ハオビンのダンスに歓喜！ZB1(ゼベワン)ことZEROBASEONEのデビューステージをはじめ、熱視線を集めるNCT DREAM、NewJeansのカムバック

2023.7.28(金)

第5世代K-POPボーイズグループのデビュープロジェクト「BOYS PLANET」を勝ち残り、デビューを掴んだ9名で結成された"ZB1(ゼベワン)"ことZEROBASEONE(ゼロベースワン)。

これまでの韓国オーディションの前例を打ち破り、自国以外の練習生ながら最終1位に輝いた中国出身のZHANG HAO(ジャン・ハオ)や、彼とデッドヒートを繰り広げた2位のSUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)を筆頭に、9名のメンバーはデビュー前から圧倒的な人気を誇ってきた。

その熱狂ぶりは凄まじく、7月10日に1stミニアルバム「YOUTH IN THE SHADE」をリリースし待望のデビューを飾ると、驚異の182万枚超えという初動売上を記録。デビューアルバムでのミリオン達成はK-POP史上初の快挙であり、いかに第5世代のグローバルグループとして期待されているかが、このオープニング成績からも分かるだろう。

これ以上ないスタートを飾ったZEROBASEONEは、青春の美しさと不安定さを描いた「YOUTH IN THE SHADE」を引っ提げ、韓国KBSで7月21日に放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1173」に出演。大先輩のEXOと並び、今週の首位候補にも選ばれるなど抜群の存在感を発揮した。アルバムに収録されている全6曲が国内の主要チャートを賑わす中、タイトル曲「In Bloom」と「New Kidz on the Block」の2曲を披露し、自信に満ちたステージを展開した。

■"メガルーキー"のZEROBASEONEが遂にデビュー！「In Bloom」に見るフレッシュな魅力

白とピンクの爽やかな衣装に身を包んだ「In Bloom」では、80年代風のシンセ・ポップが印象的な疾走感あふれるサウンドに乗せ、フレッシュなパフォーマンスを展開。伸びのある高音や、フロアの動きを取り入れた軽快なダンスで目を惹きつけていく。

特に、爽やかな笑顔と儚げなムードを湛えたジャン・ハオの完璧な表情管理が印象的で、楽曲の持つ繊細な世界観を表現。「BOYS PLANET」を沸かせた人気も納得の、圧倒的なカリスマ性を放っていた。

またスポーティーなファッションで登場したヒップホップ調のナンバー「New Kidz on the Block」では、タイトル曲の「In Bloom」とはテイストの異なるパフォーマンスで振り幅をアピール。「BOYS PLANET」での自作ラップも好評だったPARK GUN WOOK(パク・ゴヌク)の畳み掛けるようなラップや、グループ随一の実力者、ソン・ハンビンの全身をダイナミックに使ったキレのあるダンスなど、"メガルーキー"と称される実力の高さを存分に発揮した。

■"ハオビン"ことジャン・ハオ＆ソン・ハンビンのダンスコラボも！ZB1メンバーの初々しいインタビュー

LE SSERAFIM(ルセラフィム)のEUNCHAE(ウンチェ)と俳優イ・チェミンがMCを務めるインタビューにも登場した9名のメンバーたち。"ミューバン"初ステージの心境を尋ねられたジャン・ハオは、「緊張しているけど全力を尽くします」とコメント。堂々たるステージパフォーマンスを見せていた彼が、言葉を重ねるごとに早口になる様子は何とも初々しかった。

さらにチェミンから「一緒にダンスチャレンジをしたい人がいるんですよね？」と振られたソン・ハンビンが、「EUNCHAEさんと『Eve, Psyche & the Bluebeard's wife』を踊りたいです」と明かし、隣に立つジャン・ハオと共に1歩前に出て、EUNCHAEとのコラボが実現。「BOYS PLANET」でも"ハオビン"のケミ名で愛されたハオ＆ハンビンの2ショットにも大歓声があがっていた。

■ダンス、ラップ、ボーカル...全てがハイレベル！NCT DREAMが「ISTJ」で発揮した圧巻のパフォーマンス力

またこの日は、7月17日に3rdフルアルバム「ISTJ」をリリースした"ドリム"ことNCT DREAMも出演。約1年2ヶ月ぶりとなるカムバックで、自己最高となる360万枚超の初動売上を叩き出したアルバムから、タイトル曲「ISTJ」のステージを披露した。

黒を基調としたクールな衣装をまとった7人は、ヒップホップテイストのナンバーに合わせ、MARK(マーク)のラップやJENO(ジェノ)を中心にピタリと揃ったダンスなどアグレッシブなパフォーマンスを展開。中盤でガラリと楽曲のトーンが変わると、RENJUN(ロンジュン)、HAECHAN(ヘチャン)らのパワフルな美声が響き渡る。個々のメンバーの見せ場が詰め込まれた約4分間のパフォーマンスは多彩な表情にあふれており、まさに圧巻と言えるステージだった。

インタビューでは、韓国で大流行中の"MBTI診断"を題材とした「ISTJ」に込められた意味を説明した7人。その一方で、チェミンのEUNCHEに対する「あなたのMBTIはCUTEです」とキザな言葉に対し「オーマイガー！」と盛り上がったり、ラストの曲振りでCHENLE(チョンロ)がマイクを落とすというポカを見せたりと親しみやすい一面も飛び出した。

■「Super Shy」のダンスチャレンジが話題！NewJeansが「ETA」「Cool With You」などトリプルタイトル曲を披露

先週から2週続けての出演となったNewJeansは、7月21日に発売された2nd EP「Get Up」の中から、「#imSuperShy」としたダンスチャレンジが話題を呼んでいる「Super Shy」の他、「ETA」「Cool With You」のトリプルタイトル曲全てのステージを披露。

AppleとのコラボによりiPhone 14 Proで撮影された「ETA」や、香港映画界を代表する名優トニー・レオンが出演した「Cool With You」など、話題に事欠かないMVにも世界的注目が集まっているが、タイプの異なる3曲の生パフォーマンスからは、躍動するNewJeansの魅力が存分に発揮されている。

シースルーのドレスをまとった「Cool With You」ではドリーミーなサウンドにぴったりの透明感のある歌声で美しいハーモニーを奏でた5人。コンテンポラリーダンスのようなしなやかな身体表現や5人が手を重ね合う合うユニークな振り付けまで、神秘的な魅力を振りまいていく。

一方、アップテンポで中毒性の高い「ETA」ではグレーのつなぎ姿で登場し、縦横無尽にステージを動き回る躍動感のあるパフォーマンスを展開。「Super Shy」でもダンサーと共に一糸乱れぬパフォーマンスで表現力の高さをアピールした。

同じHYBEファミリーであるLE SSERAFIMのEUNCHAEと共演したインタビューでは、先週の「ミュージックバンク #1172」で、DANIELLE(ダニエル)がレクチャーした「Super Shy」のダンスをおさらいしつつ、「ETA」の振り付けも披露し新曲の魅力を存分にアピールした。

■実は高校の同級生！ミンジ(NewJeans)＆ソリュン(NMIXX)によるダンスコラボが実現

さらにMINJI(ミンジ)は、先週の「ミュージックバンク #1172」で予告・収録していた「Music Bank Challenge Exchange」コーナーにも登場し、同日に出演していたNMIXX(エンミックス)のSULLYOON(ソリュン)とのダンスコラボが公開された。

実は同じ高校のクラスメートだったというこの2人、卒業以来となる初共演にどこか恥ずかしそうでぎこちない様子を見せていたが、ダンスになれば互いの楽曲「Super Shy」と「Party O'Clock」の振り付けを完璧にカバー。最後は互いを称え合う姿が微笑ましかった。

今週の首位は、実に約3年8ヶ月ぶりとなる完全体カムバックが話題を呼んでいるEXOの新曲「Cream Soda」が獲得。デビュー作ながら首位候補となったZEROBASEONEの「In Bloom」は惜しくも栄冠を逃したものの、この日は出演のなかったEXOに代わり、「Cream Soda」を口ずさんだり体を揺らしたりと、メンバーたちとエンデイングを楽しむような表情が印象的だった。

文＝HOMINIS編集部

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