梶原岳人と島崎信長が「ブラッククローバー」シリーズを振り返る!「大学生でしたからね、僕」
2023.6.10(土)

魔法が全ての世界で、生まれながらに魔法が使えない少年・アスタが、ライバルのユノと共に魔道士の頂点「魔法帝」を目指す白熱の魔法ファンタジー「ブラッククローバー」。テレビシリーズ完結から約2年の時を経て、原作者・田畠裕基が総監修を手掛けた完全オリジナルストーリーによる映画「ブラッククローバー 魔法帝の剣」が6月16日(金)に公開される。今回は公開に先駆けて、主人公・アスタ役の梶原岳人とユノ役の島崎信長(※「崎」は正しくは「たつさき」)にインタビューを実施。作品にかける思いなどを聞いた。

――本作の台本を読んだ際の感想をお聞かせください
梶原「初主演作が長編映画化されるということもあって、すごい気合いを入れて臨もうと思っていました。台本がとても分厚くて、バトルもやっぱり凄いので、ずっと声を張りながらやる芝居のシーンが多くて、『なんとか持って、俺の体』と思いながら頑張りました。ストーリーとしても、今までのブラクロらしい色もありつつ、スケールも大きくなっていたり、熱量もより増幅されたようなシナリオだなと感じました。アスタがずっと憧れている魔法帝が"倒さなければいけない存在"として登場するのですが、とにかくバトルもすごく激しくて、規模が大きく描かれているんです。気持ちのぶつかり合いという意味でも、すごく熱い物語になってるんじゃないかな」
島崎「歴代の魔法帝が登場するという、それこそ原作ですごく盛り上がりそうなネタが、大胆に放出された豪華な造りだなと、まず思いました。しかも田畠先生が監修ということで『大丈夫ですか?本当にこれ原作で使いませんか?』と思うようなストーリーで。魔法帝という、アスタとユノがずっと目指し続けている偉大な存在が4人も同時に出てくるというのは、やっぱりもう映画らしい豪華さだなって、そこでも思いました。そして、また4人の魔法帝が強いんですよ。それはストーリー上でも強いし、キャストも強いし。でも、相手が強ければ強いほど、挑む側も輝くものじゃないですか。だから、良い形で高め合って、より良い作品にできたらなと、台本を見た時に思いました」

――本作の個人的な推しポイントや見どころを教えてください
梶原「『諦めないのがオレの魔法だ!』という言葉が今回の物語のキーワードになっていて、劇中でもたくさん使われているんですが、アスタが使うだけじゃなく、劇中で別のキャラクターも使っていたりするんです。自分の信念を込めた言葉をその相手も使うことによって、彼らの共通点が見える。そんな中での彼らのバトルは、すごく見応えがあると思います」
島崎「一番の見どころは、がっくんが言ったような、アスタの対話や彼の言葉が伝播したシーンだと思うんですけど、なぜか冒頭で登場する10年に一度の魔法バトルの祭典・トライアンフで、ミモザが実況役でクラウスさんが解説しているシーンが面白かったです(笑)」

――長期に渡るテレビシリーズを共に歩んできたスタッフ、キャスト陣が再集結となりましたね
島崎「いろいろ積み重なった中での長編で良かったですよね。これが全く新しい座組みで、今から集合して始めますよって言われたら、コロナ禍というのもあって、全員の顔を合わせてコミュニケーションをとることが、今はどうしてもしづらい状況で。2017年のスタート時は、新人のがっくんが『新人です!主役です!』と言って、だんだん人も増えてたりして、がっくんとなかなかコミュニケーションがとれなかったり(笑)」
梶原「大学生でしたからね、僕」
島﨑「(笑)。そんなコミュニケーションの積み重ねがあって座組みができあがっているから、別々の場所で戦ってもわかり合えるという...本編の内容じゃないですけど、そういうところはある気がしますね」
梶原「あと、僕のことも周りの方々がよくわかってくださっているというか。音響監督の高桑一(※「高」は正しくは「はしごだか」)さんもそうですけど、上手いイジり方をしてくれたりして。現場に居やすい空気感を作ってもらえているなと感じていました。やっぱり長く作品をやっている分、たくさんコミュニケーションが取れてきたなとは思いますね」

――映画「ブラッククローバー 魔法帝の剣」の公開を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします
島崎「『ブラッククローバー』という作品は、魔法で全てを評価される世界で、魔力を全く持たないアスタが真っ直ぐに魔法帝を目指して、一歩一歩を積み重ね続けていくというお話なんですが、すごく背中を押してもらえる作品だと思っています。とてもポジティブなエネルギーをもらえる作品だと思うので、よろしければぜひ『ブラッククローバー』シリーズ全体を余すことなく楽しんで、いっぱい元気をもらって、皆さんのより良い生活に生かしてもらえたらうれしいなと思います」
梶原「テレビシリーズの時からそうだったんですが、『アスタのようになりたい』と思って過ごしてきたところもあったんですね。諦めない姿だったりとか、夢に向かって努力を続ける姿勢だったり、そういうところが今回の映画でもより強く感じられると思うので、観ている方それぞれがアスタの姿を見て、自分の夢や目標に向かう力をもらってくれればうれしいなと思っています。そうできるように僕も全身全霊で演じたので、力をもらってくれればうれしいです!」
撮影・取材・文=中村実香
公開情報
映画「ブラッククローバー 魔法帝の剣」
2023年6月16日(金)全国公開&世界独占配信
公式サイト:https://bclover-movie.jp/
-
<鈴木杏奈×桜木舞華 ウタヒメドリーム・クロストーク⑦>「みなさんの期待は裏切りません。私はウタヒメクイーンですから」
提供元:HOMINIS2/21(金) -
竹内朱莉がソロデビュー!石田亜佑美、岸本ゆめのが2024年を漢字一文字で表すと...?
提供元:HOMINIS2/21(金) -
<花耶×HiREN ウタヒメドリーム・クロストーク⑥>「ひとりぼっちの誰かの側に、寄り添えますように」
提供元:HOMINIS2/20(木) -
<礒部花凜×水月ひかり ウタヒメドリーム・クロストーク⑤>「新しい私たちに会いに来てください」
提供元:HOMINIS2/19(水) -
つばきファクトリーがにらめっこ!表情管理のコツを公開...八木栞「はっちゃけすぎてモザイクをかけてもらったほうが良いんじゃないかな(笑)」
提供元:HOMINIS2/19(水)