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「紅5」メンバー・如月蓮、天寿光希がその絆を見せつける「天寿画伯の威力がすごくて、びっくりしました(笑)」

2023.5.23(火)

宝塚歌劇団の大ファンでもある、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太。まだファン歴の浅い彼が"宝塚男子"を目指し、OGゲストや専門家・研究家の方々から「宝塚歌劇団」に関する知識やしきたりを学び、その魅力を伝える番組「山里亮太の宝塚男子になってもいいですか?」。シーズン3の幕開けを飾る、第8幕のゲストは、3月に開催された番組初のリアルイベントの昼の部に出演した、宝塚歌劇団星組から生まれたユニット「紅5」のメンバーでもある元星組スター・如月蓮と天寿光希。番組収録後、インタビューを行い、"宝塚男子"への印象などを聞いた。

「紅5」メンバーの如月蓮、天寿光希
「紅5」メンバーの如月蓮、天寿光希

⒞スカパー!

――まずは収録を終えての感想をお聞かせください。

如月「山ちゃんさんと宝塚の話をするのがすごく楽しみだったんですよ。宝塚のいいところとか、見どころといった話をもっともっとしたいなって思えるような番組になって本当に嬉しかったです。そして、やっぱり天寿画伯の威力がすごかったので、改めてびっくりしました(笑)。 あと、前回のイベントの時に紅5のみんなに久しぶりに会って、みんなが揃ったときの空気感を思い出して、またこうして番組に呼んでいただいて、紅5についてお話しすることができたのは、すごく嬉しかったです」

天寿「如月さんとご一緒ということで、5人の中の2人だけっていうこの空気感って最近あまりなかったじゃないですか。5人揃った時のそれぞれの空気感と、2人しかいない時の2人で出す空気感って、また全然別物で。それを山里さんという、話術が巧みな素晴らしい方と一緒に3人でトークできたっていうのが、本当に楽しすぎる時間であっという間でした」

⒞スカパー!

⒞スカパー!

――"宝塚男子"には、どのような印象を抱いていますか?
天寿「自分が舞台に立っていた時と、ここ最近とをくらべると、客席にいらっしゃる男の方の人口が絶対に増えていると思うんです。作品によってやはり波がありますが、今回の役は男性の方がリピートする率が高いんだなって肌で感じる公演もあります。女性のお客様は、今でもかなり多いと思うので、これからは男性をゲットだぜ!の時代かな、と思います」

如月「宝塚の演出家の先生も、男性の方が多かったりするんですよね。 男性の方がより乙女にもなれるし、作品によっては、より魅力的に描くことができるんじゃないかなと思うんですよね。私たちもずっと男役をやっていたので、どちらかというと男心もわかるじゃないですか。そういった面でも、男性の学びの場としても、すごく良いんじゃないかなって思います」

⒞スカパー!

――宝塚の舞台の映像化について、どのようにお感じになっていますか?

⒞スカパー!

⒞スカパー!

如月「夫のお母様が宝塚の舞台を観たことがないのですが、2~3年ぐらいずっとスカパー!で観たのをきっかけにハマったという状況だったんですよ。やっぱり、地方にお住まいなので、なかなか観劇に行ったりできないっていう方が、身近にいたんだっていうことを改めて知ったんです。思い返すと私も、劇場に通えるようになる前はDVD買ったりと、擦り切れるほど観るじゃないですけど、毎日家に帰って「EL DORADO(エル・ドラード)」と「エリザベート」延々繰り返すみたいな(笑)。本当に何回でも観られちゃうんですよね、不思議と。あと、カセットに録音してウォークマンに入れて、それを聞いていましたね」

天寿「やりました、やりました!」

如月「普段の生活とは全く異次元に行けるのが劇場で、生活の一部に取り込めるのが、映像の良さかなって思います」

天寿「まさしくそうですね! 舞台は遠くから観るので、全体のシルエット、そして顔はあんまり分からないじゃないですか。オペラグラスで観たとしても、目の動きを若干追えるけれど、ほとんどが耳からの情報になるのが舞台なんですけど、やっぱりアップで観られる! これはもう映像しかございません! 舞台の楽しさを映像で観るっていうのは。 五粒ぐらい美味しくなるんじゃないかなと思います。アングルも、トップさんと二番手、三番手さん、娘役さんとあったり。リピートできるっていうのと、アップっていうのは、もうファンにはたまりません! あとは地方の人間としては、やはりもう秋田に帰っても観られるっていうのは、本当に助けというか、自分と宝塚を繋ぎ続けたのは映像のおかげです」

⒞スカパー!

――生まれ変わってもまた宝塚歌劇団に入団したいですか? そして次は男役、娘役のどちらを選びますか?

⒞スカパー!

如月「私は多分、絶対入って男役やりたいと思うと思います。できれば、今の知識を得た状態でもう1回行きたい!(笑) そうすれば、もうちょっとまた別の何かがあったかもしれない(笑)」

天寿「私も生まれ変わっても、同じ道を目指すと思います」

如月「娘役もいいよね」

天寿「体型と顔がまた違ったら、また考える。華奢で丸顔で首長くって...っていう自分の鏡に映った姿だったら、娘役を選ぶかもしれない」

⒞スカパー!

――最後に番組の配信を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。
天寿「今回は如月蓮さんとご一緒させていただきましたが、この2人の、れんれん・てんてんの今までの歴史、絆もそうですが、やっぱり宝塚って積み重ねてきた時間があるから、今のこの私たちがあるので、そういった意味で、少しでも宝塚を観るきっかけになったら嬉しいなあと思います。そして、今、現役生徒が舞台に立っておりますが、それぞれ時を重ねているので、今のこの時間を今後とも温かく見守っていただけたら、1人の卒業生としてすごく嬉しく思います」

如月「山里さんは、私が卒業してから宝塚にハマられたんですけど、お互い宝塚を通してこんなに楽しい話ができたっていうのも自分的には奇跡だなと思っています。山里さんのような新規の男性のファンの方が増えたりして、どの世代でも宝塚の話を楽しめるっていうのがすごくいいなって今実感しているところです。映像と舞台の違いとか、本当にいろんな角度から楽しめるのが宝塚だと思うので、その1つとしてこの番組を楽しんでいただけたら嬉しいなあって思います」

文=中村実香

放送情報

山里亮太の宝塚男子になってもいいですか?Season3 新作第8幕
MC:山里亮太 ゲスト:如月蓮 (元星組スター)&天寿光希(元星組スター)
配信日時:<前編>2023年6月10日(土)10時~開始
<後編>2023年7月8日(土)10時~開始
配信先:スカパー!番組配信 チャンネル:「オール契約者」チャンネル
https://www.skyperfectv.co.jp/program/st/promo/sptvtakarazukadanshi/

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