Get Wild」「Whatever Comes」と怒涛の楽曲で盛り上げていく。早くも会場が熱気で包まれる中、「なんだかすごい出番に出てしまった」とワゴンに乗って登場した上坂すみれは「七つの海よりキミの海」で会場を横断して前方のステージへ。「Inner Urge」「EASY LOVE」では無表情を貫くダンサーともに上坂らしい元気いっぱいのステージを披露した。約4年ぶりの出場となったClarisが「コイセカイ」「ALIVE」を披露すると、ステージの中央から「アニサマを支配してやる!」とグレート-O-カーンが現れ、観客と愛美に向けて宣戦布告。そのまま愛美とMADKIが「MAGICAL DESTROYER」を歌いながらグレート-O-カーンに立ち向かっていく。ステージ上ではMADKIDとグレート-O-カーンのアクロバティックな勝負が行われ、これ以上ない盛り上がりに。最後はグレート-O-カーンが「愛美世代」とプリントされたTシャツが暴露され、一連の寸劇は幕を閉じる。そのまま愛美だけがステージに残り、「煩悩☆パラダイス」をキュートに熱唱した。
続けてMachicoが「STAY FREE」、仲村宗悟がTVアニメ「ブルーロック」の名シーンが詰め込まれた映像とともに「WINNER」を歌い上げると、「fist of hope」「imitation」などロックナンバーを畳み掛けた。鈴木愛奈は「Dash and Go!」で会場を青色に染め上げた後は、2021年以来の披露だという「ヒカリイロの歌」を歌唱。2021年はまだ声出しが解禁されていなかったため、今回初めて「アニサマ」のステージで観客の声援を受けた鈴木は満足した表情を見せて会場を後にした。
「旅は続くぜ! ポケモン、ゲットだぜ!」というセリフが流れると大歓声が起こり、松本梨香がステージに登場する。「めざせポケモンマスター -20th Anniversary-」では「ピカチュウ」や「そりゃそうじゃ!」のコールアンドレスポンスもあり、情熱的なステージが展開され、この日一番の盛り上がりを見せた。松本は「こんなに素敵なステージを見られて感謝の気持ちでいっぱいです。今があるのはみんなのおかげです」と感謝を述べ、出演者も巻き込みつつ「タイプ:ワイルド」を熱唱した。スタァライト九九組は彼女たちの代表曲でもある「Star Divine」で会場をヒートアップさせると、「Polestar」ではメインステージから半分に分かれてトロッコに乗って中央のステージへと移動し、「劇場版 美少女戦士セーラームーンR」EDテーマ「Moon Revenge」で往年のファンも湧かせて、今回のトリを務めたangelaへと繋いだ。
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2日目のトリを飾ったのは今年20周年を迎えたangela。7月にリリースされえたばかりの新曲「AYAKASHI」で序盤から飛ばしていくと、「RECONNECTION」「ANGEL」「僕じゃない」の3曲をメドレーで披露。MCでは「私はプリキュア!」といった冗談も入れつつ、angelaらしいユーモアたっぷりのトークコーナーが展開。すると2人は「蒼穹のファフナー」の関連楽曲で「同じアーティストにより歌われたアニメーションフランチャイズの歌曲の最多数」のギネス世界記録に認定されたことをサプライズで報告した。デビュー曲「明日へのbrilliant road」では事前のレクチャー通り、観客はサビには手を振り上げる振りをして応え、一体感のあるステージを作り上げると、「今日は最初から最後まで一緒に踊ってください」と語りかけ、最後に披露されたのはTVアニメ「蒼穹のファフナー」OPテーマ「Shangri-La」。観客はタオルを振り回しながら、この日最大級のシンガロングで幕を閉じた。
取材・文=川崎龍也
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