「セブチ」のファンダムが急拡大!K-POP史を塗り替えたSEVENTEENの新アルバム「FML」が熱狂を呼ぶ背景
2023.5.11(木)
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4月24日(日本発売は4月26日)にリリースした10thミニアルバム「FML」が、K-POP業界を席巻している"セブチ"ことSEVENTEEN。発売初日で約399万枚超を叩き出した驚異的なセールスは、もちろんK-POP歴代No.1の大記録。4thフルアルバムのリパッケージ盤「SECTOR 17」以来、約9ヶ月ぶりとなる待望のカムバックだったとはいえ、期待値を遥かに上回る反響ぶりに、CARAT(ファンの名称)はもちろん、K-POP界全体が熱視線を送っている。
■Wタイトル曲を収録した「FML」が爆発的ヒット!自主制作ドルとしての確かな実力
(C)KBS
全曲の制作に関わり、アルバムプロデューサーも務めたWOOZI(ウジ)を筆頭に、メンバーが作詞作曲に参加したこのアルバム。「2曲ともタイトル曲として諦められないほど完成度が高かった」という理由から、グループ初となるWタイトル曲「F*ck My Life」と「Super(孫悟空)」を発表したことも評判を高めた要因だ。
また、"自主制作ドル"として多彩な楽曲制作のみならず、振り付けやステージ演出を担当することでも知られており、13人という大所帯を生かしたフォーメーションや一糸乱れぬダンスも、彼らを語る上で欠かせない魅力の1つ。「Super(孫悟空)」のMVでは200人を超えるダンサーを引き連れての大スケールのパフォーマンスも大きな話題となった。
■大所帯のセブチならではの一体感!パワフルな「Super(孫悟空)」の世界観
(C)KBS
そんな爆発的なスタートダッシュを飾ったセブチは、リリース直後の4月28日に韓国KBSで放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1161」に出演。タイトル曲の1つ、「Super(孫悟空)」をパフォーマンスし、大勢のダンサーを連れてMV顔負けの迫力のパフォーマンスを繰り広げた。
デニムとモノトーンを基調としたコスチュームに身をつつんで登場した13人は、"アンセム感"のある壮大な冒頭のサウンドから、ジャージークラブの特徴的なキックドラムが鳴り響くハイテンポなサウンドに合わせて細かなダンスを展開。複雑な振り付けながら、13人がピタリと揃う"カル群舞"でのっけから圧倒していく。
(C)KBS
(C)KBS
WOOZIの一声から始まり、WONWOO(ウォヌ)、MINGYU(ミンギュ)、JEONGHAN(ジョンハン)と次々と移り変わる担当パートに合わせてポジションチェンジを鮮やかに繰り返し、巧みな構成で畳みかける。やがて特徴的な中華的サウンドへと突入するサビでは、しなやかで妖艶なダンスへと変わるメリハリのあるパフォーマンスに、グイグイと引き込まれてしまう。
(C)KBS
また、"孫悟空"というタイトルに相応しく「ドラゴンボール」を思わせるようなユニークな振り付けも散りばめられており、"かめはめ波"のような特徴的な型から、WOOZIやS.COUPS(エスクプス)がまるで"筋斗雲"に乗るかのようにダンサーに担がれるリフトなど、楽曲の世界観を存分に表現した。
■体調不良のスングァンへの温かいメッセージも!メンバー間の絆を感じるインタビュー
LE SSERAFIM(ルセラフィム)のEUNCHAE(ウンチェ)と俳優のイ・チェミンがMCを務めるインタビューコーナーには、パフォーマンスチームのHOSHI(ホシ)、DINO(ディノ)、JUN(ジュン)、THE 8(ディエイト)の4人で登場。アニメにおける指を眉に当てる瞬間移動のポーズを模したダンスをレクチャーした。
(C)KBS
また、体調不良のためカムバック活動への欠席が続いていたSEUNGKWAN(スングァン)が復帰したことでも注目を集めていたこの日。SEUNGKWANの心情を慮ったJUNが、「メインボーカルなのにダンスもうまくて、パフォーマンスチームとしては勘弁して欲しい」とおどけつつも、「メンバーみんなが見守っているよ」と温かい言葉を発信。絆が見え隠れしたメッセージがファンの間でも大きな話題を集めた。
■新ユニットとしてデビュー!NCT DOJAEJUNG(ドジェジョン)による美しいハーモニー
(C)KBS
この日の放送は、NCTのユニットとしてデビューを飾ったNCT DOJAEJUNG(ドジェジョン)のステージも話題に。4月17日に発売したミニアルバム「Perfume」から同名タイトル曲をパフォーマンスした。
新ユニットは、NCTの中でも歌唱力に定評のあるDOYOUNG(ドヨン)、JAEHYUN(ジェヒョン)、JUNGWOO(ジョンウ)の3人で構成。グルーヴィなR&Bサウンドが心地よい「Perfume」でも、甘美なハーモニーを披露した。DOYOUNGがファルセット気味の高音を響かせ、JAEHYUNはパワフルな低音でアクセントを与え、そしてJUNGWOOの透明感のある声が包み込む...三者三様の個性が見事に溶け合った歌声は圧巻だった。
(C)KBS
(C)KBS
また、愛について歌った楽曲の優美な世界観を全身で表現した3人。クールなファッションを着こなす完璧なビジュアルに、体のラインを意識した滑らかで色っぽいダンス、そして儚げな顔つきをキープする巧みな表情管理...。3人それぞれがトップアーティストとしての実力を証明するステージを展開した。
(C)KBS
インタビューでは、ダンスチャレンジが大きな盛り上がりを見せている"香水をつける仕草"について解説。この日のランキングで1位を獲得したら、僕たちの香水の香りをファンに共有すると宣言。公約通り、首位獲得後のアンコールステージでは香水を振りかけるパフォーマンスを披露し、ファンを熱狂させていた。
(C)KBS
(C)KBS
■第4世代を代表するガールズグループ、IVEやKep1erも存在感を発揮!
NCT DOJAEJUNGと1位を争ったIVE(アイヴ)は、3週連続で「I AM」と「Kitsch」の2曲をパフォーマンスし、音楽番組での1位連発も納得のハイクオリティなパフォーマンスを展開。WONYOUNG(ウォニョン)のウェービーなヘアにYUJIN(ユジン)の三つ編みといった珍しいスタイルにも注目が集まった。
(C)KBS
(C)KBS
また同じく3週連続で登場したKep1er(ケプラー)は、ピンクと黒を基調としたガーリーかつクールな衣装に身を包み、愛嬌たっぷりに新曲「Giddy」の世界観を表現。待望の日本初ツアー「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 <FLY-BY>」を間近に控えているだけに、彼女たちの最新パフォーマンスをチェックしておきたい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
ミュージックバンク(字幕付き) #1161(韓国放送日:4月28日)
放送日時:2023年5月12日(金)18:40~、5月14日(日)22:30~
※字幕付き放送は毎週(金)18:40~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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