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劇団EXILE・櫻井佑樹&超特急・髙松アロハが初の主演作でBLに挑戦!「キュンとしました」

2023.8.4(金)

劇団EXILEの櫻井佑樹とダンスボーカルユニット・超特急の髙松アロハがドラマ『4月の東京は...』にて初主演&W主演を果たした。同作はシリーズ累計30万部を突破したハルの人気BLコミックを映像化したもので、MBSのドラマシャワー枠とKADOKAWAがタッグを組んだBLドラマレーベル・トゥンクの2023年度コラボ企画第1弾。

10年ぶりにアメリカから帰国した滝沢和真(櫻井佑樹)は、新入社員として入社した広告代理店で中学時代の親友で初恋相手でもある石原蓮(髙松アロハ)と再会する。思いがけない展開に盛り上がる和真に対して、蓮はそっけない態度で中学時代の話題を避けようとする。そんな2人がある夜に再び関係を持ってしまうのだった。

今回はZ世代を中心に人気急上昇中の櫻井と髙松にインタビューを実施。初主演にかける思いや普段から仲が良いという2人の関係性、撮影中の印象的なエピソードなどを語ってもらった。

撮影以外でも仲良しの2人(左から、櫻井佑樹、髙松アロハ)
撮影以外でも仲良しの2人(左から、櫻井佑樹、髙松アロハ)

――お2人とも今回が初主演ということで、オファーをもらったときの感想を教えてください。

櫻井「不安というよりは、純粋に嬉しさと楽しさが入り混じっていて、とにかくやってやろうという前向きな気持ちが強かったです。監督さんと色々な考えを共有する中で、どんどん想像が膨らんでいって、最後にはどういう終わり方をするんだろうなとワクワクしていました」

髙松「僕は真逆ですごく不安でした。演技経験も浅いということもありますし、実際に原作を読んだときにキャラクターと自分自身が正反対の性格だったので、感情移入がなかなかできなかったんです。寝られない日もあるくらい不安だったんですけど、作品を一緒に作り上げていく中で、どんどん力が抜けてきたというか。最初は6割不安、4割が嬉しさでした」

――原作を読んでみていかがでしたか?

櫻井「ストーリーにまず引き込まれますし、何よりも滝沢和真の性格や容姿が自分と合っているなと思いました。周りからも『似ているね』と言われることが多くて、自信になりましたね」

髙松「感動しました。描写もすごく細かいですし、読み進めていくごとにストーリーの奥深さを感じられて、いつの間にかのめり込んでいました」

――ご自身が演じられるキャラクターとの共通点はどんなところにありますか?

櫻井「和真は結構まっすぐな男なんですけど、台本を読んでいく中で、僕が言いそうだなという言葉や行動が似ているなと感じました。なので、変に考えすぎることなく、いつもの自分でナチュラルにお芝居できましたね」

髙松「心を開いてる人にはとことん甘えるという部分では似ていると思います。逆に似てない点で言うと、僕はすごいアウトドアなので、インドアな蓮とは真逆だなと思いました。なので、演じていくうちに新しい自分を発見できたような気がしました」

――ベッドシーンやキスシーンなど2人の掛け合いが多かったと思うのですが、役作りに関してお互いにどのような話し合いがあったのでしょうか?

櫻井「お芝居していく中で手はこっちの方がいいとか、それこそベッドシーンではカメラからどっちの顔が映った方がいいかなとか、色々話し合いました。僕がリードすることが多かったので、僕からこうしたいって言うことが多かったかな。僕らは何でもお互いに話せちゃうタイプだったので、本音で話したよね」

髙松「僕はずっと受ける側だったので、もうどんと来いという感じでした(笑)」

――お2人の仲の良さが伝わってきたんですけど、撮影の現場ではカメラが回っていないときでも仲良しなんですか?

櫻井「普段からよく話すよね。初めて会ったときから気が合うだろうなと思っていたので、初対面から積極的に話しかけにいきましたね」

髙松「すごかったですよ。『今日からよろしくね!』みたいなテンションで(笑)」

櫻井「それを受け入れてくれた瞬間になんかうまくやっていけそうだなって思いました(笑)」

髙松「最初こそびっくりしましたけど、僕の地元の友人がそういうノリの肩が多かったりするので、すんなり馴染めたというか、息が合いました」

――お2人とも普段から積極的に共演者の方と話し合って役作りをされるんですか?

櫻井「やっぱり監督さんや共演者の方と現場で合わせるのが1番だと思うので、僕は積極的にコミュニケーションを取りますね。というのも、色々考えて現場に持ち込んだとしても、現場の雰囲気でここはちょっと違うなと思うことが結構あるんですよ」

髙松「そうだね。僕はもうわからなくなったら、とにかく監督に聞きました。」

――演じるにあたって参考にした作品や役者の方はいますか?

櫻井「僕は誰かを真似するというよりも、自分の中で滝沢和真という役を作りたかったので、たとえそれが正解だったとしても不正解だったとしても、自分を和真に当てるじゃないですけど、和真という人物に僕が近寄っていった感じですね」

髙松「僕も同じで、蓮を自分で作り上げたいという思いはあったのですが、演技経験が浅いこともあって、周りの方のアドバイスを聞きたいなと思って、メンバーの草川拓弥に『このシーンはどうすればいいですか?』とか、『どういう気持ちで臨んだ方がいいですか?』とか聞きました」

――草川さんからはどんなアドバイスをもらったんですか?

髙松「泣くシーンが多くあったのですが、泣くシーンを初めて経験したので、悩んでいたんです。それを拓弥くんに聞いたら『あんまり泣くことだけに囚われすぎるな』などアドバイスをもらいました」

――撮影中の印象的なエピソードはありますか?

櫻井「僕は走るシーンですね。実は今回の作品ではだいぶ走っているんですよ......(笑)。走るシーンの撮影って1日に限られた本数しか撮れなかったりするので、すごく難しいんです。かといって別日に撮影するとなると、感情をどう持っていくかみたいなことが大変で。自分にとっては大きな挑戦というか、やりがいを感じた瞬間ですね」

髙松「僕は泣くシーンです。本番5分前ぐらいまで色々考えて感情を作って臨んだんですが、最初は感情を作るのに時間がかかってしまい、焦りもありました」

――本作を経て役者の仕事にもっと挑戦したい欲は高まりましたか?

櫻井「高まりました! 先輩方が素晴らしい方ばっかりなので、最年少だからといって甘えることなくこれからもお芝居をどんどん突き詰めていかなきゃいけないと思っています。今回の作品で、僕の中でも新たに課題が見つかったりとか、逆にできたと思う部分もあったり、いい経験をさせていただいたので、今後に活かしていきたいです」

髙松「僕もこれからもお芝居をやっていきたいですし、今回のドラマではいろんなことを一気に吸収させて頂けたので、この経験をいろいろな形で繋げられたらいいなと思っています」

――最後にこれからご覧になる方へメッセージをお願いします。

櫻井「僕ら2人はもちろん、スタッフのみなさん全員で素晴らしい作品にするために、頑張ってきたので、この作品を見てくださった方々に僕たちの思いが届くといいなと思っています」

髙松「原作と同じように細かくい描写がたくさんありますので、そこをまず楽しんでもらいたいですし、『4月の東京は...』の石原蓮のことが好きな人に、僕のことも好きになってもらえたら嬉しいです!」

取材・文=川崎龍也
スチールカメラマン=落合由夏

【櫻井佑樹衣装】
ヘアメイク=国府田雅子(B.sun)
スタイリスト=八尾
SHINYA KOZUKA/UNEEK BASEMNT、KOOI/印、saby/HEMT PR

【髙松アロハ衣装】
ヘアメイク=ヘアメイクGLEAM
スタイリスト=TAKURO

放送情報

『4月の東京は…』
放送日時:2023年8月20日(日)より毎週日曜23:30~放送
チャンネル:女性チャンネル♪LaLaTV
※放送スケジュールは変更となる場合があります

出演:櫻井佑樹(劇団EXILE) 髙松アロハ(超特急)
   古川毅(SUPER★DRAGON) 綾乃彩
原作:ハル『4月の東京は…』(大洋図書 刊)
監督:石橋夕帆、本田大介、岸田雅喜
脚本:三津留ゆう、石橋夕帆
音楽:松尾真之介 
オープニング主題歌:あたし「イベリス」(SDR)
エンディング主題歌:林 和希「One Day」(LDH Records)
制作プロダクション:クープ/EPISCOPE
製作:「4月の東京は…」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/shigatsu/
公式Twitter:@tunku_shower 公式 Instagram:@tunku_shower

●あらすじ●
10年ぶりにアメリカから帰国した滝沢和真は、新入社員として入社した広告代理店で中学時代の親友、そして初めての相手である石原蓮と再会する。
思いがけない展開に盛り上がる和真。だが蓮はなぜかそっけない態度で中学時代の話題を避けようとする。
そんな中、ある夜2人は再び関係を持ってしまい──!?

●原作情報●
ハル『4月の東京は…』(大洋図書 刊)
https://bs-garden.com/product/4gatunotokyoha_jou/